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公開番号
2024141195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052707
出願日
2023-03-29
発明の名称
優れた発色性を有する人工爪組成物
出願人
株式会社松風
代理人
主分類
A61K
8/81 20060101AFI20241003BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】
優れた発色性により鮮やかな白色を発現する人工爪組成物を提供すること。
【解決手段】
成分(A)非架橋性(メタ)アクリレートポリマー
成分(B)重合性化合物
成分(C)重合開始剤、及び
成分(D)白色顔料
を含み、
硬化体を測色した場合の明度(L*)、及び彩度(a*、b*)が、以下の式を満たし、
[式1]
8.5 ≧{(100-L*)
2
+a*
2
+b*
2
}
1/2
且つ、硬化体の隠蔽性が80.0%以上であることを特徴とする人工爪組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
成分(A)非架橋性(メタ)アクリレートポリマー
成分(B)重合性化合物
成分(C)重合開始剤、及び
成分(D)白色顔料
を含み、
硬化体を測色した場合の明度(L*)、及び彩度(a*、b*)が、以下の式を満たし、
[式1]
8.5 ≧{(100-L*)
2
+a*
2
+b*
2
}
1/2
且つ、硬化体の隠蔽性が80.0%以上であることを特徴とする人工爪組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の人工爪組成物であって、
硬化体を測色した場合の明度(L*)、及び彩度(a*、b*)が、以下の式を満たし、
[式2]
8.0 ≧{(100-L*)
2
+a*
2
+b*
2
}
1/2
且つ、硬化体の隠蔽性が83.0%以上であることを特徴とする請求項1に記載の人工爪組成物。
【請求項3】
前記成分(D)白色顔料が二酸化チタンであることを特徴とする請求項1に記載の人工爪組成物。
【請求項4】
前記成分(D)白色顔料の一次粒子径が0.15~0.41μmの範囲内であり、二次粒子径としての粒度分布における10%粒子径が0.17~0.52μmの範囲内であることを特徴とする請求項3に記載の人工爪組成物。
【請求項5】
成分(A)非架橋性(メタ)アクリレートポリマー 55~74質量%、
成分(B)重合性化合物 24~40質量%、
成分(C)重合開始剤 0.60~0.75質量%、及び
成分(D)白色顔料 1.0~4.1質量%
を含む請求項1に記載の人工爪組成物。
【請求項6】
常温重合型である請求項1に記載の人工爪組成物。
【請求項7】
成分(A)非架橋性(メタ)アクリレートポリマーを含む粉材と、成分(B)重合性化合物を含む液材を混和することで重合硬化する請求項1に記載の人工爪組成物。
【請求項8】
成分(A)非架橋性(メタ)アクリレートポリマー、
成分(C)重合開始剤、及び
成分(D)白色顔料
を含む人工爪組成物用粉材であって、
重合性化合物を含む液材を混和して硬化させ、硬化体を測色した場合の明度(L*)、及び彩度(a*、b*)が、以下の式を満たし、
[式1]
8.5 ≧{(100-L*)
2
+a*
2
+b*
2
}
1/2
且つ、硬化体の隠蔽性が80.0%以上であることを特徴とする人工爪組成物粉材。
【請求項9】
成分(A)非架橋性(メタ)アクリレートポリマー 90.0~98.5質量%、
成分(C)重合開始剤 0.01~1.00質量%、及び
成分(D)白色顔料 1.0~6.0質量%
を含む請求項8に記載の人工爪組成物用粉材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、優れた発色性により鮮やかな白色を発現する人工爪組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ネイルポリッシュ、ジェルネイル、アクリルネイル等の人工爪は、人の爪に施した際の耐久性が良好で、数週間にわたり美的外観が維持できることが特徴である。特に、(メタ)アクリル樹脂を主成分とする粉末材料と、(メタ)アクリル酸誘導体を主成分とする液体材料を混和して使用するアクリルネイルは、フリーエッジと呼ばれる爪の先端部分を鮮やかな白色にデザインするフレンチネイルに使用されることが多く、コンペティション等でフレンチネイルの美しさが競われる。
【0003】
前述のようなアクリルネイルに関する従来技術としては特許文献1に例示されているものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭55-108309
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には人工爪組成物の発色性については触れられていない。また、人工爪組成物を施す大きな目的の一つは優れた美観を爪上に表現することであり、アクリルネイルにおいては鮮やかな白色を発現することが施術者、及び被施術者の双方から強く求められている。しかしながら、色は見る人によって感じ方が異なるため、多くの人に鮮やかな白色と認識される色調設計は困難であり、従来のアクリルネイル製品にはユーザーが満足できるような優れた発色性により鮮やかな白色を再現できるものはなかった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、優れた発色性により見る人による感じ方の差を少なくし、多くの人に鮮やかな白色と認識されるような色調を発現する人工爪組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題の解決は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明の人工爪組成物は、成分(A)非架橋性(メタ)アクリレートポリマー、成分(B)重合性化合物、成分(C)重合開始剤、及び成分(D)白色顔料を含み、硬化体を測色した場合の明度(L*)、及び彩度(a*、b*)が、以下の式を満たし、
[式1]
8.5 ≧{(100-L*)
2
+a*
2
+b*
2
}
1/2
且つ、硬化体の隠蔽性が80.0%以上であることを特徴とする。
【0008】
本発明の人工爪組成物の一実施形態としては、硬化体を測色した場合の明度(L*)、及び彩度(a*、b*)が、以下の式を満たし、
[式2]
8.0 ≧{(100-L*)
2
+a*
2
+b*
2
}
1/2
且つ、硬化体の隠蔽性が83.0%以上であることが好ましい。
【0009】
本発明の人工爪組成物の他の実施形態としては、前記成分(D)白色顔料が二酸化チタンであることが好ましい。
【0010】
本発明の人工爪組成物の他の実施形態としては、前記二酸化チタンの一次粒子径が0.15~0.41μmの範囲内であり、二次粒子径としての粒度分布における10%粒子径が0.17~0.52μmの範囲内であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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