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公開番号
2025103388
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220744
出願日
2023-12-27
発明の名称
対価算出装置、対価算出方法及びコンピュータプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/20 20120101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザが報酬をもらいながら学んだり、料金を支払って働いたりする場合の当該ユーザに対する対価を算出すること。
【解決手段】第1の対価を支払って働く又は学ぶ場所を得るユーザの前記場所における状態を示すユーザ状態データと、前記第1の対価を示す第1の対価情報とを受付ける情報受付部と、前記ユーザ状態データに基づいて、前記ユーザの満足度を推定する満足度推定部と、前記ユーザの満足度の推定結果に基づいて、前記ユーザに支払う第2の対価を算出する対価算出部と、前記第1の対価と前記第2の対価の算出結果とに基づいて、前記ユーザに対する第3の対価を算出する精算部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の対価を支払って働く又は学ぶ場所を得るユーザの前記場所における状態を示すユーザ状態データと、前記第1の対価を示す第1の対価情報とを受付ける情報受付部と、
前記ユーザ状態データに基づいて、前記ユーザの満足度を推定する満足度推定部と、
前記ユーザの満足度の推定結果に基づいて、前記ユーザに支払う第2の対価を算出する対価算出部と、
前記第1の対価と前記第2の対価の算出結果とに基づいて、前記ユーザに対する第3の対価を算出する精算部と、
を備える対価算出装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記ユーザ状態データは、前記場所で計測された前記ユーザの生体データと、前記場所で撮影された前記ユーザの映像データとのうち少なくとも一方を含むデータである、
請求項1に記載の対価算出装置。
【請求項3】
前記情報受付部は、前記場所における働く又は学ぶ行為の満足度の問合せに対する前記ユーザからの回答を示す満足度回答情報をさらに受付け、
前記対価算出部は、前記ユーザの満足度の推定結果と前記回答との比較結果に基づいて、前記第2の対価を算出する、
請求項2に記載の対価算出装置。
【請求項4】
前記情報受付部は、前記場所における働く又は学ぶ行為の前記ユーザの目標の達成度を示す目標達成度情報をさらに受付け、
前記対価算出部は、前記ユーザの満足度の推定結果と前記達成度とに基づいて、前記第2の対価を算出する、
請求項1に記載の対価算出装置。
【請求項5】
前記情報受付部は、前記場所における働く又は学ぶ行為において前記ユーザが交流した人に関する人的交流情報をさらに受付け、
前記対価算出部は、前記ユーザの満足度の推定結果と前記人的交流情報とに基づいて、前記第2の対価を算出する、
請求項1に記載の対価算出装置。
【請求項6】
前記ユーザ状態データは、前記ユーザが前記場所で人と交流した時に計測された前記ユーザの生体データと、前記ユーザが前記場所で人と交流した時に撮影された前記ユーザの映像データと、前記ユーザが前記場所で人と交流した時に録音された音声データとのうち少なくとも一つを含むデータであり、
前記対価算出部は、前記ユーザ状態データに基づいて前記ユーザが前記場所で人と交流した時のポジティブ感情の量を判定し、判定したポジティブ感情の量と前記ユーザの満足度の推定結果とに基づいて前記第2の対価を算出する、
請求項1に記載の対価算出装置。
【請求項7】
前記情報受付部は、前記ユーザと一緒に撮影された他者の映像データと、前記ユーザと他者との会話が録音された音声データとのうち少なくとも一方をさらに受付け、
前記対価算出部は、前記ユーザと一緒に撮影された他者の映像データと、前記ユーザと他者との会話が録音された音声データとのうち少なくとも一方に基づいて当該他者の感情を判定し、判定した当該他者の感情と前記ユーザの満足度の推定結果とに基づいて前記第2の対価を算出する、
請求項1に記載の対価算出装置。
【請求項8】
対価算出装置が実行する対価算出方法であって、
第1の対価を支払って働く又は学ぶ場所を得るユーザの前記場所における状態を示すユーザ状態データと、前記第1の対価を示す第1の対価情報とを受付ける情報受付ステップと、
前記ユーザ状態データに基づいて、前記ユーザの満足度を推定する満足度推定ステップと、
前記ユーザの満足度の推定結果に基づいて、前記ユーザに支払う第2の対価を算出する対価算出ステップと、
前記第1の対価と前記第2の対価の算出結果とに基づいて、前記ユーザに対する第3の対価を算出する精算ステップと、
を含む対価算出方法。
【請求項9】
コンピュータに、
第1の対価を支払って働く又は学ぶ場所を得るユーザの前記場所における状態を示すユーザ状態データと、前記第1の対価を示す第1の対価情報とを受付ける情報受付ステップと、
前記ユーザ状態データに基づいて、前記ユーザの満足度を推定する満足度推定ステップと、
前記ユーザの満足度の推定結果に基づいて、前記ユーザに支払う第2の対価を算出する対価算出ステップと、
前記第1の対価と前記第2の対価の算出結果とに基づいて、前記ユーザに対する第3の対価を算出する精算ステップと、
を実行させるためのコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、対価算出装置、対価算出方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、人材の紹介先から紹介元へ支払われる対価を適切に算出することを目的として、紹介先へ紹介された対象人材を識別する対象人材識別情報に基づいて対象人材の成果を示す成果情報を紹介先から取得し、成果情報に基づいて対象人材の紹介に対する対価を算出する対価算出装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-026172号公報
特開2023-152039号公報
特許第7359437号公報
特許第6617053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、「学ぶ」と「働く」が融合してきている。学ぶ側面では、従来の教科教育のみならず、STEAM教育と呼ばれる社会課題解決能力や起業家要素を通じて、働くに役立つスキルを学ぶ機会が増えてきている。その学ぶ過程において、学ぶ人は何かしらの価値を提供していると考えられる。一方、働く側面では、例えば副業や複業等により複数の組織をまたいで働くことは越境学習と呼ばれ、組織を越境して働くことは学ぶことであると言われている。現在は、学費を支払って学んだり、働いて賃金をもらったりが一般的であるが、上述した状況を鑑みると、将来は、報酬をもらいながら学んだり、料金を支払って働いたりすることが普及するかもしれない。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ユーザが報酬をもらいながら学んだり、料金を支払って働いたりする場合の当該ユーザに対する対価を算出することを図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、第1の対価を支払って働く又は学ぶ場所を得るユーザの前記場所における状態を示すユーザ状態データと、前記第1の対価を示す第1の対価情報とを受付ける情報受付部と、前記ユーザ状態データに基づいて、前記ユーザの満足度を推定する満足度推定部と、前記ユーザの満足度の推定結果に基づいて、前記ユーザに支払う第2の対価を算出する対価算出部と、前記第1の対価と前記第2の対価の算出結果とに基づいて、前記ユーザに対する第3の対価を算出する精算部と、を備える対価算出装置である。
本発明の一態様は、上記の対価算出装置において、前記ユーザ状態データは、前記場所で計測された前記ユーザの生体データと、前記場所で撮影された前記ユーザの映像データとのうち少なくとも一方を含むデータである、対価算出装置である。
本発明の一態様は、上記の対価算出装置において、前記情報受付部は、前記場所における働く又は学ぶ行為の満足度の問合せに対する前記ユーザからの回答を示す満足度回答情報をさらに受付け、前記対価算出部は、前記ユーザの満足度の推定結果と前記回答との比較結果に基づいて、前記第2の対価を算出する、対価算出装置である。
本発明の一態様は、上記の対価算出装置において、前記情報受付部は、前記場所における働く又は学ぶ行為の前記ユーザの目標の達成度を示す目標達成度情報をさらに受付け、前記対価算出部は、前記ユーザの満足度の推定結果と前記達成度とに基づいて、前記第2の対価を算出する、対価算出装置である。
本発明の一態様は、上記の対価算出装置において、前記情報受付部は、前記場所における働く又は学ぶ行為において前記ユーザが交流した人に関する人的交流情報をさらに受付け、前記対価算出部は、前記ユーザの満足度の推定結果と前記人的交流情報とに基づいて、前記第2の対価を算出する、対価算出装置である。
本発明の一態様は、上記の対価算出装置において、前記ユーザ状態データは、前記ユーザが前記場所で人と交流した時に計測された前記ユーザの生体データと、前記ユーザが前記場所で人と交流した時に撮影された前記ユーザの映像データと、前記ユーザが前記場所で人と交流した時に録音された音声データとのうち少なくとも一つを含むデータであり、前記対価算出部は、前記ユーザ状態データに基づいて前記ユーザが前記場所で人と交流した時のポジティブ感情の量を判定し、判定したポジティブ感情の量と前記ユーザの満足度の推定結果とに基づいて前記第2の対価を算出する、対価算出装置である。
本発明の一態様は、上記の対価算出装置において、前記情報受付部は、前記ユーザと一緒に撮影された他者の映像データと、前記ユーザと他者との会話が録音された音声データとのうち少なくとも一方をさらに受付け、前記対価算出部は、前記ユーザと一緒に撮影された他者の映像データと、前記ユーザと他者との会話が録音された音声データとのうち少なくとも一方に基づいて当該他者の感情を判定し、判定した当該他者の感情と前記ユーザの満足度の推定結果とに基づいて前記第2の対価を算出する、対価算出装置である。
【0007】
本発明の一態様は、対価算出装置が実行する対価算出方法であって、第1の対価を支払って働く又は学ぶ場所を得るユーザの前記場所における状態を示すユーザ状態データと、前記第1の対価を示す第1の対価情報とを受付ける情報受付ステップと、前記ユーザ状態データに基づいて、前記ユーザの満足度を推定する満足度推定ステップと、前記ユーザの満足度の推定結果に基づいて、前記ユーザに支払う第2の対価を算出する対価算出ステップと、前記第1の対価と前記第2の対価の算出結果とに基づいて、前記ユーザに対する第3の対価を算出する精算ステップと、を含む対価算出方法である。
【0008】
本発明の一態様は、コンピュータに、第1の対価を支払って働く又は学ぶ場所を得るユーザの前記場所における状態を示すユーザ状態データと、前記第1の対価を示す第1の対価情報とを受付ける情報受付ステップと、前記ユーザ状態データに基づいて、前記ユーザの満足度を推定する満足度推定ステップと、前記ユーザの満足度の推定結果に基づいて、前記ユーザに支払う第2の対価を算出する対価算出ステップと、前記第1の対価と前記第2の対価の算出結果とに基づいて、前記ユーザに対する第3の対価を算出する精算ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザが報酬をもらいながら学んだり、料金を支払って働いたりする場合の当該ユーザに対する対価を算出することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る対価算出システム及び対価算出装置の構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る対価算出方法の手順の一例を示すフローチャートである。
一実施形態に係る実施例を示す図である。
一実施形態に係る実施例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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