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公開番号2025161654
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024065026
出願日2024-04-12
発明の名称メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G06T 17/20 20060101AFI20251017BHJP(計算;計数)
要約【課題】符号化効率を向上させること。
【解決手段】本発明に係るメッシュ復号装置200において、インター復号部202Eは、インター復号部202Eは、ビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を復号する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュ復号装置であって、
イントラフレームのビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数を復号するイントラ復号部と、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、を備え、
前記インター復号部は、ビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を復号することを特徴とするメッシュ復号装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記インター復号部は、u(v)、ue(v)、ae(v)及びvu(v)のいずれかを使って、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を示す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項3】
前記インター復号部は、頂点数又は動きベクトル数を示すインター復号部以外の他シンタックスと同じビット解析方法を用いて、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を示す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項4】
前記インター復号部は、vu(v)を使用して、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を示す制御信号を復号することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項5】
前記インター復号部は、u(v)を使用して前記現フレーム又は前記現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を示す制御信号を復号する場合、全てのフレーム又はサブメッシュの最大頂点数又は最大動きベクトル数からvの値を算出することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項6】
頂点数又は動きベクトル数を示すシンタックス及び面数を示すシンタックスを復号する際に用いるビット解析方法を統一することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項7】
面数を示すシンタックスを復号する際に用いるビット解析方法として、vu(v)が使用されることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項8】
メッシュ復号方法であって、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号する工程を有し、
前記工程において、ビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を復号することを特徴とするメッシュ復号方法。
【請求項9】
コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、
前記メッシュ復号装置は、
イントラフレームのビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数を復号するイントラ復号部と、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、を備え、
前記インター復号部は、ビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を復号することを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1又は非特許文献4には、非特許文献5のフレームワークに従って、非特許文献2又は3を用いてメッシュを符号化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Khaled Mammou, Jungsun Kim, Alexis M Tourapis, Dimitri Podborski, and Krasimir Kolarov, “[V-CG] Apple’s Dynamic Mesh Coding CfP Response,” April 2022, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m59281.
Google Draco、2022年5月26日アクセス[Online]、https://google.github.io/draco
Jean-Eudes Marvie, Olivier Mocquard, “[V-DMC][EE4.4-related] An efficient EdgeBreaker implementation,” April 2023, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m63344.
“WD 6.0 of V-DMC,” Jan. 2024, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N00822.
“Information technology - Coded Representation of Immersive Media - Part 5: Visual Volumetric Video-based Coding (V3C) and Video-based Point Cloud Compression (V-PCC),” ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7, ISO/IEC 23090-5:2021(2E).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、頂点数や面数を示すシンタックスのビット解析方法としてue(v)を使うことがあるため、符号量が多い場合、ue(v)の符号化効率が悪いという問題点があった。そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、符号化効率を向上させることができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の特徴は、メッシュ復号装置であって、イントラフレームのビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数を復号するイントラ復号部と、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、を備え、前記インター復号部は、ビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を復号することを要旨とする。
【0006】
本発明の第2の特徴は、メッシュ復号方法であって、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号する工程を有し、前記工程において、ビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を復号することを要旨とする。
【0007】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、前記メッシュ復号装置は、イントラフレームのビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数を復号するイントラ復号部と、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、を備え、前記インター復号部は、ビットストリームから、現フレーム又は現サブメッシュの基本メッシュの頂点数又は動きベクトル数を復号することを要旨とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、符号化効率を向上させることができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るメッシュ処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3Aは、基本メッシュ及び細分割メッシュの一例を示す図である。
図3Bは、基本メッシュ及び細分割メッシュの一例を示す図である。
図4は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202の機能ブロックの一例を示す図である。
図5は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のイントラ復号部202Bの機能ブロックの一例を示す図である。
図6は、Pフレームの基本メッシュの頂点とIフレームの基本メッシュの頂点との間の対応関係の一例を示す図である。
図7は、変更例1、変更例2-1について説明するための図である。
図8は、変更例2-2について説明するための図である。
図9は、制御信号の符号化効率の測定結果の一例を示す図である。
図10は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のインター復号部202Eの機能ブロックの一例を示す図である。
図11は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のインター復号部202Eの動きベクトル予測部202E3による復号対象の頂点のMVPの算出方法の一例を説明するための図である。
図12は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のインター復号部202Eの動きベクトル予測部202E3の動作の一例を示すフローチャートを示す。
図13は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のメッシュバッファ部202Cについて説明するための図である。
図14は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のメッシュバッファ部202Cについて説明するための図である。
図15は、変更例2に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202の変更例について説明するための図である。
図21は、変更例2に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202の変更例について説明するための図である。
図17は、NALヘッダの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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