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公開番号2024164513
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-27
出願番号2023080048
出願日2023-05-15
発明の名称顔写真作成装置およびプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人
主分類G06T 1/00 20060101AFI20241120BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザ端末で撮影した撮影画像から顔写真を好適に作成できる顔写真作成装置等を提供する。
【解決手段】顔写真作成装置3は、ユーザ端末2で撮影されたユーザの撮影画像から人物領域を抽出する抽出手段310と、人物領域の抽出結果についてユーザの承認を受け付ける承認受付手段320と、ユーザによる抽出結果の承認後、人物領域と第1の背景とを合成した顔写真を作成する顔写真作成手段330と、を有する。承認受付手段320は、人物領域の抽出結果についてユーザの承認を受け付けるに際し、ユーザによる抽出結果の確認のため、人物領域と、第1の背景とは異なる第2の背景とを合成した合成画像を作成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ端末で撮影されたユーザの撮影画像から人物領域を抽出する抽出手段と、
前記人物領域の抽出結果についてユーザの承認を受け付ける承認受付手段と、
ユーザによる前記抽出結果の承認後、前記人物領域と第1の背景とを合成した顔写真を作成する顔写真作成手段と、
を有することを特徴とする顔写真作成装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記承認受付手段は、前記人物領域の抽出結果についてユーザの承認を受け付けるに際し、ユーザによる抽出結果の確認のため、前記人物領域と、前記第1の背景とは異なる第2の背景とを合成した合成画像を作成することを特徴とする請求項1記載の顔写真作成装置。
【請求項3】
前記第1の背景と前記第2の背景は、それぞれ単色のものであり、その色が異なることを特徴とする請求項2記載の顔写真作成装置。
【請求項4】
前記抽出手段は、人物領域の抽出に機械学習モデルを使用することを特徴とする請求項1記載の顔写真作成装置。
【請求項5】
前記承認受付手段は、前記人物領域の抽出結果についてユーザの承認を受け付けるに際し、ユーザによる抽出結果の確認のため、前記人物領域を単色で表した画像を作成することを特徴とする請求項1記載の顔写真作成装置。
【請求項6】
前記承認の代わりに、前記ユーザ端末でユーザを再度撮影する旨の選択を受け付ける再撮影受付手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の顔写真作成装置。
【請求項7】
コンピュータを、
ユーザ端末で撮影されたユーザの撮影画像から人物領域を抽出する抽出手段と、
前記人物領域の抽出結果についてユーザの承認を受け付ける承認受付手段と、
ユーザによる前記抽出結果の承認後、前記人物領域と第1の背景とを合成した顔写真を作成する顔写真作成手段と、
を有する顔写真作成装置として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、顔写真を作成する顔写真作成装置等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
街頭の証明写真機は、人事台帳や社員証などに使用する社員等の顔写真の撮影に用いられることがある。撮影環境の整った証明写真機内で顔写真の撮影を行うことで、多くの社員等の顔写真を、均一且つ良好な撮影環境下で撮影することが可能である。また特許文献1には、証明写真機での顔写真の撮影から管理までを担うサービスも提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-276962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、顔写真の撮影は、社員等が証明写真機の設置箇所まで出向いて行う必要があり、利便性の面では、社員等が所持するスマートフォンなどのユーザ端末による撮影を可能とすることが望ましい。
【0005】
この場合、撮影を何処でも行うことができるが、撮影環境等の違いから、撮影画像における人物領域の背景は様々であり、社員等の顔写真として統一感を出しづらいという課題がある。また撮影画像には、社員等の他に、プライバシーや機密情報に関わる事物が写り込んでいる恐れもある。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザ端末で撮影した撮影画像から顔写真を好適に作成できる顔写真作成装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決するための第1の発明は、ユーザ端末で撮影されたユーザの撮影画像から人物領域を抽出する抽出手段と、前記人物領域の抽出結果についてユーザによる承認を受け付ける承認受付手段と、ユーザによる前記抽出結果の承認後、前記人物領域と第1の背景とを合成した顔写真を作成する顔写真作成手段と、を有することを特徴とする顔写真作成装置である。
【0008】
本発明では、ユーザ端末で撮影した撮影画像から人物領域を抽出し、人物領域と所定の背景とを合成することで顔写真を作成する。これにより、社員等の顔写真として背景に統一感のあるものを作成でき、撮影画像に写り込んだプライバシーや機密情報に関わる事物を取り除くこともできる。また、撮影画像によっては人物領域の抽出が不完全に行われることもあり、そのままだと顔写真が好ましくないものとなる恐れが存在するが、本発明では、人物領域の抽出結果についてユーザによる承認を受け付けるので、不完全に抽出される人物領域が顔写真に用いられるのを防止できる。これらの効果により、本発明の顔写真作成装置では、社員等の顔写真を好適に作成できる。
【0009】
前記承認受付手段は、前記人物領域の抽出結果についてユーザの承認を受け付けるに際し、ユーザによる抽出結果の確認のため、前記人物領域と、前記第1の背景とは異なる第2の背景とを合成した合成画像を作成することが望ましい。例えば、前記第1の背景と前記第2の背景は、それぞれ単色のものであり、その色が異なる。
人物領域の抽出結果について承認を受け付ける際は、ユーザによる抽出結果の確認のため、顔写真の背景とは別の背景に人物領域を合成し、その合成画像により抽出結果の可否判断を行いやすくすることが可能である。合成画像の背景は、例えば赤やピンクなど、通常の顔写真の背景と異なる、人物領域が目立ちやすい色とすることで、判断の助けになる。
【0010】
前記抽出手段は、人物領域の抽出に機械学習モデルを使用することが望ましい。
ユーザ端末で撮影した撮影画像からの人物領域の抽出は、機械学習モデルを利用し、AI(人工知能)により高精度に行うことが可能である。仮に人物領域の抽出が不完全に行われる場合でも、本発明では、抽出結果のユーザによる承認を経ることで、不完全に抽出される人物領域が顔写真として用いられるのを避けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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