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公開番号2025127846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024786
出願日2024-02-21
発明の名称通信装置、無線デバイス及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 4/38 20180101AFI20250826BHJP(電気通信技術)
要約【課題】センシング精度の劣化を抑えつつ、無線デバイスにおけるセンシングのための処理負荷を適切に制御する。
【解決手段】通信装置は、参照信号を繰り返し送信する送信手段と、前記センシング信号を受信することでセンシングを行う無線デバイスから前記センシングのセンシング結果のフィードバックを受信する受信手段と、前記センシング結果の前記フィードバックに基づき前記無線デバイスが前記センシングを行う第1周期を判定する判定手段と、前記第1周期を前記無線デバイスに通知する通知手段と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
参照信号を繰り返し送信する送信手段と、
前記参照信号を受信することでセンシングを行う無線デバイスから前記センシングのセンシング結果のフィードバックを受信する受信手段と、
前記センシング結果の前記フィードバックに基づき前記無線デバイスが前記センシングを行う第1周期を判定する判定手段と、
前記第1周期を前記無線デバイスに通知する通知手段と、
を備えている、通信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記判定手段は、前記センシング結果の前記フィードバックに基づき前記無線デバイスが前記センシング結果のフィードバックを行う第2周期を判定し、
前記通知手段は、前記第2周期を前記無線デバイスに通知する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記判定手段が判定する前記第1周期は、前記無線デバイスに設定された前記無線デバイスが前記センシング結果のフィードバックを行う周期以下である、請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記判定手段は、前記無線デバイスに設定された前記センシング結果のフィードバックを行う周期より長い周期を前記第1周期として判定した場合、前記第1周期以上の第2周期を判定し、
前記通知手段は、前記センシング結果のフィードバックを行う周期として前記第2周期を前記無線デバイスに通知する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記センシング結果は、前記参照信号のドップラシフトを含み、
前記判定手段は、前記ドップラシフトの絶対値が大きくなる程、前記第1周期を短くする、請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記センシング結果は、前記参照信号のドップラシフトを含み、
前記判定手段は、前記ドップラシフトの絶対値が大きくなる程、前記第2周期を短くする、請求項2に記載の通信装置。
【請求項7】
1つ以上のプロセッサを有する装置の前記1つ以上のプロセッサで実行されると、前記装置を請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置として機能させるプログラム。
【請求項8】
通信装置が繰り返し送信する参照信号を設定された第1周期に従い受信することでセンシングを行うセンシング手段と、
前記センシングのセンシング結果を前記通信装置にフィードバックするフィードバック手段と、
を備え、
前記第1周期は前記通信装置によって更新される、無線デバイス。
【請求項9】
通信装置が繰り返し送信する参照信号を設定された第1周期に従い受信することでセンシングを行うセンシング手段と、
前記センシングのセンシング結果を前記通信装置にフィードバックするフィードバック手段と、
前記センシング結果に基づき前記第1周期を更新する更新手段と、
を備えている、無線デバイス。
【請求項10】
前記フィードバック手段は、前記無線デバイスに設定された第2周期に従い前記フィードバックを行い、
前記更新手段は、前記センシング結果に基づき前記第2周期を更新する、請求項9に記載の無線デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、センシング信号によるセンシング技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、移動通信ネットワークにおけるセンシングサービスの様々なユースケースを開示している。非特許文献1が開示する複数の構成の内の1つにおいては、無線通信装置である基地局装置(BS)がセンシング用の信号(以下、センシング信号と表記する。)を送信し、無線デバイス(WD)がセンシング信号の受信結果を当該基地局装置にフィードバックすることで、移動通信ネットワークは、センシングデータを収集している。移動通信ネットワークは、収集したセンシングデータに基づき、基地局装置がサービスを提供しているエリア(以下、サービスエリアと表記する。)の環境、例えば、無線信号の伝搬の障害となる障害物等を検知する。なお、障害物は、建物等の静止物体や、車両等の移動物体を含む。通信に用いられる信号をセンシング信号として使用することで、効率的に、通信及びセンシングを行うことができる。
【0003】
特許文献1は、センシング信号と通信用の信号を統合したISAC(Integrated Sensing And Communication)と呼ばれるシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/205961号明細書
【非特許文献】
【0005】
3GPP TR 22.837,V19.0.0,2023年6月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、図1に示す様に、N個(Nは1以上の整数)の送信ビームT#1~T#Nを送信する様にBS1を構成し、M個(Mは1以上の整数)の受信ビームR#1~R#Mを受信する様に各WD2を構成する。そして、センシング信号をN個の送信ビームそれぞれで繰り返しBS1に送信させる。以下の説明において、BS1がセンシング信号を送信するタイミングを"送信タイミング"と表記する。送信タイミングは、繰り返されるタイミング、例えば、周期的なタイミングであり得る。その様に構成することで、各WD2は、各送信タイミングにおいて、N個の送信ビームで送信されたセンシング信号をM個の受信ビームそれぞれで受信し得る。
【0007】
つまり、送信ビームT#n(nは1~Nまでの整数)で送信されたセンシング信号の受信ビームR#m(mは1~Mまでの整数)での受信結果(センシング結果)をセンシング結果#nmと表記すると、各WD2は、センシング結果#11~センシング結果#NMの最大N×M個のセンシング結果を各送信タイミングにおいて取得し得る。
【0008】
ここで、センシング精度を高くするには、WD2がセンシング信号のセンシングを行う頻度及びWD2がセンシング結果のフィードバックを行う頻度を高くすることが有効である。しかしながら、センシングの頻度を高くすることで、WD2におけるセンシングのための処理負荷が増大する。また、センシング結果のフィードバックの頻度を高くすることで、BS1やWD2におけるフィードバックのための処理負荷が増大する。したがって、センシング精度の劣化を抑えつつ、WD2におけるセンシングのための処理負荷や、BS1及びWD2におけるフィードバックのための処理負荷が増大することを抑える様に制御することが求められる。
【0009】
本開示は、センシング精度の劣化を抑えつつ、無線デバイスにおけるセンシングのための処理負荷を適切に制御する技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一側面によると、通信装置は、参照信号を繰り返し送信する送信手段と、前記参照信号を受信することでセンシングを行う無線デバイスから前記センシングのセンシング結果のフィードバックを受信する受信手段と、前記センシング結果の前記フィードバックに基づき前記無線デバイスが前記センシングを行う第1周期を判定する判定手段と、前記第1周期を前記無線デバイスに通知する通知手段と、を備えている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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