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公開番号
2025161653
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024065025
出願日
2024-04-12
発明の名称
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
G06T
17/20 20060101AFI20251017BHJP(計算;計数)
要約
【課題】現フレーム又は現サブメッシュの頂点数と参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数とが異なる場合に、基本メッシュ又は変位量を復号すること。
【解決手段】本発明に係るメッシュ復号装置200において、インター復号部202Eは、インター復号部202Eは、ビットストリームから現フレーム又は現サブメッシュの動きベクトル数を復号し、復号した動きベクトル数が参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数と異なる時に、現フレーム又は現サブメッシュの頂点数及び一部の頂点座標を調整する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
メッシュ復号装置であって、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、
前記基本メッシュを用いて、基本メッシュの面を細分割する細分割部とを備え、
前記インター復号部は、ビットストリームから現フレーム又は現サブメッシュの動きベクトル数を復号し、復号した前記動きベクトル数が参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数と異なる時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数及び一部の頂点座標を調整することを特徴とするメッシュ復号装置。
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【請求項2】
前記インター復号部は、前記動きベクトル数が前記参照サブメッシュの頂点数より少ない又は同じである時に、前記動きベクトルで前記動きベクトル数まで頂点座標を算出し、他の頂点座標を参照サブメッシュのままにすることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項3】
前記インター復号部は、前記動きベクトル数が前記参照サブメッシュの頂点数より多い時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数を前記動きベクトル数とし、前記動きベクトルで参照サブメッシュの頂点数まで頂点座標を算出し、他の頂点座標を前記動きベクトルのままにすることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項4】
前記インター復号部は、前記動きベクトル数が前記参照サブメッシュの頂点数より多い時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数を前記参照フレームの頂点数とし、前記動きベクトルで前記参照サブメッシュの頂点数まで頂点座標を算出する ことを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項5】
メッシュ復号方法であって、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号する工程Aと、
前記基本メッシュを用いて、基本メッシュの面を細分割する工程Bとを有し、
前記工程Aにおいて、ビットストリームから現フレーム又は現サブメッシュの動きベクトル数を復号し、復号した前記動きベクトル数が参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数と異なる時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数及び一部の頂点座標を調整することを特徴とするメッシュ復号方法。
【請求項6】
コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、
前記メッシュ復号装置は、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、
前記基本メッシュを用いて、基本メッシュの面を細分割する細分割部とを備え、
前記インター復号部は、ビットストリームから現フレーム又は現サブメッシュの動きベクトル数を復号し、復号した前記動きベクトル数が参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数と異なる時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数及び一部の頂点座標を調整することを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1又は非特許文献4には、非特許文献5のフレームワークに従って、非特許文献2又は3を用いてメッシュを符号化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Khaled Mammou, Jungsun Kim, Alexis M Tourapis, Dimitri Podborski, and Krasimir Kolarov, “[V-CG] Apple’s Dynamic Mesh Coding CfP Response,” April 2022, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m59281.
Google Draco、2022年5月26日アクセス[Online]、https://google.github.io/draco
Jean-Eudes Marvie, Olivier Mocquard, “[V-DMC][EE4.4-related] An efficient EdgeBreaker implementation,” April 2023, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m63344.
“WD 6.0 of V-DMC,” Jan. 2024, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N00822.
“Information technology - Coded Representation of Immersive Media - Part 5: Visual Volumetric Video-based Coding (V3C) and Video-based Point Cloud Compression (V-PCC),” ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7, ISO/IEC 23090-5:2021(2E).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、インター予測符号化において現フレーム又は現サブメッシュの頂点数と参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数とが異なる場合、正しくメッシュを復号できないという問題点があった。 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、現フレーム又は現サブメッシュの頂点数と参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数とが異なる場合であっても、基本メッシュ又は変位量を復号することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の特徴は、メッシュ復号装置であって、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、前記基本メッシュを用いて、基本メッシュの面を細分割する細分割部とを備え、前記インター復号部は、ビットストリームから現フレーム又は現サブメッシュの動きベクトル数を復号し、復号した前記動きベクトル数が参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数と異なる時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数及び一部の頂点座標を調整することを要旨とする。
【0006】
本発明の第2の特徴は、メッシュ復号方法であって、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号する工程Aと、前記基本メッシュを用いて、基本メッシュの面を細分割する工程Bとを有し、前記工程Aにおいて、ビットストリームから現フレーム又は現サブメッシュの動きベクトル数を復号し、復号した前記動きベクトル数が参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数と異なる時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数及び一部の頂点座標を調整することを要旨とする。
【0007】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、前記メッシュ復号装置は、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと参照フレームの基本メッシュとを加算することで、基本メッシュを復号するインター復号部と、前記基本メッシュを用いて、基本メッシュの面を細分割する細分割部とを備え、前記インター復号部は、ビットストリームから現フレーム又は現サブメッシュの動きベクトル数を復号し、復号した前記動きベクトル数が参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数と異なる時に、前記現フレーム又は前記現サブメッシュの頂点数及び一部の頂点座標を調整することを要旨とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、現フレーム又は現サブメッシュの頂点数と参照フレーム又は参照サブメッシュの頂点数とが異なる場合であっても、基本メッシュ又は変位量を復号することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るメッシュ処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3Aは、基本メッシュ及び細分割メッシュの一例を示す図である。
図3Bは、基本メッシュ及び細分割メッシュの一例を示す図である。
図4は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202の機能ブロックの一例を示す図である。
図5は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のイントラ復号部202Bの機能ブロックの一例を示す図である。
図6は、Pフレームの基本メッシュの頂点とIフレームの基本メッシュの頂点との間の対応関係の一例を示す図である。
図7は、変更例1、変更例2-1について説明するための図である。
図8は、変更例2-2について説明するための図である。
図9は、制御信号の符号化効率の測定結果の一例を示す図である。
図10は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のインター復号部202Eの機能ブロックの一例を示す図である。
図11は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のインター復号部202Eの動きベクトル予測部202E3による復号対象の頂点のMVPの算出方法の一例を説明するための図である。
図12は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のインター復号部202Eの動きベクトル予測部202E3の動作の一例を示すフローチャートを示す。
図13は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のメッシュバッファ部202Cについて説明するための図である。
図14は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202のメッシュバッファ部202Cについて説明するための図である。
図15は、変更例2に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202の変更例について説明するための図である。
図21は、変更例2に係るメッシュ復号装置200の基本メッシュ復号部202の変更例について説明するための図である。
図17は、NALヘッダの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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