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公開番号
2024169690
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024166919,2021131823
出願日
2024-09-26,2019-12-26
発明の名称
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
H04N
19/119 20140101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】予測誤差が低減されることによる符号化性能向上効果及びオブジェクト境界に対して適切なブロック分割境界が選択されることによる主観画質向上効果を実現すること。
【解決手段】本発明に係る画像復号装置200は、矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用するように構成されているマージ部241A2を備え、マージ部241A2は、幾何学ブロック分割マージの適用有無を特定するように構成されているマージモード特定部241A21を具備し、マージモード特定部241A21は、幾何学ブロック分割マージの適用有無を、対象ブロックのブロックアスペクト比により判定する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
画像復号装置であって、
矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用するように構成されているマージ部を備え、
前記マージ部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を特定するように構成されているマージモード特定部を具備し、
前記マージモード特定部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を、前記対象ブロックのブロックアスペクト比により判定することを特徴とする画像復号装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記マージ特定部は、前記対象ブロックのブロックアスペクト比が8以上である場合、前記対象ブロックに対して前記幾何学ブロック分割マージの適用を禁止することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項3】
矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用する工程を有する画像復号方法であって、
前記工程は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を特定する工程Aを有し、
前記工程Aは、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を、前記対象ブロックのブロックアスペクト比により判定することを特徴とする画像復号方法。
【請求項4】
コンピュータを、画像復号装置として機能させるプログラムであって、
前記画像復号装置は、矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用するように構成されているマージ部を備え、
前記マージ部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を特定するように構成されているマージモード特定部を具備し、
前記マージモード特定部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を、前記対象ブロックのブロックアスペクト比により判定することを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像復号装置、画像復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1及び非特許文献2に、QTBTTT(Quad-Tree-Binary-Tree-Ternary-Tree)と呼ばれる矩形によるブロック分割技術(矩形分割技術)が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Versatile Video Coding(Draft 7)、JVET-N1001
ITU-T H.265 High Efficiency Video Coding
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術における矩形によるブロック分割のみでは、ブロック境界に対して任意の方向にオブジェクト境界が現れる場合、オブジェクト境界に対して適切なブロック分割を選択されない可能性があるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用することにより、任意の方向に現れるオブジェクト境界に対して、適切なブロック分割形状が選択されるようになるため、結果的に予測誤差が低減されることによる符号化性能向上効果及びオブジェクト境界に対して適切なブロック分割境界が選択されることによる主観画質向上効果を実現することができる画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、画像復号装置であって、矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用するように構成されているマージ部を備え、前記マージ部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を特定するように構成されているマージモード特定部を具備し、前記マージモード特定部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を、前記対象ブロックのブロックアスペクト比により判定することを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用する工程を有する画像復号方法であって、前記工程は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を特定する工程Aを有し、前記工程Aは、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を、前記対象ブロックのブロックアスペクト比により判定することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、画像復号装置として機能させるプログラムであって、前記画像復号装置は、矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用するように構成されているマージ部を備え、前記マージ部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を特定するように構成されているマージモード特定部を具備し、前記マージモード特定部は、前記幾何学ブロック分割マージの適用有無を、前記対象ブロックのブロックアスペクト比により判定することを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、矩形分割された対象ブロックに対して、幾何学ブロック分割マージを適用することにより、任意の方向に現れるオブジェクト境界に対して、適切なブロック分割形状が選択されるようになるため、結果的に予測誤差が低減されることによる符号化性能向上効果及びオブジェクト境界に対して適切なブロック分割境界が選択されることによる主観画質向上効果を実現することができる画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る画像処理システム1の構成の一例を示す図である。
一実施形態に係る画像符号化装置100の機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像符号化装置100のインター予測部111の機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200のインター予測部241の機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像符号化装置100のインター予測部111のマージ部111A2の機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200のインター予測部241のマージ部241A2の機能ブロックの一例を示す図である。
一実施形態に係る画像復号装置200のインター予測部241のマージモード特定部241A21における幾何学ブロック分割マージの適用有無の特定方法の一例について示すフローチャートである。
一実施形態に係る画像復号装置200のインター予測部241のマージモード特定部241A21における幾何学ブロック分割マージの適用有無の特定方法の一例について示すフローチャートである。
一実施形態に係る画像復号装置200のインター予測部241のマージモード特定部241A21における幾何学ブロック分割マージの適用有無の特定方法の一例について示すフローチャートである。
一変更例に係る幾何学ブロック分割パタンの規定方法の一例を示す図である。
一変更例に係る幾何学ブロック分割パタンを規定する仰角φの一例を示す図である。
一変更例に係る幾何学ブロック分割パタンを規定する位置(距離ρ)の一例について示す図である。
一変更例に係る仰角φ及び距離ρの規定方法に関する一例を示す図である。
一変更例に係る幾何学ブロック分割パタンを規定する仰角φと距離(位置)ρとの組み合わせを示すインデックステーブルの一例を示す図である。
一変更例に係る対象ブロックのブロックサイズ又はブロックアスペクト比に応じた「partition_idx」の復号方法の制御の一例について説明するための図である。
一実施形態に係るマージリストへの動き情報登録・剪定処理の一例を示すフローチャートである。
一実施形態に係るマージリストへの動き情報登録・剪定処理の結果、構築されたマージリストの一例を示す図である。
一実施形態に係る空間マージについて説明するための図である。
一実施形態に係る時間マージについて説明するための図である。
一実施形態に係る時間マージにおいて継承される動きベクトルのスケーリング処理の一例について説明するための図である。
一実施形態に係るヒストリーマージについて説明するための図である。
一変更例に係る幾何学ブロック分割マージ有効時の対象ブロックにおける幾何学ブロック分割パタンの一例及び対象ブロックに対する空間マージと時間マージとの位置関係の一例を示す図である。
一変更例に係る幾何学ブロック分割マージ有効時の対象ブロックにおける幾何学ブロック分割パタンの一例及び対象ブロックに対する空間マージと時間マージとの位置関係の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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