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公開番号
2025127781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024686
出願日
2024-02-21
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G06Q
10/08 20240101AFI20250826BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ライン工程を分析しやすくする情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置3は、作業装置ごとに作業履歴を取得する取得部331と、デザイン画面において、複数の工程オブジェクトを作成する操作と、複数の作業工程それぞれの順番を設定する操作と、複数の工程オブジェクトそれぞれと複数の履歴オブジェクトそれぞれとを関連付ける操作と、を受け付ける受付部333と、複数の作業履歴それぞれにおいて同一の物品識別情報と関連付けられている作業時刻と、設定された作業工程の順番とに基づいて、作業期間を算出し、算出した作業期間に基づいて、所定の単位期間において物品識別情報が読み取られる読取数量を算出する算出部334と、デザイン画面において数量オブジェクトを工程オブジェクトに関連付けて表示させる表示処理部332と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を配送するライン工程に含まれる複数の作業工程それぞれにおいて用いられる作業装置ごとに、当該作業装置を識別するための装置識別情報を含む作業履歴であって、当該作業装置が読み取った物品を識別するための物品識別情報と、当該作業装置が前記物品識別情報を読み取る作業を開始した作業開始時刻及び当該作業装置が前記物品識別情報を読み取る作業を終了した作業終了時刻のうちの少なくともいずれかを含む作業時刻とが関連付けられた前記作業履歴を取得する取得部と、
前記ライン工程をデザインするデザイン画面であって前記取得部が取得した複数の前記作業履歴それぞれを示す複数の履歴オブジェクトが表示された前記デザイン画面において、前記複数の作業工程それぞれを示す複数の工程オブジェクトを作成する操作と、前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記複数の作業工程それぞれの順番を設定する操作と、前記複数の工程オブジェクトそれぞれと前記複数の履歴オブジェクトそれぞれとを関連付ける操作と、を受け付ける受付部と、
前記複数の工程オブジェクトそれぞれに関連付けられた前記複数の履歴オブジェクトそれぞれが示す複数の前記作業履歴それぞれにおいて同一の前記物品識別情報と関連付けられている前記作業時刻と、設定された前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記作業工程それぞれの順番とに基づいて、前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記複数の作業工程それぞれにおいて1つの物品に対する作業に要する作業期間を算出し、算出した前記作業期間に基づいて、所定の単位期間において前記物品識別情報が読み取られる読取数量を算出する算出部と、
前記デザイン画面において、前記算出部が算出した前記所定の単位期間あたりの前記読取数量を示す数量オブジェクトを前記工程オブジェクトに関連付けて表示させる表示処理部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記作業履歴には、1つ以上の物品の注文を識別するための注文識別情報がさらに関連付けられており、
前記算出部は、前記複数の工程オブジェクトそれぞれに関連付けられた前記複数の履歴オブジェクトそれぞれが示す複数の前記作業履歴それぞれにおいて同一の前記注文識別情報と関連付けられている前記作業時刻と、設定された前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記作業工程それぞれの順番とに基づいて、前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記複数の作業工程それぞれにおいて1つの注文に対する作業に要する期間を前記作業期間として算出し、算出した前記作業期間に基づいて、前記所定の単位期間において前記注文識別情報に関連付けられている全ての前記物品識別情報が読み取られる数量を前記読取数量として算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記受付部は、前記デザイン画面に前記数量オブジェクトが表示された後に、1つの前記工程オブジェクトの順番を変更する操作を受け付け、
前記表示処理部は、前記デザイン画面において、順番が変更された前記工程オブジェクトである変更工程オブジェクトに対して、順番が変更される前に前記変更工程オブジェクトに関連付けられた前記数量オブジェクトを関連付けて表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記受付部は、前記デザイン画面に前記数量オブジェクトが表示された後に、前記工程オブジェクトを追加する操作と、追加された前記工程オブジェクトである追加工程オブジェクトと前記履歴オブジェクトとを関連付ける操作と、を受け付け、
前記算出部は、前記追加工程オブジェクトが示す前記作業工程の順番と、前記追加工程オブジェクトに関連付けられた前記履歴オブジェクトが示す前記作業履歴に含まれる前記作業時刻とに基づいて、前記作業期間を算出し、算出した前記作業期間に基づいて前記所定の単位時間あたりの前記読取数量を算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記情報処理装置は、作業工程に対応する前記所定の単位期間あたりの前記読取数量の統計値を記憶する記憶部をさらに有し、
前記受付部は、前記デザイン画面に前記数量オブジェクトを表示させた後に、前記工程オブジェクトを追加する操作を受け付け、
前記表示処理部は、前記受付部が追加された前記工程オブジェクトと前記履歴オブジェクトとを関連付ける操作を受け付けなかった場合に、追加された前記工程オブジェクトに対して、当該工程オブジェクトに対応する前記統計値を示すオブジェクトを前記数量オブジェクトとして関連付けて表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記受付部は、前記デザイン画面に前記工程オブジェクトが表示された後に、前記複数の作業工程のうちの少なくとも1つの前記作業工程において並列に作業させる作業数を入力する操作を受け付け、
前記算出部は、前記作業数で並列に作業させる前記作業工程において1つの物品に対する作業に要する期間を前記作業数で除算した数値を、前記作業期間として算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記受付部は、前記デザイン画面に前記数量オブジェクトが表示された後に、1つの前記工程オブジェクトを削除する操作を受け付け、
前記表示処理部は、前記受付部が1つの前記工程オブジェクトを削除する操作を受け付けた場合に、前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記作業工程それぞれの順番を更新する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示処理部は、前記複数の作業工程それぞれの前記所定の単位期間あたりの前記読取数量のうち、相対的に少ない前記所定の単位期間あたりの前記読取数量を示す前記数量オブジェクトと、当該数量オブジェクト以外の他の前記数量オブジェクトとを異なる態様で表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示処理部は、前記算出部が算出した前記作業期間を示す期間オブジェクトを前記工程オブジェクトに関連付けて表示させる場合において、前記複数の作業工程それぞれの前記作業期間のうち、相対的に長い前記作業期間を示す前記期間オブジェクトと、当該期間オブジェクト以外の他の前記期間オブジェクトとを異なる態様で表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記受付部は、前記工程オブジェクトが表示された後において、前記物品識別情報の入力を受け付け、
前記表示処理部は、前記デザイン画面において、前記取得部が複数の前記作業装置それぞれから取得した前記作業履歴に基づいて、前記受付部が入力を受け付けた前記物品識別情報によって示される物品に対する作業が行われている前記作業工程を表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、物品の配送を管理するシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-362743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、オンラインショピング等の普及により物流が増加しており、事業者には、物品の配送にかかる時間の短縮化が求められている。しかしながら、物品の配送にかかる時間の短縮化を図るためには、ピッキング作業、仕分け作業、検品作業、梱包作業、封かん作業等のように、物品を配送するために行われる様々な作業工程を含む現状のライン工程を分析しなければならず、事業者にとって負担が大きかった。そのため、事業者がライン工程を分析しやすくするための仕組みを提供することが求められている。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ライン工程を分析しやすくするための仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、物品を配送するライン工程に含まれる複数の作業工程それぞれにおいて用いられる作業装置ごとに、当該作業装置を識別するための装置識別情報を含む作業履歴であって、当該作業装置が読み取った物品を識別するための物品識別情報と、当該作業装置が前記物品識別情報を読み取る作業を開始した作業開始時刻及び当該作業装置が前記物品識別情報を読み取る作業を終了した作業終了時刻のうちの少なくともいずれかを含む作業時刻とが関連付けられた前記作業履歴を取得する取得部と、前記ライン工程をデザインするデザイン画面であって前記取得部が取得した複数の前記作業履歴それぞれを示す複数の履歴オブジェクトが表示された前記デザイン画面において、前記複数の作業工程それぞれを示す複数の工程オブジェクトを作成する操作と、前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記複数の作業工程それぞれの順番を設定する操作と、前記複数の工程オブジェクトそれぞれと前記複数の履歴オブジェクトそれぞれとを関連付ける操作と、を受け付ける受付部と、前記複数の工程オブジェクトそれぞれに関連付けられた前記複数の履歴オブジェクトそれぞれが示す複数の前記作業履歴それぞれにおいて同一の前記物品識別情報と関連付けられている前記作業時刻と、設定された前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記作業工程それぞれの順番とに基づいて、前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記複数の作業工程それぞれにおいて1つの物品に対する作業に要する作業期間を算出し、算出した前記作業期間に基づいて、所定の単位期間において前記物品識別情報が読み取られる読取数量を算出する算出部と、前記デザイン画面において、前記算出部が算出した前記所定の単位期間あたりの前記読取数量を示す数量オブジェクトを前記工程オブジェクトに関連付けて表示させる表示処理部と、を有する。
【0007】
前記作業履歴には、1つ以上の物品の注文を識別するための注文識別情報がさらに関連付けられていてもよいし、前記算出部は、前記複数の工程オブジェクトそれぞれに関連付けられた前記複数の履歴オブジェクトそれぞれが示す複数の前記作業履歴それぞれにおいて同一の前記注文識別情報と関連付けられている前記作業時刻と、設定された前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記作業工程それぞれの順番とに基づいて、前記複数の工程オブジェクトそれぞれが示す前記複数の作業工程それぞれにおいて1つの注文に対する作業に要する期間を前記作業期間として算出し、算出した前記作業期間に基づいて、前記所定の単位期間において前記注文識別情報に関連付けられている全ての前記物品識別情報が読み取られる数量を前記読取数量として算出してもよい。
【0008】
前記受付部は、前記デザイン画面に前記数量オブジェクトが表示された後に、1つの前記工程オブジェクトの順番を変更する操作を受け付けてもよいし、前記表示処理部は、前記デザイン画面において、順番が変更された前記工程オブジェクトである変更工程オブジェクトに対して、順番が変更される前に前記変更工程オブジェクトに関連付けられた前記数量オブジェクトを関連付けて表示させてもよい。
【0009】
前記受付部は、前記デザイン画面に前記数量オブジェクトが表示された後に、前記工程オブジェクトを追加する操作と、追加された前記工程オブジェクトである追加工程オブジェクトと前記履歴オブジェクトとを関連付ける操作と、を受け付けてもよいし、前記算出部は、前記追加工程オブジェクトが示す前記作業工程の順番と、前記追加工程オブジェクトに関連付けられた前記履歴オブジェクトが示す前記作業履歴に含まれる前記作業時刻とに基づいて、前記作業期間を算出し、算出した前記作業期間に基づいて前記所定の単位時間あたりの前記読取数量を算出してもよい。
【0010】
前記情報処理装置は、作業工程に対応する前記所定の単位期間あたりの前記読取数量の統計値を記憶する記憶部をさらに有してもよいし、前記受付部は、前記デザイン画面に前記数量オブジェクトを表示させた後に、前記工程オブジェクトを追加する操作を受け付けてもよいし、前記表示処理部は、前記受付部が追加された前記工程オブジェクトと前記履歴オブジェクトとを関連付ける操作を受け付けなかった場合に、追加された前記工程オブジェクトに対して、当該工程オブジェクトに対応する前記統計値を示すオブジェクトを前記数量オブジェクトとして関連付けて表示させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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