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公開番号2024140701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051996
出願日2023-03-28
発明の名称麺食品
出願人日清製粉株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A23L 7/109 20160101AFI20241003BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】時間が経過しても、茹で伸び感を感じにくく、また、冷蔵保管した場合でもぼそつきを感じにくく、滑らかな食感を有し、更には、テイクアウトや宅配等の持ち運びをする食品としての適性も有する麺食品の提供。
【解決手段】α化した麺類100質量部に対し、イソマルトデキストリンを10~50質量%含む液状組成物を5~500質量部付着あるいは浸漬させた麺食品である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
α化した麺類100質量部に対し、イソマルトデキストリンを10~50質量%含む液状組成物を5~500質量部付着あるいは浸漬させたことを特徴とする麺食品。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記麺食品が、冷蔵流通されるものである請求項1に記載の麺食品。
【請求項3】
前記麺食品が、前記液状組成物を付着あるいは浸漬された状態で10~90分間持ち運びされる請求項1または2に記載の麺食品。
【請求項4】
前記α化した麺類100質量部に対し、前記液状組成物を30~500質量部付着あるいは浸漬させた請求項1または2に記載の麺食品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、麺食品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
中華麺、うどん、そば、パスタ等の麺類を含む麺食品は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで販売され、多くの消費者に食されている。また、近年では、テイクアウトや宅配でも麺食品が提供されるようになってきている。
【0003】
例えば、冷凍麺と、中皿と、加温された液体スープと、電子レンジ調理可能な容器と、及び電磁レンジ調理可能な蓋と、を含むデリバリー用電子レンジ調理麺類であって、下から前記容器、前記液体スープ、前記中皿、前記冷凍麺、前記蓋の順に配置された状態でデリバリーされるデリバリー用電子レンジ調理麺類が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
煮崩れが少なく、かつ長期保存しても、食感が変わらない麺類の調理済みレトルト食品を提供する技術として、茹で済み麺類を、DE4~8のデキストリンを30~35重量%含有する調味液中で加熱殺菌する麺類の調理済みレトルト食品の製造方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
適宜太さと長さにうたれたのち熱湯で茹でられた生麺の表面にデキストリン水溶液が噴霧または塗布されて開閉自在な携行容器に装填されて成る携行容器に装填された生麺食品が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-78472号公報
特開2019-71838号公報
特開平6-319474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記した麺食品は、時間の経過により品質が劣化するという課題がある。また、近年では、消費者が求める品質のレベルも高まっており、品質の劣化を抑制する更なる技術の開発が強く求められている。また、従来の麺食品では、スープをゲル化したり、麺類とスープを別々に収容したりするものがあるが、前者は食味の点で十分に満足できるものとはいえず、後者は容器や包材を余計に使用する必要があった。
【0008】
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、時間が経過しても、茹で伸び感を感じにくく、また、冷蔵保管した場合でもぼそつきを感じにくく、滑らかな食感を有し、更には、テイクアウトや宅配等の持ち運びをする食品としての適性も有する麺食品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者等は上記課題を解決するため検討した結果、α化した麺類100質量部に対し、イソマルトデキストリンを10~50質量%含む液状組成物を5~500質量部付着あるいは浸漬させることで、時間が経過しても、茹で伸び感を感じにくく、また、冷蔵保管した場合でもぼそつきを感じにくく、滑らかな食感を有し、更には、テイクアウトや宅配等の持ち運びをする食品としての適性も有する麺食品とできることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
本発明は、本発明者らの知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> α化した麺類100質量部に対し、イソマルトデキストリンを10~50質量%含む液状組成物を5~500質量部付着あるいは浸漬させたことを特徴とする麺食品である。
<2> 前記麺食品が、冷蔵流通されるものである前記<1>に記載の麺食品である。
<3> 前記麺食品が、前記液状組成物を付着あるいは浸漬された状態で10~90分間持ち運びされる前記<1>または<2>に記載の麺食品である。
<4> 前記α化した麺類100質量部に対し、前記液状組成物を30~500質量部付着あるいは浸漬させた前記<1>~<3>のいずれかに記載の麺食品である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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