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公開番号
2025154113
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056931
出願日
2024-03-29
発明の名称
基地局装置、端末装置及び無線通信方法
出願人
KDDI株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
72/1268 20230101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】PUSCHの同一時間スロットでの端末多重数の拡大を図る。
【解決手段】基地局装置は、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を割り当てる端末に対して、PUSCHで送信するデータ信号に使用する復調用参照信号をPUSCHで送信しない時間スロットを指定するスケジューリング情報をPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で送信する制御部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を割り当てる端末に対して、PUSCHで送信するデータ信号に使用する復調用参照信号をPUSCHで送信しない時間スロットを指定するスケジューリング情報をPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で送信する制御部、
を備える基地局装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
PUSCHで復調用参照信号が送信されずに送信されたデータ信号に対して、過去の復調用参照信号によるチャネル推定結果を使用して復調を行う通信部、
を備える請求項1に記載の基地局装置。
【請求項3】
PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)が割り当てられ且つPUSCHで送信するデータ信号に使用する復調用参照信号をPUSCHで送信しない時間スロットを指定するスケジューリング情報をPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で受信した場合に、前記スケジューリング情報で指定されたPUSCHの前記時間スロットで復調用参照信号を送信しない制御部、
を備える端末装置。
【請求項4】
基地局が、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を割り当てる端末に対して、PUSCHで送信するデータ信号に使用する復調用参照信号をPUSCHで送信しない時間スロットを指定するスケジューリング情報をPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で送信し、
端末が、前記スケジューリング情報をPDCCHで受信し、前記スケジューリング情報で指定されたPUSCHの前記時間スロットで復調用参照信号を送信しない、
無線通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、基地局装置、端末装置及び無線通信方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、「3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)」で標準化されている移動通信システムにおいて、端末がPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)の同一時間スロットでデータ信号と共に送信するDMRS(DeModulation Reference Signal、復調用参照信号)が基地局においてデータ信号の復調に利用されている(例えば、非特許文献1参照)。図5は、従来のDMRSについて説明するための説明図である。図5に示されるように、PUSCHにおいて各時間スロットにDMRS用のリソース(DMRSリソース)が設けられる。DMRSリソースでは、時間、周波数及び符号の領域により、互いに直交する複数のDMRSが多重される。互いに直交するDMRSの数(直交DMRS数)と同数の無線リンクは、基地局において干渉なしでチャネル推定が可能である。
【0003】
図5の例では、PUSCHにおいて、4台の端末UE_1,UE_2,UE_3,UE_4のデータ信号が同一時間スロットでMIMO多重されると共に、当該同一時間スロットのDMRSリソースにより当該4台の端末UE_1,UE_2,UE_3,UE_4の各DMRS(DMRS_1,DMRS_2,DMRS_3,DMRS_4)が多重される。基地局は、当該4台の端末(UE_1,UE_2,UE_3,UE_4)について、端末毎にDMRSによりデータ信号の復調を行う。端末UE_1のデータ信号の復調にはDMRS_1が用いられ、端末UE_2のデータ信号の復調にはDMRS_2が用いられ、端末UE_3のデータ信号の復調にはDMRS_3が用いられ、端末UE_4のデータ信号の復調にはDMRS_4が用いられる。各端末UE_1,UE_2,UE_3,UE_4は、PUSCHにおいて、自己がスケジューリングされた時間スロットでは、DMRSとデータ信号の両方を送信する。言い換えれば、基地局は、PUSCHのスケジューリングにおいて、PUSCHを割り当てる端末に対して、同一時間スロットでDMRSリソースとデータ信号用のリソースの両方を割り当てる。
【0004】
ここで、PUSCHにおいて同一時間スロットでの端末多重数の上限は、基地局のMIMO信号検出性能、又は直交DMRS数により決まる。したがって、PUSCHにおいて、同一時間スロットで直交DMRS数を超える端末数のMIMO多重を行うことはできない。PUSCHにおいて、ある時間スロットでDMRSが割り当てられなかった端末は、当該時間スロットではデータ信号を送信することができない。直交DMRS数は、非特許文献1の規定では24である。したがって、非特許文献1の規定では、PUSCHにおいて同一時間スロットでの端末多重数は最大24である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP, TS 38.212, V18.1.0, 2023-12
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、従来、PUSCHにおいて、同一時間スロットでの端末多重数は、直交DMRS数で制限される。
【0007】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、PUSCHの同一時間スロットでの端末多重数の拡大を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を割り当てる端末に対して、PUSCHで送信するデータ信号に使用する復調用参照信号をPUSCHで送信しない時間スロットを指定するスケジューリング情報をPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で送信する制御部、を備える基地局装置。
本発明の一態様は、上記の基地局装置において、PUSCHで復調用参照信号が送信されずに送信されたデータ信号に対して、過去の復調用参照信号によるチャネル推定結果を使用して復調を行う通信部、を備える基地局装置である。
【0009】
本発明の一態様は、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)が割り当てられ且つPUSCHで送信するデータ信号に使用する復調用参照信号をPUSCHで送信しない時間スロットを指定するスケジューリング情報をPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で受信した場合に、前記スケジューリング情報で指定されたPUSCHの前記時間スロットで復調用参照信号を送信しない制御部、を備える端末装置である。
【0010】
本発明の一態様は、基地局が、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を割り当てる端末に対して、PUSCHで送信するデータ信号に使用する復調用参照信号をPUSCHで送信しない時間スロットを指定するスケジューリング情報をPDCCH(Physical Downlink Control Channel)で送信し、端末が、前記スケジューリング情報をPDCCHで受信し、前記スケジューリング情報で指定されたPUSCHの前記時間スロットで復調用参照信号を送信しない、無線通信方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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