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公開番号
2025077361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189487
出願日
2023-11-06
発明の名称
光増幅器及び光通信システム
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H01S
3/10 20060101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】増幅ゲインの波長による不均一性を低減させる。
【解決手段】信号光を伝送する光ファイバに接続される光増幅器は、ポンプ光を生成する光源と、前記ポンプ光を少なくとも2つのポンプ光に分岐する分岐手段と、前記少なくとも2つのポンプ光の内の第1ポンプ光で前記信号光を増幅する希土類添加ファイバと、前記少なくとも2つのポンプ光の内の第2ポンプ光を前記光ファイバに出力する波長分割多重カプラと、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
信号光を伝送する光ファイバに接続される光増幅器であって、
ポンプ光を生成する光源と、
前記ポンプ光を少なくとも2つのポンプ光に分岐する分岐手段と、
前記少なくとも2つのポンプ光の内の第1ポンプ光で前記信号光を増幅する希土類添加ファイバと、
前記少なくとも2つのポンプ光の内の第2ポンプ光を前記光ファイバに出力するカプラと、
を備えている、光増幅器。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記光ファイバにおける前記信号光の伝搬方向と前記第2ポンプ光の伝搬方向は異なる、請求項1に記載の光増幅器。
【請求項3】
前記光ファイバにおける前記信号光の伝搬方向と前記第2ポンプ光の伝搬方向は同じである、請求項1に記載の光増幅器。
【請求項4】
前記第1ポンプ光は、前記希土類添加ファイバにおいて前記信号光が入力される端部とは異なる端部に入力される、請求項1に記載の光増幅器。
【請求項5】
前記第1ポンプ光は、前記希土類添加ファイバにおいて前記信号光が入力される端部と同じ端部に入力される、請求項1に記載の光増幅器。
【請求項6】
前記第2ポンプ光は、前記光ファイバでの前記信号光のラマン増幅に使用される、請求項1に記載の光増幅器。
【請求項7】
前記ポンプ光は、前記希土類添加ファイバを励起し、かつ、前記希土類添加ファイバで増幅される第1波長範囲の内の第2波長範囲を前記ラマン増幅する波長である、請求項6に記載の光増幅器。
【請求項8】
前記希土類添加ファイバは、ビスマス添加ファイバである、請求項6に記載の光増幅器。
【請求項9】
前記ポンプ光の波長は、1195nm又は1215nmである、請求項8に記載の光増幅器。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか1項に記載の光増幅器を含む光通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光通信システムで使用される光増幅器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
光通信システムの通信容量を増大させるため、Sバンド(1460nm~1530nm)、Cバンド(1530nm~1565nm)及びLバンド(1565nm~1625nm)に加えて、Oバンド(1260nm~1360nm)やEバンド(1360nm~1460nm)の利用が検討されている。非特許文献1は、Oバンドの光信号の増幅にビスマス添加ファイバ(BDF)を使用することを開示している。BDFは、Eバンドの光信号の増幅にも使用され得る。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
V.Mikhailov et al.,"Amplified Transmission Beyond C- and L- Bands: Bismuth Doped Fiber Amplifier for O-Band Transmission",in Journal of Lightwave Technology,vol.40,no.10,pp.3255-3262,2022年5月15日
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
BDF等の希土類添加ファイバの増幅ゲインは、増幅対象の波長範囲に渡って均一ではない。
【0005】
本開示は、増幅ゲインの波長による不均一性を低減させる技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によると、信号光を伝送する光ファイバに接続される光増幅器は、ポンプ光を生成する光源と、前記ポンプ光を少なくとも2つのポンプ光に分岐する分岐手段と、前記少なくとも2つのポンプ光の内の第1ポンプ光で前記信号光を増幅する希土類添加ファイバと、前記少なくとも2つのポンプ光の内の第2ポンプ光を前記光ファイバに出力する波長分割多重カプラと、を備えている。
を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によると、増幅ゲインの波長による不均一性を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
光通信システムの構成図。
光増幅器の構成例を示す図。
BDFの増幅ゲインと、光増幅器の増幅ゲインと、を示す図。
光増幅器の他の構成例を示す図。
光増幅器のさらに他の構成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による光通信システムの構成図である。光送信機200は、Oバンドの1つ以上の信号光、或いは、Oバンドの1つ以上の信号光及びEバンドの1つ以上の信号光を、光ファイバ401に出力する。光増幅器100は、光ファイバ401及び光ファイバ402に接続される。光増幅器100は、光ファイバ401からの信号光を光増幅して、光ファイバ402に出力する。光受信機300は、光ファイバ402からの信号光の復調を行う。なお、図1において光通信システムにおける光増幅器100の数は1つであるが、光通信システムは、2つ以上の光増幅器100を有するものであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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