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公開番号
2025109554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003515
出願日
2024-01-12
発明の名称
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
G06T
9/40 20060101AFI20250717BHJP(計算;計数)
要約
【課題】属性情報の復号処理量を削減すること。
【解決手段】本発明に係る点群復号装置200は、イントラ予測において上位階層の隣接ノードを探索し、過去の探索結果に基づいて上位階層の隣接ノードの探索範囲を設定するRAHT部2080を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
点群復号装置であって、
イントラ予測において上位階層の隣接ノードを探索し、過去の探索結果に基づいて前記上位階層の隣接ノードの探索範囲を設定するRAHT部を備えることを特徴とする点群復号装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記RAHT部は、親ノードにおける探索済みの他の隣接ノードの情報を用いて、探索する隣接ノードの探索範囲を設定することを特徴とする請求項1に記載の点群復号装置。
【請求項3】
前記RAHT部は、前記探索範囲の始点又は終点に格納されているノードのMorton codeに基づいて、前記探索範囲内に前記探索する隣接ノードが存在しないか、存在する可能性があるかどうかを判定することを特徴とする請求項2に記載の点群復号装置。
【請求項4】
前記RAHT部は、
前記上位階層のノードを一次元の配列上に記憶し、
前記配列における前記親ノードに対応するインデックスを探索の起点とし、
前記親ノードにおける隣接ノードをMorton code順にソートし、
前記Morton codeが小さい順に前記上位階層の隣接ノードを探索し、
前記探索に際して、前記親ノードにおける前記探索済みの他の隣接ノードの前記配列におけるインデックスを用いて、前記探索する隣接ノードの探索範囲を設定することを特徴とする請求項3に記載の点群復号装置。
【請求項5】
前記RAHT部は、
前記上位階層の隣接ノードの探索結果を記録し、
前記記録した探索結果が存在する場合、前記探索を省略することを特徴とする請求項4に記載の点群復号装置。
【請求項6】
前記RAHT部は、
前記上位階層のノードのうち、Morton codeが小さいノードから順に隣接ノードの探索を行い、
前記親ノードのMorton codeよりも前記探索の対象である隣接ノードのMorton codeが大きい場合は、前記探索結果を記録し、
前記親ノードのMorton codeよりも前記探索の対象である隣接ノードのMorton codeが小さい場合は、前記記録した探索結果を参照することで、前記探索を省略することを特徴とする請求項5に記載の点群復号装置。
【請求項7】
点群復号方法であって、
イントラ予測において上位階層の隣接ノードを探索し、過去の探索結果に基づいて前記上位階層の隣接ノードの探索範囲を設定する工程を有することを特徴とする点群復号方法。
【請求項8】
コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、
前記点群復号装置は、イントラ予測において上位階層の隣接ノードを探索し、過去の探索結果に基づいて前記上位階層の隣接ノードの探索範囲を設定するRAHT部を備えることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、点群復号装置、点群復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、RAHTのイントラ予測において隣接ノードを探索する際に、Mortion code順にて隣接ノードが存在し得る最大の範囲を探索している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
G-PCC codec description,ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N 00271
G-PCC 2nd edition codec description, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N00506
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、Mortion code順では、空間的に隣接しているノードのMortion codeの値が大きく異なることがあるため、探索範囲が増大し、探索に係る処理量が増大してしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、属性情報の復号処理量を削減することができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、点群復号装置であって、イントラ予測において上位階層の隣接ノードを探索し、過去の探索結果に基づいて前記上位階層の隣接ノードの探索範囲を設定するRAHT部を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、点群復号方法であって、イントラ予測において上位階層の隣接ノードを探索し、過去の探索結果に基づいて前記上位階層の隣接ノードの探索範囲を設定する工程を有することを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、点群復号装置として機能させるプログラムであって、前記点群復号装置は、イントラ予測において上位階層の隣接ノードを探索し、過去の探索結果に基づいて前記上位階層の隣接ノードの探索範囲を設定するRAHT部を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、属性情報の復号処理量を削減することができる点群復号装置、点群復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る点群処理システム10の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係る点群復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る点群復号装置200の幾何情報復号部2010で受信する符号化データ(ビットストリーム)の構成の一例を示す図である。
図4は、GPS2011のシンタックス構成の一例を示す図である。
図5は、一実施形態に係る点群復号装置200の属性情報復号部2060で受信する符号化データ(ビットストリーム)の構成の一例である。
図6は、図5に示すAPS2611のシンタックス構成の一例である。
図7は、RAHT部2080の処理の一例を示すフローチャートである。
図8は、ステップS28004の処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、ステップS28104の処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、ステップS28112のイントラ予測の処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、復号対象ノードと上位の階層の隣接ノードとの関係を示す図である。
図12は、復号対象ノードとサブノード階層の隣接ノードとの関係を示す図である。
図13は、ステップS28112のイントラ予測の処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、RAHT部2080の処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、ステップS28111のインター予測処理の一例を示す図である。
図16は、一実施形態に係る点群復号装置200のツリー合成部2020の動作の一例を示すフローチャートである。
図17は、ステップS1604における予測器情報及び球面座標残差の復号処理の一例を示すフローチャートである。
図18は、一実施形態に係る点群符号化装置100の機能ブロックの一例について示す図である。
図19は、復号対象ノードの上位階層の隣接ノード探索処理の一例を示すフローチャートである。
図20は、復号対象ノードの上位階層の隣接ノード探索処理の一例を示すフローチャートである。
図21は、復号対象ノードの上位階層の隣接ノード探索処理の一例を示すフローチャートである。
図22は、ステップS28103の処理の一例を示すフローチャートである。
図23は、ステップS28112のイントラ予測の処理の一例を示すフローチャートである。
図24は、図5に示すAPS2611のシンタックス構成の一例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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