TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025126003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024022350
出願日2024-02-16
発明の名称複数の送受信点(TRP)を用いた通信が行われる無線通信システムにおける基地局装置、端末装置、通信方法、及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 72/23 20230101AFI20250821BHJP(電気通信技術)
要約【課題】基地局装置が複数のTRPを用いて端末装置と通信を行うシステムを効率的に運用すること。
【解決手段】第1の送受信点(TRP)と第2のTRPとを含んだ複数のTRPを用いて端末装置と通信を行う基地局装置は、第1のTRPと第2のTRPとの間でキャリブレーションが行われない状態において、第1のTRPから送信される同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)またはチャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)に基づいて推定されるチャネルの特性と、第1のTRPと第2のTRPとの間のキャリブレーションにより第1のTRPの周波数または送信タイミングの調整が行われる場合に、第1のTRPから送信されるCSI-RSによって推定される第1のTRPと端末装置との間のチャネルの特性と、の間で共通する特性を示す情報を、端末装置へ通知する。
【選択図】 図11
特許請求の範囲【請求項1】
第1の送受信点(TRP)と第2のTRPとを含んだ複数のTRPを用いて端末装置と通信を行う基地局装置であって、
前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間でキャリブレーションが行われない状態において、前記第1のTRPから送信される同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)またはチャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)に基づいて推定されるチャネルの特性と、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間の前記キャリブレーションにより前記第1のTRPの周波数または送信タイミングの調整が行われる場合に、前記第1のTRPから送信されるCSI-RSによって推定される前記第1のTRPと前記端末装置との間のチャネルの特性と、の間で共通する特性を示す情報を、前記端末装置へ通知する通知手段を有する、ことを特徴とする基地局装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間で周波数に関する前記キャリブレーションが行われる場合に、前記情報は、前記共通する特性が遅延スプレッドであることを示す、ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項3】
前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間で送信タイミングに関する前記キャリブレーションが行われる場合に、前記情報は、前記共通する特性がドップラースプレッドであることを示す、ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項4】
前記情報は、Quasi Co-Location(QCL)のタイプを示す情報である、ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
【請求項5】
端末装置であって、
第1の送受信点(TRP)と第2のTRPとを含んだ複数のTRPを用いて端末装置と通信を行う基地局装置から、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間でキャリブレーションが行われない状態において、前記第1のTRPから送信される同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)またはチャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)に基づいて推定されるチャネルの特性と、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間の前記キャリブレーションにより前記第1のTRPの周波数または送信タイミングの調整が行われる場合に、前記第1のTRPから送信されるCSI-RSによって推定される前記第1のTRPと前記端末装置との間のチャネルの特性と、の間で共通する特性を示す情報を受信する受信手段と、
前記第1のTRPから前記キャリブレーションが行われていない状態で送信されたSSBおよびCSI-RSに加え、前記キャリブレーションが行われている状態におけるCSI-RSおよび前記情報に基づいて、前記第1のTRPとの間の周波数およびタイミングの同期および調整の処理を実行することができるように構成された実行手段と、
を有することを特徴とする端末装置。
【請求項6】
前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間で周波数に関する前記キャリブレーションが行われる場合に、前記情報は、前記共通する特性が遅延スプレッドであることを示す、ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
【請求項7】
前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間で送信タイミングに関する前記キャリブレーションが行われる場合に、前記情報は、前記共通する特性がドップラースプレッドであることを示す、ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
【請求項8】
前記情報は、Quasi Co-Location(QCL)のタイプを示す情報である、ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
【請求項9】
第1の送受信点(TRP)と第2のTRPとを含んだ複数のTRPを用いて端末装置と通信を行う基地局装置によって実行される通信方法であって、
前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間でキャリブレーションが行われない状態において、前記第1のTRPから送信される同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)またはチャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)に基づいて推定されるチャネルの特性と、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間の前記キャリブレーションにより前記第1のTRPの周波数または送信タイミングの調整が行われる場合に、前記第1のTRPから送信される送信されるCSI-RSによって推定される前記第1のTRPと前記端末装置との間のチャネルの特性と、の間で共通する特性を示す情報を、前記端末装置へ通知することを含む、ことを特徴とする通信方法。
【請求項10】
端末装置によって実行される通信方法であって、
第1の送受信点(TRP)と第2のTRPとを含んだ複数のTRPを用いて端末装置と通信を行う基地局装置から、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間でキャリブレーションが行われない状態において、前記第1のTRPから送信される同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)またはチャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)に基づいて推定されるチャネルの特性と、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間の前記キャリブレーションにより前記第1のTRPの周波数または送信タイミングの調整が行われる場合に、前記第1のTRPから送信されるCSI-RSによって推定される前記第1のTRPと前記端末装置との間のチャネルの特性と、の間で共通する特性を示す情報を受信することを含み、
前記端末装置は、前記第1のTRPから前記キャリブレーションが行われていない状態で送信されたSSBおよびCSI-RSに加え、前記キャリブレーションが行われている状態におけるCSI-RSおよび前記情報に基づいて、前記第1のTRPとの間の周波数およびタイミングの同期および調整の処理を実行することができるように構成される、
ことを特徴とする通信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、基地局装置が複数の送受信点(TRP)を用いて通信を行う無線通信システムの運用技術に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
基地局装置が地理的に離れた位置に配置された複数の送受信点(TRP)を用いて通信を行うシステムが検討されている。このようなシステムでは、基地局装置が、その複数のTRPのうちのいずれか1つを選択して端末装置と通信を行うことに加え、2つ以上のTRPを同時に用いて端末装置と通信を行うことが想定される。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP(登録商標)寄書、R1-2203142
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、基地局装置が複数のTRPを用いて通信を行うシステムの効率的な運用技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様による基地局装置は、第1の送受信点(TRP)と第2のTRPとを含んだ複数のTRPを用いて端末装置と通信を行う基地局装置であって、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間でキャリブレーションが行われない状態において、前記第1のTRPから送信される同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)またはチャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)に基づいて推定されるチャネルの特性と、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間の前記キャリブレーションにより前記第1のTRPの周波数または送信タイミングの調整が行われる場合に、前記第1のTRPから送信されるCSI-RSによって推定される前記第1のTRPと前記端末装置との間のチャネルの特性と、の間で共通する特性を示す情報を、前記端末装置へ通知する通知手段を有する。
【0006】
本発明の一態様による端末装置は、第1の送受信点(TRP)と第2のTRPとを含んだ複数のTRPを用いて端末装置と通信を行う基地局装置から、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間でキャリブレーションが行われない状態において、前記第1のTRPから送信される同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)またはチャネル状態情報-参照信号(CSI-RS)に基づいて推定されるチャネルの特性と、前記第1のTRPと前記第2のTRPとの間の前記キャリブレーションにより前記第1のTRPの周波数または送信タイミングの調整が行われる場合に、前記第1のTRPから送信されるCSI-RSによって推定される前記第1のTRPと前記端末装置との間のチャネルの特性と、の間で共通する特性を示す情報を受信する受信手段と、前記第1のTRPから前記キャリブレーションが行われていない状態で送信されたSSBおよびCSI-RSに加え、前記キャリブレーションが行われている状態におけるCSI-RSおよび前記情報に基づいて、前記第1のTRPとの間の周波数およびタイミングの同期および調整の処理を実行することができるように構成された実行手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、基地局装置が複数の送受信点(TRP)を用いて端末装置と通信を行うシステムを効率的に運用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
無線通信システムの構成例を示す図である。
端末装置に通知されるTCI-stateを説明する図である。
無線通信システムにおいて実行される通信処理の流れの例を示す図である。
端末装置に通知されるTCI-stateを説明する図である。
無線通信システムにおいて実行される通信処理の流れの例を示す図である。
無線通信システムにおいて実行される通信処理の流れの例を示す図である。
qcl-Typeを説明する図である。
端末装置に通知されるTCI-stateを説明する図である。
無線通信システムにおいて実行される通信処理の流れの例を示す図である。
端末装置に通知されるNZP-CSI-RS-Resourceを説明する図である。
周波数およびタイミングの同期及び調整処理の流れの例を示す図である。
端末装置による測定及び報告に関する処理の流れの例を示す図である。
端末装置による測定及び報告のための設定例を説明する図である。
端末装置による測定及び報告のための設定例を説明する図である。
端末装置による測定及び報告に関する処理の流れの例を示す図である。
端末装置による測定及び報告に関する処理の流れの例を示す図である。
基地局装置及び端末装置のハードウェア構成例を示す図である。
基地局装置の機能構成例を示す図である。
端末装置の機能構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1に、本実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す。この無線通信システムは、例えば第5世代(5G)又はそれ以降に規格化されたセルラ通信規格に準拠したセルラ通信システムであり、基地局装置(gNB101)及び端末装置121並びに端末装置122を含んで構成される。gNB101は、例えば、地理的に離れた位置に配置された複数の送受信点(TRP、例えば第1のTRP111及び第2のTRP112)の少なくともいずれかを用いて端末装置121及び端末装置122と接続を確立して通信を行う。ここで、単一のTRPは、複数のアンテナ素子を含みうる。この場合、その複数のアンテナ素子の間での周波数やタイミングなどを概ね一致させるための調整(キャリブレーション)がTRP内で実行される。このキャリブレーションがTRP内で行われる場合、そのTRPの装置内に閉じた処理が行われるため、端末装置はそのキャリブレーションに関与する必要がない。例えば、複数のアンテナ素子のそれぞれにおける周波数がTRP内で特定され、それらの周波数が一致するようにTRP内の制御部が制御を行う。また、各アンテナ素子から概ね同一のタイミングで無線信号が出力されるように、クロックの調整などが行われうる。なお、1つのTRPに含まれる複数のアンテナ素子のそれぞれから概ね同一のタイミングで無線信号が送信される場合、それらのアンテナ素子と端末装置との距離が概ね等しいため、その無線信号は、端末装置において一定の期間内に受信されることが想定される。この一定の期間は、例えば、直交周波数分割多重(OFDM)のcyclic prefixの長さに相当する期間である。その結果、それらのアンテナ素子から送出された無線信号は、端末装置において一定の周波数差の範囲および一定の時間差の範囲内で受信され、端末装置は、キャリブレーションを特に意識することなく、その無線信号を正常に復号することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

KDDI株式会社
解析装置及びプログラム
16日前
KDDI株式会社
ユーザ端末及び通信制御方法
1か月前
KDDI株式会社
ユーザ端末及び通信制御方法
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
4日前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
4日前
KDDI株式会社
認証装置、認証方法及び認証プログラム
2日前
KDDI株式会社
遠隔制御システム、制御方法及び制御装置
1か月前
KDDI株式会社
無線デバイス及びコンピュータプログラム
19日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
点群復号装置、点群復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
18日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
13日前
トヨタ自動車株式会社
システム、及び、方法
4日前
KDDI株式会社
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
1か月前
KDDI株式会社
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
1か月前
続きを見る