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公開番号2025157972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-16
出願番号2024060368
出願日2024-04-03
発明の名称キャリアアグリゲーションのScellにおけるOn demand SSBを効率的に運用するための端末装置、基地局装置、制御方法、及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 24/10 20090101AFI20251008BHJP(電気通信技術)
要約【課題】キャリアアグリゲーションにおけるScellのOn demand SSB動作を実行可能とする端末装置及び基地局装置並びにそれらの制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:登録商標)のセルラ通信規格に準拠する端末装置は、キャリアアグリゲーションのプライマリセルを提供する基地局装置から、セカンダリセルにおける同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)の送信が抑制されない場合の第1の設定情報とは異なる、前記SSBの少なくとも一部の送信が行われない場合の第2の設定情報を受信し、第2の設定情報に基づいてセカンダリセルにおけるSSBの測定設定を行い、その測定設定を用いて、セカンダリセルにおいて送信されたSSBを測定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のセルラ通信規格に準拠する端末装置であって、
キャリアアグリゲーションのプライマリセルを提供する基地局装置から、セカンダリセルにおける同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)の送信が抑制されない場合の第1の設定情報とは異なる、前記SSBの少なくとも一部の送信が行われない場合の第2の設定情報を受信する受信手段と、
前記第2の設定情報に基づいて前記セカンダリセルにおける前記SSBの測定設定を行う設定手段と、
前記測定設定を用いて、前記セカンダリセルにおいて送信された前記SSBを測定する測定手段と、
を有することを特徴とする端末装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第1の設定情報と前記第2の設定情報には、それぞれ対応する識別情報が付与されており、
前記受信手段は、前記第1の設定情報と前記第2の設定情報の受信の後に、前記第1の設定情報の識別情報と前記第2の設定情報の識別情報とのいずれかを前記基地局装置からさらに受信し、
前記設定手段は、前記第1の設定情報の識別情報が受信された場合に、前記第1の設定情報に基づいて前記測定設定を行い、前記第2の設定情報の識別情報が受信された場合に、前記第2の設定情報に基づいて前記測定設定を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記セカンダリセルにおける前記SSBの少なくとも一部の送信が行われない場合の当該SSBの送信の複数のパターンのそれぞれのための複数の前記第2の設定情報が存在し、当該複数の前記第2の設定情報のそれぞれに識別情報が付与されており、
前記受信手段は、当該複数の前記第2の設定情報及び当該複数の前記第2の設定情報のそれぞれの識別情報の受信の後に、当該複数の前記第2の設定情報のうちのいずれかの識別情報をさらに受信し、
前記設定手段は、識別情報によって特定される前記第2の設定情報の前記パターンに対応する前記測定設定を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項4】
前記受信手段は、前記第1の設定情報と前記第2の設定情報とを含んだ複数の設定情報を、無線リソース制御(RRC)メッセージを介して受信し、前記識別情報を、媒体アクセス制御・コントロールエレメント(MAC CE)又は下りリンク制御情報(DCI)を介して受信する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の端末装置。
【請求項5】
前記セカンダリセルにおける送信が行われていない前記SSBの少なくとも一部の送信の要求を、前記基地局装置へ送信する送信手段をさらに有し、
前記受信手段は、前記要求に応じて前記セカンダリセルにおいて送信される前記SSBの測定のための設定情報を前記基地局装置から受信し、
前記設定手段は、当該設定情報を用いて測定設定を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項6】
前記受信手段は、さらに、前記基地局装置から、前記要求を送信することが可能な期間を示す情報を受信し、
前記送信手段は、前記期間の間に、前記要求を前記基地局装置へ送信する、ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
【請求項7】
前記受信手段は、さらに、前記基地局装置から、前記要求に対する応答メッセージを受信し、
前記送信手段は、前記応答メッセージが受信されない場合、前記要求を繰り返し前記基地局装置へ送信する、ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
【請求項8】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のセルラ通信規格に準拠する基地局装置であって、
接続している端末装置に対して、キャリアアグリゲーションのプライマリセルを提供する提供手段と、
前記キャリアアグリゲーションのセカンダリセルにおける同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)の送信が抑制されない場合の第1の設定情報とは異なる、前記SSBの少なくとも一部の送信が行われない場合の第2の設定情報を前記端末装置へ送信する送信手段と、
を有することを特徴とする基地局装置。
【請求項9】
前記第1の設定情報と前記第2の設定情報には、それぞれ対応する識別情報が付与されており、
前記送信手段は、前記第1の設定情報と前記第2の設定情報の送信の後に、前記第1の設定情報と前記第2の設定情報とのうちの使用されている設定情報に対応する識別情報をさらに前記端末装置へ送信する、
ことを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
【請求項10】
前記セカンダリセルにおける前記SSBの少なくとも一部の送信が行われない場合の当該SSBの送信の複数のパターンのそれぞれのための複数の前記第2の設定情報が存在し、当該複数の前記第2の設定情報のそれぞれに識別情報が付与されており、
前記送信手段は、当該複数の前記第2の設定情報の送信の後に、当該複数の前記第2の設定情報のうちの使用されている設定情報に対応する識別情報をさらに前記端末装置へ送信する、
ことを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セルラ通信システムにおけるOn demand SSBの適用技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))において、ネットワークの消費電力の抑制が重要な課題として議論されている。この議論の中で、同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)の送信を抑制して、必要な場合にのみSSBが送信されるようにするOn demand SSB動作の採用が検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP(登録商標)寄書 RP-234065
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1には、キャリアアグリゲーションによる通信を行うconnected状態の端末装置が存在する環境における、ScellにおけるOn demand SSB動作をサポートする方法を検討すべきであることが指摘されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、キャリアアグリゲーションにおけるScellのOn demand SSB動作を実行可能とするための手順を提供する。
【0006】
本発明の一態様による端末装置は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のセルラ通信規格に準拠する端末装置であって、キャリアアグリゲーションのプライマリセルを提供する基地局装置から、セカンダリセルにおける同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)の送信が抑制されない場合の第1の設定情報とは異なる、前記SSBの少なくとも一部の送信が行われない場合の第2の設定情報を受信する受信手段と、前記第2の設定情報に基づいて前記セカンダリセルにおける前記SSBの測定設定を行う設定手段と、前記測定設定を用いて、前記セカンダリセルにおいて送信された前記SSBを測定する測定手段と、を有する。
【0007】
本発明の一態様による基地局装置は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のセルラ通信規格に準拠する基地局装置であって、接続している端末装置に対して、キャリアアグリゲーションのプライマリセルを提供する提供手段と、前記キャリアアグリゲーションのセカンダリセルにおける同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)の送信が抑制されない場合の第1の設定情報とは異なる、前記SSBの少なくとも一部の送信が行われない場合の第2の設定情報を前記端末装置へ送信する送信手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、キャリアアグリゲーションにおけるScellのOn demand SSB動作が実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
無線通信システムの構成例を示す図である。
SSBの送信パターンの例を示す図である。
無線通信システムにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
無線通信システムにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
SSBの測定の設定を説明するための図である。
Cell-DTX/DRXとSSBの送信との関係を説明する図である。
基地局装置及び端末装置のハードウェア構成例を示す図である。
端末装置の機能構成例を示す図である。
Pcellの基地局装置の機能構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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