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公開番号2025141103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040870
出願日2024-03-15
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所
主分類H04L 69/18 20220101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約【課題】飛行体ごとに適した通信プロトコルで飛行体が通信できるようにする。
【解決手段】管理サーバ1は、飛行中に画像を撮像する飛行体の飛行予定経路を示す飛行計画情報と、位置ごとの通信品質を示す通信品質情報と、を取得する取得部121と、通信品質情報が示す飛行予定経路上の通信品質に基づいて、第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとのうちどちらか一方を、飛行体が通信に用いる選択通信プロトコルとして選択する選択部123と、飛行体から画像を選択通信プロトコルに従って送信させるための制御情報を、飛行体に送信する送信部124と、を有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
飛行中に画像を撮像する飛行体の飛行予定経路を示す飛行計画情報と、位置ごとの通信品質を示す通信品質情報と、を取得する取得部と、
前記通信品質情報が示す前記飛行予定経路上の前記通信品質に基づいて、第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとのうちどちらか一方を、前記飛行体が通信に用いる選択通信プロトコルとして選択する選択部と、
前記飛行体から前記画像を前記選択通信プロトコルに従って送信させるための制御情報を、前記飛行体に送信する送信部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記送信部は、前記制御情報を前記選択通信プロトコルに従って前記飛行体に送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択部は、前記飛行予定経路の全体の前記通信品質が所定の基準を満たすことを条件として前記第1通信プロトコルを選択し、前記飛行予定経路の少なくとも一部の前記通信品質が前記基準を満たさないことを条件として前記第2通信プロトコルを選択する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択部は、前記飛行体が前記飛行予定経路の飛行を開始する前に前記選択通信プロトコルを選択し、
前記送信部は、前記飛行体が前記飛行予定経路の飛行を開始する前に、前記選択通信プロトコルを前記飛行体に設定するための前記制御情報を送信する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記通信品質は、パケット損失率と通信速度とのうち少なくとも一方を含む、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1通信プロトコルは、前記第2通信プロトコルよりも、パケット損失耐性の強い通信プロトコルである、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2通信プロトコルは、前記第1通信プロトコルよりも、通信遅延の小さい通信プロトコルである、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記送信部は、前記選択部が前記第1通信プロトコルよりも通信遅延が少ない前記第2通信プロトコルを前記選択通信プロトコルとして選択したことを条件として、前記飛行体が前記画像を送信する送信先の数を所定数以下に制限するための前記制御情報を送信する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記飛行計画情報に基づいて、前記飛行予定経路を飛行中の前記飛行体の飛行を補助する補助者の有無を特定する特定部をさらに有し、
前記選択部は、前記通信品質情報が示す前記飛行予定経路上の前記通信品質と、前記特定部が特定した前記補助者の有無と、に基づいて、前記選択通信プロトコルを選択する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記選択部は、前記補助者がいないことを前記特定部が特定したことを条件として前記第1通信プロトコルよりも通信遅延の少ない前記第2通信プロトコルを選択し、前記補助者がいることを前記特定部が特定したことを条件として前記第1通信プロトコルを選択する、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飛行体の通信に関する情報を処理するための情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、WebRTC(Web Real-Time Communication)を利用して、ドローン等の飛行体から情報端末に音声及びビデオを配信するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-51540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
WebRTCの通信プロトコルは、低遅延で映像を配信できるという利点があるものの、パケット損失耐性が低く、ピアツーピア接続のため必要な通信帯域が大きい(多数の配信先への配信が難しい)という特性がある。従来、飛行体ごとに低遅延での映像配信が求められたり多数の配信先への映像配信が求められたりするが、ユーザが飛行体ごとに適した通信プロトコルを選択及び設定することは容易ではなかった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、飛行体ごとに適した通信プロトコルで飛行体が通信できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の情報処理装置は、飛行中に画像を撮像する飛行体の飛行予定経路を示す飛行計画情報と、位置ごとの通信品質を示す通信品質情報と、を取得する取得部と、前記通信品質情報が示す前記飛行予定経路上の前記通信品質に基づいて、第1通信プロトコルと第2通信プロトコルとのうちどちらか一方を、前記飛行体が通信に用いる選択通信プロトコルとして選択する選択部と、前記飛行体から前記画像を前記選択通信プロトコルに従って送信させるための制御情報を、前記飛行体に送信する送信部と、を有する。
【0007】
前記送信部は、前記制御情報を前記選択通信プロトコルに従って前記飛行体に送信してもよい。
【0008】
前記選択部は、前記飛行予定経路の全体の前記通信品質が所定の基準を満たすことを条件として前記第1通信プロトコルを選択し、前記飛行予定経路の少なくとも一部の前記通信品質が前記基準を満たさないことを条件として前記第2通信プロトコルを選択してもよい。
【0009】
前記選択部は、前記飛行体が前記飛行予定経路の飛行を開始する前に前記選択通信プロトコルを選択し、前記送信部は、前記飛行体が前記飛行予定経路の飛行を開始する前に、前記選択通信プロトコルを前記飛行体に設定するための前記制御情報を送信してもよい。
【0010】
前記通信品質は、パケット損失率と通信速度とのうち少なくとも一方を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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