TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025117349
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012138
出願日
2024-01-30
発明の名称
無線デバイス及びコンピュータプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
76/15 20180101AFI20250804BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のアクセス回線の接続先の基地局を異ならせる技術を提供する。
【解決手段】無線デバイスは、第1加入者識別モジュール(SIM)及び第2SIMを含む複数のSIMを実装可能な移動通信ネットワークの無線デバイスであって、前記第1SIMに格納されているデータに基づき接続先基地局との第1接続を確立する第1手段と、前記第2SIMに格納されているデータに基づき接続先基地局との第2接続を確立する第2手段と、を備え、前記第1手段及び前記第2手段の内の少なくとも1つは、前記第1接続の接続先基地局と前記第2接続の接続先基地局とが異なる様に基地局との接続を確立する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1加入者識別モジュール(SIM)及び第2SIMを含む複数のSIMを実装可能な移動通信ネットワークの無線デバイスであって、
前記第1SIMに格納されているデータに基づき接続先基地局との第1接続を確立する第1手段と、
前記第2SIMに格納されているデータに基づき接続先基地局との第2接続を確立する第2手段と、
を備え、
前記第1手段及び前記第2手段の内の少なくとも1つは、前記第1接続の接続先基地局と前記第2接続の接続先基地局とが異なる様に基地局との接続を確立する、無線デバイス。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第1手段及び前記第2手段の内の少なくとも1つは、調整機能がオンの場合に、前記第1接続の接続先基地局と前記第2接続の接続先基地局とが異なる様に基地局との接続を確立する、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項3】
前記第1手段及び前記第2手段それぞれは、他方の手段が既に確立している接続の接続先基地局とは異なる基地局を選択して接続を確立する、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項4】
前記第2手段は、前記第1接続が既に確立されている場合、前記第1接続の接続先基地局とは異なる基地局を選択して前記第2接続を確立する、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項5】
前記第2手段は、前記第1手段が、前記第2接続の接続先基地局との間で前記第1接続を確立した場合、前記第2接続の接続先基地局を変更する処理を行う、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項6】
前記第1接続の接続先基地局及び前記第2接続の接続先基地局は、それぞれ、基地局の特定情報で特定される、請求項1に記載の無線デバイス。
【請求項7】
前記特定情報は、基地局の識別子と、基地局の識別子及び公衆陸上移動体網(PLMN)番号の組み合わせと、基地局の製造者の識別子及び当該製造者が当該基地局に付与したシリアル番号の組み合わせと、基地局が配置されている位置情報及び任意情報の組み合わせと、の内の少なくとも1つを含む情報である、請求項6に記載の無線デバイス。
【請求項8】
1つ以上のプロセッサを有する装置の前記1つ以上のプロセッサで実行されると、前記装置を請求項1から7のいずれか1項に記載の無線デバイスとして機能させる、コンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、マルチアクセスが可能な無線デバイスによる接続先の選択技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
移動通信ネットワークの無線デバイス(WD)には、加入者識別モジュール(SIM)が実装される。SIMは、SIMを発行したオペレータや、WDのホーム-公衆陸上移動体通信網(H-PLMN)等を示すデータを格納する。WDは、通常は、H-PLMNの基地局(BS)に接続して通信を行う。なお、接続可能な複数のBSがある場合、WDは、所定の優先度に従い接続先のBSを接続可能な複数のBSから選択する。例えば、WDは、受信する信号強度の最も高いBSを接続先のBSとして選択する。或いは、WDは、第5世代(5G)のBSと第4世代(4G)のBSに接続可能である場合、その設定に従い5GのBSに優先的に接続する、或いは、4GのBSに優先的に接続する。
【0003】
現在、複数のSIMを実装可能なWDが利用されている。さらに、複数のSIMを同時にアクティブ状態にできるWDも利用されている。複数のSIMを同時にアクティブ状態にすることでマルチアクセスが可能になり、WDは、BSとの複数の接続を持つことができる。以下の説明において、1つのSIMに基づき1つのBSとの間で確立される無線接続を"(1つの)アクセス回線"と表記する。例えば、2つのSIMを同時にアクティブ状態にできるWDの場合、2つのSIMを同時にアクティブ状態にすることで2つのアクセス回線が確立される。
【0004】
非特許文献1は、マルチアクセスしているWDにおいて、通信に利用するアクセス回線を切り替えて通信を継続させるスイッチング(Switching)技術や、品質の高いアクセス回線を選択して通信を行うステアリング(Steering)技術を開示している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TR 22.841,v2.0.0,"Study on Upper layer traffic steering,switching and split over dual 3GPP access"
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
非特許文献1に開示のスイッチング技術やステアリング技術においては、複数のアクセス回線の接続先のBSが同じにならないことが重要である。しかしながら、2つのSIMを発行しているオペレータが異なっていたとしても当該2つのSIMのH-PLMNが同じ場合、2つのアクセス回線が接続するBSは同じになり得る。
【0007】
本開示は、複数のアクセス回線の接続先の基地局を異ならせる技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様によると、無線デバイスは、第1加入者識別モジュール(SIM)及び第2SIMを含む複数のSIMを実装可能な移動通信ネットワークの無線デバイスであって、前記第1SIMに格納されているデータに基づき接続先基地局との第1接続を確立する第1手段と、前記第2SIMに格納されているデータに基づき接続先基地局との第2接続を確立する第2手段と、を備え、前記第1手段及び前記第2手段の内の少なくとも1つは、前記第1接続の接続先基地局と前記第2接続の接続先基地局とが異なる様に基地局との接続を確立する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によると、複数のアクセス回線の接続先の基地局を異ならせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
無線デバイスの構成例を示す図。
無線デバイスが実行する処理のフローチャート。
無線デバイスが実行する処理のフローチャート。
無線デバイスが実行する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
KDDI株式会社
支柱及び設置方法
1か月前
KDDI株式会社
解析装置及びプログラム
2日前
KDDI株式会社
ユーザ端末及び通信制御方法
17日前
KDDI株式会社
ユーザ端末及び通信制御方法
17日前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
KDDI株式会社
光ニューラルネットワーク装置
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
KDDI株式会社
画像フィルタ装置及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
通信装置、無線デバイス及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
遠隔制御システム、制御方法及び制御装置
1か月前
KDDI株式会社
無線デバイス及びコンピュータプログラム
5日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
24日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
23日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
23日前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
23日前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
23日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
18日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
16日前
KDDI株式会社
映像復号装置、映像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
4日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
26日前
KDDI株式会社
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る