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公開番号
2025074807
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185864
出願日
2023-10-30
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250507BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザの依存をユーザの関係者が改善することを支援できるようにする。
【解決手段】情報処理装置1は、携帯端末2を使用するユーザの携帯端末2の使用への依存度又は依存からの改善状態を示す情報を含む依存度関連情報を取得する取得部131と、取得部131が取得した依存度関連情報に基づいて、ユーザと所定の関係を有する関係ユーザに提供する情報であって、関係ユーザのユーザへの関与の仕方を助言する情報を含む提供情報を生成する生成部132と、ユーザを識別するためのユーザIDと、関係ユーザのユーザIDとを関連付けて記憶する記憶部12を参照して関係ユーザのユーザIDを特定する特定部133と、特定したユーザIDに基づいて関係ユーザの関係者端末3に提供情報を送信する送信部134と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
携帯端末を使用するユーザの前記携帯端末の使用への依存度又は依存からの改善状態を示す情報を含む依存度関連情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記依存度関連情報に基づいて、前記ユーザと所定の関係を有する関係ユーザに提供する情報であって、前記関係ユーザの前記ユーザへの関与の仕方を助言する情報を含む提供情報を生成する生成部と、
前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記関係ユーザのユーザ識別情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照して前記関係ユーザのユーザ識別情報を特定する特定部と、
前記特定したユーザ識別情報に基づいて前記関係ユーザの端末に前記提供情報を送信する送信部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記取得部は、前記ユーザの前記携帯端末の使用への依存に対する前記関係ユーザの理解度と、携帯端末の使用への依存に対する前記関係ユーザの関与の実績とのいずれかを示す関係ユーザ情報を取得し、
前記生成部は、前記関係ユーザ情報が示す前記理解度又は前記関与の実績と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて、前記提供情報を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記依存度関連情報は、前記ユーザの携帯端末の使用への依存に対する前記ユーザの理解度を示す情報をさらに含み、
前記生成部は、前記依存度関連情報に含まれる前記ユーザの理解度と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて、前記提供情報を生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成部は、前記ユーザの理解度と、前記関係ユーザの理解度との違いを示す情報を含む前記提供情報を生成する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記生成部は、前記依存度関連情報に含まれる前記改善状態に基づいて、前記ユーザの前記携帯端末の使用への依存が改善しているか、悪化しているかを判定し、判定結果に基づいて、前記提供情報を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記依存度関連情報は、前記ユーザの携帯端末の使用への依存の特性である依存特性を示す情報を含み、
前記生成部は、前記依存度関連情報に含まれる前記依存特性と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて前記提供情報を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得部は、前記ユーザの携帯端末の使用への依存の改善に対する意欲の度合いを示す意欲情報を取得し、
前記生成部は、前記依存度関連情報に含まれる前記意欲情報と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて、前記提供情報を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記取得部は、前記関係ユーザの端末から入力された、前記ユーザの携帯端末の使用への依存に対する意欲の度合いを示す関係ユーザ情報を取得し、
前記生成部は、前記意欲情報が示す前記ユーザの意欲の度合いと、前記関係ユーザ情報が示す前記ユーザの意欲の度合いとの違いを含む前記提供情報を生成する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得部は、前記ユーザの携帯端末の使用実績を示す使用実績情報と、前記ユーザの所定の行動の行動状況を示す行動情報とを取得し、
前記生成部は、前記使用実績情報と、前記行動情報とに基づいて、前記ユーザの携帯端末の使用状態の変化、又は前記ユーザの携帯端末の使用への依存状態の変化を特定し、特定した前記ユーザの携帯端末の使用状態の変化、又は前記依存状態の変化を含む前記提供情報を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記生成部は、前記使用実績情報が示す使用実績と、前記行動情報が示す前記行動状況とに基づく、前記ユーザの前記携帯端末の使用による前記ユーザの日常生活への影響度と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて、前記提供情報を生成する、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、特に中学生や高校生がインターネットゲームに費やす時間が長くなり、日常生活に支障を来す、いわゆるゲーム依存が社会問題化しており、こうした状態は「ゲーム行動症」と定義されるに至っている。なお、「ゲーム行動症」は2022年1月にWHO(世界保健機関)が発行した「ICD-11(国際疾病分類の第11回改訂版)」に正式採用されている。また、携帯端末上のゲームに依存しているユーザは、携帯端末の使用をコントールできなくなる、いわゆるスマホ依存として社会問題化している。このような問題に対し、例えば特許文献1には、ユーザが使用するコンピュータにおいて実行される、監視対象とするネットアプリケーションが最前面で処理されている時間に基づいて、当該ネットワークアプリケーションの使用を制限するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-042873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、携帯端末の使用に依存しているユーザが未成年者である場合、ユーザの親などの関係者が、ユーザとコミュニケーションを取りながら携帯端末の使用への依存に対する治療を行うことが好ましい。しかしながら、ユーザの関係者の中には、ユーザとどのようにコミュニケーションを取ればいいのかわからない関係者が存在しており、このような関係者を支援することが求められている。これに対し、従来のシステムは、監視対象とするネットワークアプリケーションが最前面で処理されている時間に基づいて当該アプリケーションの利用を制限するにとどまっており、ユーザの携帯端末の使用への依存をユーザの関係者が改善することを支援できないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザの依存をユーザの関係者が改善することを支援できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、携帯端末を使用するユーザの前記携帯端末の使用への依存度又は依存からの改善状態を示す情報を含む依存度関連情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記依存度関連情報に基づいて、前記ユーザと所定の関係を有する関係ユーザに提供する情報であって、前記関係ユーザの前記ユーザへの関与の仕方を助言する情報を含む提供情報を生成する生成部と、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報と、前記関係ユーザのユーザ識別情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照して前記関係ユーザのユーザ識別情報を特定する特定部と、前記特定したユーザ識別情報に基づいて前記関係ユーザの端末に前記提供情報を送信する送信部と、を有する。
【0007】
前記取得部は、前記ユーザの前記携帯端末の使用への依存に対する前記関係ユーザの理解度と、携帯端末の使用への依存に対する前記関係ユーザの関与の実績とのいずれかを示す関係ユーザ情報を取得し、前記生成部は、前記関係ユーザ情報が示す前記理解度又は前記関与の実績と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて、前記提供情報を生成してもよい。
【0008】
前記依存度関連情報は、前記ユーザの携帯端末の使用への依存に対する前記ユーザの理解度を示す情報をさらに含み、前記生成部は、前記依存度関連情報に含まれる前記ユーザの理解度と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて、前記提供情報を生成してもよい。
【0009】
前記生成部は、前記ユーザの理解度と、前記関係ユーザの理解度との違いを示す情報を含む前記提供情報を生成してもよい。
前記生成部は、前記依存度関連情報に含まれる前記改善状態に基づいて、前記ユーザの前記携帯端末の使用への依存が改善しているか、悪化しているかを判定し、判定結果に基づいて、前記提供情報を生成してもよい。
【0010】
前記依存度関連情報は、前記ユーザの携帯端末の使用への依存の特性である依存特性を示す情報を含み、前記生成部は、前記依存度関連情報に含まれる前記依存特性と、前記依存度又は前記改善状態とに基づいて前記提供情報を生成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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