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公開番号2025150313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051129
出願日2024-03-27
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所
主分類H04L 65/1069 20220101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約【課題】利用者端末に割り当てられたアドレス情報を用いて端末間で通信する。
【解決手段】情報処理装置は、情報処理サービスの利用者端末を識別するための情報と、サービス可否情報とが関連付けられた情報処理サービスデータを記憶する記憶部と、接続元端末から、接続元端末識別情報と接続先端末識別情報とを含む通信要求を受け付ける受付部と、記憶部において通信要求に含まれる接続元端末識別情報に関連付けて記憶されているサービス可否情報がネットワークを介して通信することが可能な端末であることを示す場合、アドレス情報を接続元端末に送信する送信部と、記憶部において通信要求に含まれる接続元端末識別情報に関連付けて記憶されているサービス可否情報がネットワークを介して通信することが可能な端末ではないことを示す場合、アドレス情報に基づいて、接続元端末と接続先端末との間における通信を中継する中継部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の端末の間において通信するための情報処理サービスの利用者端末を識別するための情報と、前記情報処理サービスの利用者端末が前記情報処理サービスとは異なるサービスである通信サービスにおいて提供されるネットワークを介して通信することが可能な端末であるか否かを示すサービス可否情報とが関連付けられた情報処理サービスデータを記憶する記憶部と、
前記情報処理サービスの利用者端末である接続元端末から、前記接続元端末を識別するための接続元端末識別情報と、前記接続元端末が接続先として指定した接続先端末を識別するための接続先端末識別情報とを含む要求であって、前記接続先端末と通信するための要求である通信要求を受け付ける受付部と、
前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続元端末識別情報に関連付けて記憶されている前記サービス可否情報が前記ネットワークを介して通信することが可能な端末であることを示す場合、前記通信サービスの利用者端末が前記ネットワークを介して通信するために割り当てられたアドレス情報であって、前記通信サービスを提供する通信事業者が前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて管理している前記アドレス情報を前記接続元端末に送信する送信部と、
前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続元端末識別情報に関連付けて記憶されている前記サービス可否情報が前記ネットワークを介して通信することが可能な端末ではないことを示す場合、前記通信事業者が前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて管理している前記アドレス情報に基づいて、前記接続元端末と前記接続先端末との間における通信を中継する中継部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記通信要求には、前記接続先端末と通信する通信種類を示す情報がさらに含まれ、
前記情報処理装置は、前記通信事業者から、前記接続先端末が前記ネットワークを介して通信するために前記接続先端末に定められている前記通信サービスにおける通信の品質のグレードを示す情報を取得する取得部をさらに有し、
前記中継部は、さらに、前記通信種類と、前記接続先端末に対応する前記グレードとの関係に基づいて、前記接続元端末と前記接続先端末との間における通信を中継する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記情報処理サービスは、前記複数の端末の間において、音声及び画像のうちの少なくともいずれかを送受信するためのサービスである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記接続先端末識別情報は、前記接続先端末に割り当てられている電話番号及び前記接続先端末の製造番号のうちの少なくともいずれかである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記記憶部は、前記通信サービスの利用者端末を識別するための情報と、前記通信サービスの利用者端末が前記ネットワークを介して通信するために割り当てられた前記アドレス情報とが関連付けられた通信サービデータをさらに記憶し、
前記送信部は、前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて記憶されている前記アドレス情報を前記接続元端末に送信し、
前記中継部は、前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて記憶されている前記アドレス情報に基づいて前記ネットワークを介して前記接続先端末にアクセスする、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報処理装置は、前記送信部が前記アドレス情報を送信した場合、前記アドレス情報を送信したことを、前記接続先端末に通知する通知部をさらに有する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記接続元端末と前記接続先端末との間における通信に伴う通信量を示す通信履歴情報を取得し、取得した通信履歴情報が示す前記通信量に基づいて前記接続元端末と前記接続先端末との前記情報処理サービスの利用に係る料金を算出する算出部と、
前記算出部が算出した料金を、前記接続元端末と前記接続先端末との少なくともいずれかに請求する請求部と、
を有する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記接続元端末には、前記情報処理サービスを利用するための所定のアプリケーションがインストールされており、
前記算出部は、前記所定のアプリケーションが計測した、前記接続元端末と前記接続先端末との間における通信に伴う通信量を示す前記通信履歴情報を取得する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記接続先端末には、前記所定のアプリケーションがインストールされており、
前記ネットワークを介して通信することが可能な前記接続元端末及び前記接続先端末は、前記所定のアプリケーションを介して前記アドレス情報を用いた通信を行い、
前記算出部は、取得した前記通信履歴情報が示す前記接続元端末が前記接続先端末に送信したデータ量、及び前記接続元端末が前記接続先端末から受信したデータ量に基づいて、前記接続元端末と前記接続先端末とのそれぞれの、前記情報処理サービスの利用に係る料金を算出する、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記接続先端末には、前記所定のアプリケーションがインストールされており、
前記ネットワークを介して通信することが可能な前記接続元端末及び前記接続先端末は、前記所定のアプリケーションを介して前記アドレス情報を用いた通信を行い、
前記算出部は、取得した前記通信履歴情報が示す前記接続元端末と前記接続先端末との通信時間に基づいて、前記接続元端末と前記接続先端末とのそれぞれの、前記情報処理サービスの利用に係る料金を算出する、
請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電話を行うためのアプリケーションを用いて、電話回線を介して利用者間で電話を行うことが行われている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-9965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電話回線を提供する通信事業者により、電話回線とは別に通信を行うための通信ネットワークが構築されている。通信事業者が提供する利用者が利用する利用者端末には、通信ネットワークを介して通信できるようにするために、IP(Internet Protocol)アドレス等のアドレス情報が割り当てられる。電話回線を介した電話は電話料金がかかることから、利用者端末に割り当てられたアドレス情報を用いて端末間で通信を行うことにより、安価に電話等を含めた通信をできるようにすることが求められている。また、アドレス情報が割り当てられた端末は通信ネットワークを介して他の端末と通信することができるが、電話機等のようにアドレス情報が割り当てられていない端末においては通信ネットワークを介して他の端末と通信することができない。そのため、他の端末との通信を要求する端末がいずれかの端末であっても他の端末との間で通信をできるようにすることが求められている。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、利用者端末に割り当てられたアドレス情報を用いて端末間で通信できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、複数の端末の間において通信するための情報処理サービスの利用者端末を識別するための情報と、前記情報処理サービスの利用者端末が前記情報処理サービスとは異なるサービスである通信サービスにおいて提供されるネットワークを介して通信することが可能な端末であるか否かを示すサービス可否情報とが関連付けられた情報処理サービスデータを記憶する記憶部と、前記情報処理サービスの利用者端末である接続元端末から、前記接続元端末を識別するための接続元端末識別情報と、前記接続元端末が接続先として指定した接続先端末を識別するための接続先端末識別情報とを含む要求であって、前記接続先端末と通信するための要求である通信要求を受け付ける受付部と、前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続元端末識別情報に関連付けて記憶されている前記サービス可否情報が前記ネットワークを介して通信することが可能な端末であることを示す場合、前記通信サービスの利用者端末が前記ネットワークを介して通信するために割り当てられたアドレス情報であって、前記通信サービスを提供する通信事業者が前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて管理している前記アドレス情報を前記接続元端末に送信する送信部と、前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続元端末識別情報に関連付けて記憶されている前記サービス可否情報が前記ネットワークを介して通信することが可能な端末ではないことを示す場合、前記通信事業者が前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて管理している前記アドレス情報に基づいて、前記接続元端末と前記接続先端末との間における通信を中継する中継部と、を有する。
【0007】
前記通信要求には、前記接続先端末と通信する通信種類を示す情報がさらに含まれてもよいし、前記情報処理装置は、前記通信事業者から、前記接続先端末が前記ネットワークを介して通信するために前記接続先端末に定められている前記通信サービスにおける通信の品質のグレードを示す情報を取得する取得部をさらに有してもよいし、前記中継部は、さらに、前記通信種類と、前記接続先端末に対応する前記グレードとの関係に基づいて、前記接続元端末と前記接続先端末との間における通信を中継してもよい。
【0008】
前記情報処理サービスは、前記複数の端末の間において、音声及び画像のうちの少なくともいずれかを送受信するためのサービスであってもよい。
前記接続先端末識別情報は、前記接続先端末に割り当てられている電話番号及び前記接続先端末の製造番号のうちの少なくともいずれかであってもよい。
【0009】
前記記憶部は、前記通信サービスの利用者端末を識別するための情報と、前記通信サービスの利用者端末が前記ネットワークを介して通信するために割り当てられた前記アドレス情報とが関連付けられた通信サービデータをさらに記憶してもよいし、前記送信部は、前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて記憶されている前記アドレス情報を前記接続元端末に送信してもよいし、前記中継部は、前記記憶部において前記通信要求に含まれる前記接続先端末識別情報に関連付けて記憶されている前記アドレス情報に基づいて前記ネットワークを介して前記接続先端末にアクセスしてもよい。
【0010】
前記情報処理装置は、前記送信部が前記アドレス情報を送信した場合、前記アドレス情報を送信したことを、前記接続先端末に通知する通知部をさらに有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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