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公開番号2025095909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212302
出願日2023-12-15
発明の名称通信装置、無線デバイス及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 24/10 20090101AFI20250619BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線デバイスがフィードバックするセンシング信号の受信結果のデータ量を低減させる。
【解決手段】通信装置は、複数の送信ビームそれぞれでセンシング信号を送信する送信手段と、前記送信手段によって送信されたセンシング信号を1つ以上の受信ビームで受信する無線デバイスに対してフィードバック条件を通知する通知手段と、を備え、前記フィードバック条件は、前記無線デバイスが前記1つ以上の受信ビームそれぞれで受信するセンシング信号の内、前記無線デバイスが前記通信装置に受信結果をフィードバックする対象センシング信号が満たすべき1つ以上の条件を示す。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
複数の送信ビームそれぞれでセンシング信号を送信する送信手段と、
前記送信手段によって送信されたセンシング信号を1つ以上の受信ビームで受信する無線デバイスに対してフィードバック条件を通知する通知手段と、
を備え、
前記フィードバック条件は、前記無線デバイスが前記1つ以上の受信ビームそれぞれで受信するセンシング信号の内、前記無線デバイスが前記通信装置に受信結果をフィードバックする対象センシング信号が満たすべき1つ以上の条件を示す、通信装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記1つ以上の条件は、前記無線デバイスでの受信電力が第1閾値より大きいセンシング信号との条件を含む、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記1つ以上の条件は、前記複数の送信ビームの内の1つ以上の指定送信ビームで送信されたセンシング信号との条件を含む、請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記1つ以上の受信ビームは、複数の受信ビームであり、
前記1つ以上の条件は、前記複数の受信ビームの内の1つ以上の指定受信ビームで受信するセンシング信号との条件を含む、請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記1つ以上の条件は、ドップラシフトが第2閾値より大きい、又は、ドップラシフトの絶対値が第2閾値より大きいセンシング信号との条件を含む、請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記1つ以上の条件は、ドップラシフトが第2閾値より小さい、又は、ドップラシフトの絶対値が第2閾値より小さいセンシング信号との条件を含む、請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記通信装置は、基地局装置であり、
前記センシング信号は、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)である、請求項1に記載の通信装置。
【請求項8】
通信装置から複数の送信ビームそれぞれで送信されたセンシング信号を、1つ以上の受信ビームで受信する無線デバイスであって、
前記通信装置からフィードバック条件を受信する受信手段と、
前記通信装置によって送信され、前記1つ以上の受信ビームそれぞれで受信するセンシング信号の内、前記フィードバック条件が示す1つ以上の条件を満たすフィードバック対象センシング信号の受信結果を前記通信装置にフィードバックするフィードバック手段と、
を備えている無線デバイス。
【請求項9】
前記1つ以上の条件は、前記無線デバイスでの受信電力が第1閾値より大きいセンシング信号との条件を含む、請求項8に記載の無線デバイス。
【請求項10】
前記1つ以上の条件は、前記複数の送信ビームの内の1つ以上の指定送信ビームで送信されたセンシング信号との条件を含む、請求項8に記載の無線デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、センシング信号によるセンシング技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、移動通信ネットワークにおけるセンシングサービスの様々なユースケースを開示している。非特許文献1が開示する複数の構成の内の1つにおいては、無線通信装置である基地局装置(BS)がセンシング用の信号を送信し、無線デバイス(WD)がセンシング用の信号の受信結果を当該基地局装置にフィードバックすることで、当該基地局装置は、センシングデータを収集している。基地局装置は、収集したセンシングデータに基づき、基地局装置がサービス提供するエリアの環境、例えば、無線信号の伝搬の障害となる障害物等を検知する。なお、障害物は、建物等の静止物体や、車両等の移動物体を含む。なお、センシング用の信号として、通信用に用いられる信号を活用することで、効率的に、通信及びセンシングを行うことも考えられる。
【0003】
特許文献1は、センシング用の信号と通信用の信号を統合したISAC(Integrated Sensing And Communication)と呼ばれるシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/205961号明細書
【非特許文献】
【0005】
3GPP TR 22.837,V19.0.0,2023年6月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、図1に示す様に、N個(Nは2以上の整数)の送信ビームT#1~T#Nを送信する様にBS1を構成し、M個(Mは1以上の整数)の受信ビームR#1~R#Mを受信する様に各WD2を構成する。そして、センシング用の信号(以下、センシング信号とと表記する)をN個の送信ビームそれぞれでBS1に送信させる。その様に構成することで、各WD2は、M個の受信ビームそれぞれにおいて、N個の送信ビームで送信されたセンシング信号を受信し得る。
【0007】
つまり、送信ビームT#n(nは1~Nまでの整数)で送信されたセンシング信号の受信ビームR#m(mは1~Mまでの整数)での受信結果を受信結果#nmと表記すると、各WD2は、受信結果#11~受信結果#NMの最大N×M個の受信結果を取得し得る。したがって、各WD2は、最大N×M個の受信結果を示すフィードバックデータをBS1にフィードバックし、BS1は、各WD2からの最大N×M個の受信結果を示すフィードバックデータに基づきセンシングを行うことができる。
【0008】
しかしながら、各WD2からのフィードバックデータのデータ量が多くなると、BS1の計算量が増加、つまり、BS1の処理負荷が増大する。
【0009】
本開示は、無線デバイスがフィードバックするセンシング信号の受信結果のデータ量を低減させる技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一側面によると、通信装置は、複数の送信ビームそれぞれでセンシング信号を送信する送信手段と、前記送信手段によって送信されたセンシング信号を1つ以上の受信ビームで受信する無線デバイスに対してフィードバック条件を通知する通知手段と、を備え、前記フィードバック条件は、前記無線デバイスが前記1つ以上の受信ビームそれぞれで受信するセンシング信号の内、前記無線デバイスが前記通信装置に受信結果をフィードバックする対象センシング信号が満たすべき1つ以上の条件を示す。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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