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公開番号2025107108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000909
出願日2024-01-06
発明の名称メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類H04N 19/46 20140101AFI20250710BHJP(電気通信技術)
要約【課題】インター予測符号化において、現フレームの参照フレームの中にどのサブメッシュを参照するかという制御信号を導入することで、どのサブメッシュを参照するかについて特定することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】メッシュ復号装置において、基本メッシュ複合部は、イントラフレームのビットストリームから、イントラフレームにおける頂点の座標及び接続情報を復号するイントラ復号部と、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと、参照フレームにおいて復号対象の頂点に対応する頂点の座標とを加算することで、復号対象の頂点の座標を復号するインター復号部を備える。イントラフレームの各々でサブメッシュの数は異なり、インターフレームの各々でサブメッシュの数は異なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュ復号装置であって、
イントラフレームのビットストリームから、前記イントラフレームにおける頂点の座標及び接続情報を復号するイントラ復号部と、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと、参照フレームにおいて復号対象の頂点に対応する頂点の座標とを加算することで、前記復号対象の頂点の座標を復号するインター復号部を備え、
前記イントラフレームの各々でサブメッシュの数が異なり、
前記インターフレームの各々でサブメッシュの数が異なることを特徴とするメッシュ復号装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記イントラ復号部及び前記インター復号部の各々は、
前記サブメッシュの各々に対して、重複しないサブメッシュIDを付与し、
前記イントラフレーム間及び前記インターフレーム間の各々で対応するサブメッシュに対して異なるサブメッシュIDを付与することを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項3】
前記インター復号部は、前記参照フレームの中で同じサブネットIDを持つサブメッシュのみを参照することができることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項4】
前記インター復号部は、前記参照フレームの中で同じ頂点数を持つサブメッシュのみを参照することができることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項5】
前記インター復号部は、前記参照フレームの中で指定されたサブメッシュを参照することができることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項6】
前記インター復号部は、前記参照フレーム内にサブメッシュが複数ある場合、現サブメッシュのビットストリームから、参照可能なサブメッシュのサブメッシュIDを指定する制御信号を復号することを特徴とする請求項5に記載のメッシュ復号装置。
【請求項7】
前記インター復号部は、前記参照フレーム内にサブメッシュが1つのみある場合、前記サブメッシュを参照可能なサブメッシュとすることを特徴とする請求項5に記載のメッシュ復号装置。
【請求項8】
前記インター復号部は、前記制御信号が存在しない場合、参照可能なサブメッシュのサブメッシュIDを、現フレーム内のサブメッシュと同じSubmeshIDとすることを特徴とする請求項6に記載のメッシュ復号装置。
【請求項9】
メッシュ復号方法であって、
イントラフレームのビットストリームから、前記イントラフレームにおける頂点の座標及び接続情報を復号する工程Aと、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと、参照フレームにおいて復号対象の頂点に対応する頂点の座標とを加算することで、前記復号対象の頂点の座標を復号する工程Bとを有し、
前記工程A及び前記工程Bにおいて、
前記イントラフレームの各々でサブメッシュの数が異なり、
前記インターフレームの各々でサブメッシュの数が異なることを特徴とするメッシュ復号方法。
【請求項10】
コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、
前記メッシュ復号装置は、
イントラフレームのビットストリームから、前記イントラフレームにおける頂点の座標及び接続情報を復号するイントラ復号部と、
インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと、参照フレームにおいて復号対象の頂点に対応する頂点の座標とを加算することで、前記復号対象の頂点の座標を復号するインター復号部を備え、
前記イントラフレームの各々でサブメッシュの数が異なり、
前記インターフレームの各々でサブメッシュの数が異なることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1又は非特許文献4には、非特許文献5のフレームワークに従って、非特許文献2又は3を用いてメッシュを符号化する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Khaled Mammou, Jungsun Kim, Alexis M Tourapis, Dimitri Podborski, and Krasimir Kolarov, “[V-CG] Apple’s Dynamic Mesh Coding CfP Response,” April 2022, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m59281.
Google Draco、2022年5月26日アクセス[Online]、https://google.github.io/draco
Jean-Eudes Marvie, Olivier Mocquard, “[V-DMC][EE4.4-related] An efficient EdgeBreaker implementation,” April 2023, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m63344.
“WD 5.0 of V-DMC,” Oct. 2023, ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N00744.
“Information technology - Coded Representation of Immersive Media - Part 5: Visual Volumetric Video-based Coding (V3C) and Video-based Point Cloud Compression (V-PCC),” ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7, ISO/IEC 23090-5:2021(2E).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、インター予測符号化において現フレームの基本メッシュの参照フレームの中にどのサブメッシュを参照するかという情報が存在しないという問題点があった。 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、インター予測符号化において、現フレームの参照フレームの中にどのサブメッシュを参照するかという制御信号を導入することで、どのサブメッシュを参照するかについて特定することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
また、本発明は、インター予測符号化において、現フレームの参照フレームの中にどのサブメッシュを参照するかという情報が無くても、どのサブメッシュを参照するかについて特定することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴は、メッシュ復号装置であって、イントラフレームのビットストリームから、前記イントラフレームにおける頂点の座標及び接続情報を復号するイントラ復号部と、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと、参照フレームにおいて復号対象の頂点に対応する頂点の座標とを加算することで、前記復号対象の頂点の座標を復号するインター復号部を備え、前記イントラフレームの各々でサブメッシュの数が異なり、前記インターフレームの各々でサブメッシュの数が異なることを要旨とする。
【0007】
本発明の第2の特徴は、メッシュ復号方法であって、イントラフレームのビットストリームから、前記イントラフレームにおける頂点の座標及び接続情報を復号する工程Aと、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと、参照フレームにおいて復号対象の頂点に対応する頂点の座標とを加算することで、前記復号対象の頂点の座標を復号する工程Bとを有し、前記工程A及び前記工程Bにおいて、前記イントラフレームの各々でサブメッシュの数が異なり、前記インターフレームの各々でサブメッシュの数が異なることを要旨とする。
【0008】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、前記メッシュ復号装置は、イントラフレームのビットストリームから、前記イントラフレームにおける頂点の座標及び接続情報を復号するイントラ復号部と、インターフレームのビットストリームから復号した動きベクトルと、参照フレームにおいて復号対象の頂点に対応する頂点の座標とを加算することで、前記復号対象の頂点の座標を復号するインター復号部を備え、前記イントラフレームの各々でサブメッシュの数が異なり、前記インターフレームの各々でサブメッシュの数が異なることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、インター予測符号化において、現フレームの参照フレームの中にどのサブメッシュを参照するかという制御信号を導入することで、どのサブメッシュを参照するかについて特定することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【0010】
また、本発明によれば、インター予測符号化において、現フレームの参照フレームの中にどのサブメッシュを参照するかという情報が無くても、どのサブメッシュを参照するかについて特定することができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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