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公開番号2025140572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040055
出願日2024-03-14
発明の名称通信装置、無線デバイス及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 24/08 20090101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約【課題】フィードバックするセンシング結果の情報量が増大することを抑える。
【解決手段】無線デバイスは、複数の通信装置それぞれが1つ以上の送信ビームで送信する参照信号を、第1受信ビームを含む1つ以上の受信ビームで受信することでセンシングを行うセンシング手段と、前記複数の通信装置それぞれが1つ以上の送信ビームで送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果に基づき障害物を検知する検知手段と、前記複数の通信装置のうちの1つ以上の通信装置が送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果に基づき同じ障害物を検知した場合、前記複数の通信装置のうちの第1通信装置に、前記1つ以上の通信装置のうちの第2通信装置が送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果をフィードバックするフィードバック手段と、を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の通信装置それぞれが1つ以上の送信ビームで送信する参照信号を、第1受信ビームを含む1つ以上の受信ビームで受信することでセンシングを行うセンシング手段と、
前記複数の通信装置それぞれが1つ以上の送信ビームで送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果に基づき障害物を検知する検知手段と、
前記複数の通信装置のうちの1つ以上の通信装置が送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果に基づき同じ障害物を検知した場合、前記複数の通信装置のうちの第1通信装置に、前記1つ以上の通信装置のうちの第2通信装置が送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果をフィードバックするフィードバック手段と、
を備えている、無線デバイス。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記第1受信ビームで受信した前記1つ以上の通信装置それぞれからの前記参照信号の受信電力に基づき前記1つ以上の通信装置から前記第2通信装置を選択する選択手段をさらに備えている、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項3】
前記選択手段は、前記1つ以上の通信装置のうち、前記受信電力が最も高い前記参照信号を送信した通信装置を前記第2通信装置として選択する、請求項2に記載の無線デバイス。
【請求項4】
前記第1通信装置と前記第2通信装置は同じである、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項5】
前記第1通信装置は、前記複数の通信装置のうちの所定の通信装置である、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項6】
1つ以上のプロセッサを有する装置の前記1つ以上のプロセッサで実行されると、前記装置を請求項1から5のいずれか1項に記載の無線デバイスとして機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信装置によるセンシング技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1は、移動通信ネットワークにおけるセンシングサービスの様々なユースケースを開示している。非特許文献1が開示する複数の構成の内の1つにおいては、無線通信装置である基地局装置(BS)がセンシング用の信号(以下、センシング信号と表記する。)を送信し、無線デバイス(WD)がセンシング信号の受信結果を当該基地局装置にフィードバックすることで、移動通信ネットワークは、センシングデータを収集している。移動通信ネットワークは、収集したセンシングデータに基づき、基地局装置がサービスを提供しているエリア(以下、サービスエリアと表記する。)の環境、例えば、無線信号の伝搬の障害となる障害物等を検知する。なお、障害物は、建物等の静止物体や、車両等の移動物体を含む。通信に用いられる信号をセンシング信号として使用することで、効率的に、通信及びセンシングを行うことができる。
【0003】
特許文献1は、センシング信号と通信用の信号を統合したISAC(Integrated Sensing And Communication)と呼ばれるシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2023/205961号明細書
【非特許文献】
【0005】
3GPP TR 22.837,V19.0.0,2023年6月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
例えば、図1に示す様に、N個(Nは1以上の整数)の送信ビームT#1~T#Nを送信する様にBS1を構成し、M個(Mは1以上の整数)の受信ビームR#1~R#Mを受信する様にWD2を構成する。そして、センシング信号をN個の送信ビームそれぞれで繰り返しBS1に送信させる。以下の説明において、BS1がセンシング信号を送信するタイミングを"送信タイミング"と表記する。送信タイミングは、繰り返されるタイミング、例えば、周期的なタイミングであり得る。その様に構成することで、WD2は、各送信タイミングにおいて、N個の送信ビームで送信されたセンシング信号をM個の受信ビームそれぞれで受信し得る。
【0007】
つまり、送信ビームT#n(nは1~Nまでの整数)で送信されたセンシング信号の受信ビームR#m(mは1~Mまでの整数)での受信結果(センシング結果)をセンシング結果#nmと表記すると、WD2は、センシング結果#11~センシング結果#NMの最大N×M個のセンシング結果を各送信タイミングにおいて取得し得る。
【0008】
WD2は、1つのBS1が送信するセンシング信号しか受信できないのではなく、複数のBS1それぞれが送信するセンシング信号を受信することができる。したがって、複数のBS1それぞれが送信するセンシング信号をWD2に受信させてセンシング結果をフィードバックさせることでセンシング精度を高くすることができる。しかしながら、複数のBS1それぞれが送信するセンシング信号のセンシング結果の総てをWD2がフィードバックすると、フィードバックされる情報量が多くなり過ぎる。
【0009】
本開示は、フィードバックするセンシング結果の情報量が増大することを抑える技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一側面によると、無線デバイスは、複数の通信装置それぞれが1つ以上の送信ビームで送信する参照信号を、第1受信ビームを含む1つ以上の受信ビームで受信することでセンシングを行うセンシング手段と、前記複数の通信装置それぞれが1つ以上の送信ビームで送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果に基づき障害物を検知する検知手段と、前記複数の通信装置のうちの1つ以上の通信装置が送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果に基づき同じ障害物を検知した場合、前記複数の通信装置のうちの第1通信装置に、前記1つ以上の通信装置のうちの第2通信装置が送信した前記参照信号の前記第1受信ビームでのセンシング結果をフィードバックするフィードバック手段と、を備えている。
を備えている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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