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公開番号
2024152412
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066595
出願日
2023-04-14
発明の名称
メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
G06T
9/00 20060101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約
【課題】符号化効率を向上させること。
【解決手段】本発明に係るメッシュ復号装置200の変位量復号部205は、 変位量ビットストリームに対してバイパス有り算術復号を行うことによって係数レベル値を生成するバイパス有り算術復号部205Aと、係数レベル値に対して逆量子化を行うことによって第1変換係数を生成する逆量子化部205Bと、予測変換係数と予測残差とを加算することによって第2変換係数を生成する加算器205Dと、フレームバッファ205Eから読み出された参照フレームの第2変換係数を用いてインター予測を行うことによって予測変換係数を生成するインター予測部205Fと、第2変換係数に対して第2逆変換を行うことによって復号変位量を生成する第2逆変換部205Gとを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
メッシュ復号装置であって、
変位量ビットストリームを復号して変位量を生成して出力するように構成されている変位量復号部を備え、
前記変位量復号部は、
前記変位量ビットストリームに対してバイパス有り算術復号を行うことによって係数レベル値を生成するように構成されているバイパス有り算術復号部と、
前記係数レベル値に対して逆量子化を行うことによって第1変換係数を生成するように構成されている逆量子化部と、
予測変換係数と予測残差とを加算することによって第2変換係数を生成するように構成されている加算器と、
前記加算器から出力された前記第2変換係数を取得して蓄積するように構成されているフレームバッファと、
前記フレームバッファから読み出された参照フレームの前記第2変換係数を用いてインター予測を行うことによって前記予測変換係数を生成するように構成されているインター予測部と、
前記第2変換係数に対して第2逆変換を行うことによって復号変位量を生成するように構成されている第2逆変換部と、を備えることを特徴とするメッシュ復号装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記逆量子化部の直後に、前記第1変換係数に対して第1逆変換を行うことによって前記予測残差を生成する第1逆変換部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項3】
前記バイパス有り算術復号部は、コンテキスト値の更新をバイパスするかどうかをシンタックスごとに設定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のメッシュ復号装置。
【請求項4】
メッシュ復号方法であって、
変位量ビットストリームを復号して変位量を生成して出力する工程を有し、
前記工程は、
前記変位量ビットストリームに対してバイパス有り算術復号を行うことによって係数レベル値を生成する工程Aと、
前記係数レベル値に対して逆量子化を行うことによって第1変換係数を生成する工程Bと、
予測変換係数と予測残差とを加算することによって第2変換係数を生成する工程Cと、
前記工程Cによって生成された前記第2変換係数を取得してフレームバッファに蓄積する工程Dと、
前記フレームバッファから読み出された参照フレームの前記第2変換係数を用いてインター予測を行うことによって前記予測変換係数を生成する工程Eと、
前記第2変換係数に対して第2逆変換を行うことによって復号変位量を生成する工程Fと、を有することを特徴とするメッシュ復号方法。
【請求項5】
コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、
前記メッシュ復号装置は、変位量ビットストリームを復号して変位量を生成して出力するように構成されている変位量復号部を備え、
前記変位量復号部は、
前記変位量ビットストリームに対してバイパス有り算術復号を行うことによって係数レベル値を生成するように構成されているバイパス有り算術復号部と、
前記係数レベル値に対して逆量子化を行うことによって第1変換係数を生成するように構成されている逆量子化部と、
予測変換係数と予測残差とを加算することによって第2変換係数を生成するように構成されている加算器と、
前記加算器から出力された前記第2変換係数を取得して蓄積するように構成されているフレームバッファと、
前記フレームバッファから読み出された参照フレームの前記第2変換係数を用いてインター予測を行うことによって前記予測変換係数を生成するように構成されているインター予測部と、
前記第2変換係数に対して第2逆変換を行うことによって復号変位量を生成するように構成されている第2逆変換部と、を備えることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、メッシュを大まかな基本メッシュと詳細な変位量とに分けて復号し、変位量について2次元映像に変換した後で映像コーデックによって復号する技術について開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Khaled Mammou, Jungsun Kim, Alexis Tourapis, Dimitri Podborski, Krasimir Kolarov, “[V-CG] Apple’s Dynamic Mesh Coding CfP Response,” ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 m5928, April 2022.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1に開示されている技術では、生成された2次元映像が映像コーデックによる符号化には適しておらず、符号化効率が低下するという問題点があった。 そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、符号化効率を向上させることができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の特徴は、メッシュ復号装置であって、変位量ビットストリームを復号して変位量を生成して出力するように構成されている変位量復号部を備え、前記変位量復号部は、前記変位量ビットストリームに対してバイパス有り算術復号を行うことによって係数レベル値を生成するように構成されているバイパス有り算術復号部と、前記係数レベル値に対して逆量子化を行うことによって第1変換係数を生成するように構成されている逆量子化部と、予測変換係数と予測残差とを加算することによって第2変換係数を生成するように構成されている加算器と、前記加算器から出力された前記第2変換係数を取得して蓄積するように構成されているフレームバッファと、前記フレームバッファから読み出された参照フレームの前記第2変換係数を用いてインター予測を行うことによって前記予測変換係数を生成するように構成されているインター予測部と、前記第2変換係数に対して第2逆変換を行うことによって復号変位量を生成するように構成されている第2逆変換部と、を備えることを要旨とする。
【0006】
本発明の第2の特徴は、メッシュ復号方法であって、変位量ビットストリームを復号して変位量を生成して出力する工程を有し、前記工程は、前記変位量ビットストリームに対してバイパス有り算術復号を行うことによって係数レベル値を生成する工程Aと、前記係数レベル値に対して逆量子化を行うことによって第1変換係数を生成する工程Bと、予測変換係数と予測残差とを加算することによって第2変換係数を生成する工程Cと、前記工程Cによって生成された前記第2変換係数を取得してフレームバッファに蓄積する工程Dと、前記フレームバッファから読み出された参照フレームの前記第2変換係数を用いてインター予測を行うことによって前記予測変換係数を生成する工程Eと、前記第2変換係数に対して第2逆変換を行うことによって復号変位量を生成する工程Fと、を有することを要旨とするメ。
【0007】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、メッシュ復号装置として機能させるプログラムであって、前記メッシュ復号装置は、変位量ビットストリームを復号して変位量を生成して出力するように構成されている変位量復号部を備え、前記変位量復号部は、前記変位量ビットストリームに対してバイパス有り算術復号を行うことによって係数レベル値を生成するように構成されているバイパス有り算術復号部と、前記係数レベル値に対して逆量子化を行うことによって第1変換係数を生成するように構成されている逆量子化部と、予測変換係数と予測残差とを加算することによって第2変換係数を生成するように構成されている加算器と、前記加算器から出力された前記第2変換係数を取得して蓄積するように構成されているフレームバッファと、前記フレームバッファから読み出された参照フレームの前記第2変換係数を用いてインター予測を行うことによって前記予測変換係数を生成するように構成されているインター予測部と、前記第2変換係数に対して第2逆変換を行うことによって復号変位量を生成するように構成されている第2逆変換部と、を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、符号化効率を向上させることができるメッシュ復号装置、メッシュ復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るメッシュ処理システム1の構成の一例を示す図である。
図2は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の変位量復号部205の機能ブロックの一例を示す図である。
図4は、変位量ビットストリームの構成の一例について示す図である。
図5は、DPSのシンタックス構成の一例について示す図である。
図6は、DFHのシンタックス構成の一例について示す図である。
図7は、DDUのシンタックス構成の一例について示す図である。
図8は、一実施形態に係るメッシュ復号装置200の変位量復号部205の動作の一例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組み合わせを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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