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公開番号2024140502
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051665
出願日2023-03-28
発明の名称波長可変レーザおよび光学装置
出願人古河電気工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01S 5/024 20060101AFI20241003BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】例えば、増幅部で生じた熱による光フィルタへの影響を抑制することが可能となるような、改善された新規な波長可変レーザおよび光学装置を提供する。
【解決手段】波長可変レーザは、光を発生するとともに増幅し第一端部および当該第一端部とは反対側の第二端部から光を出力する光増幅部と、第一端部から出力された光を反射する第一ミラーと、第二端部から出力された光を反射する第二ミラーと、光増幅部と第一ミラーまたは第二ミラーとの間に設けられ、所定の波長特性を有し、光増幅部から出力された光が通過する光フィルタと、光増幅部と光フィルタとの間に設けられ光増幅部と光フィルタとの間で進む光が通過するレンズと、光フィルタの温度を調整する第一温度調整部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光を発生するとともに増幅し第一端部および当該第一端部とは反対側の第二端部から光を出力する光増幅部と、
前記第一端部から出力された光を反射する第一ミラーと、
前記第二端部から出力された光を反射する第二ミラーと、
前記光増幅部と前記第一ミラーまたは前記第二ミラーとの間に設けられ、所定の波長特性を有し、前記光増幅部から出力された光が通過する光フィルタと、
前記光増幅部と前記光フィルタとの間に設けられ前記光増幅部と前記光フィルタとの間で進む光が通過するレンズと、
前記光フィルタの温度を調整する第一温度調整部と、
を備えた、波長可変レーザ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記レンズと前記光フィルタとの間に設けられ、光の進む方向または光の進む位置を変更する光学部品を備えた、請求項1に記載の波長可変レーザ。
【請求項3】
前記第一ミラーおよび前記第二ミラーのうち、前記光フィルタを通過した光を反射するミラーは、前記光フィルタ、当該光フィルタとは別の光学部品、または当該別の光学部品を支持する部品または部位に、設けられた、請求項1に記載の波長可変レーザ。
【請求項4】
前記第一温度調整部として、ペルチェモジュールおよび抵抗加熱モジュールのうち少なくとも一方を備えた、請求項1に記載の波長可変レーザ。
【請求項5】
前記光増幅部の温度を調整する第二温度調整部を備えた、請求項1に記載の波長可変レーザ。
【請求項6】
前記第二温度調整部として、ペルチェモジュールを備えた、請求項5に記載の波長可変レーザ。
【請求項7】
前記光フィルタは、前記ペルチェモジュール上に設けられた、請求項6に記載の波長可変レーザ。
【請求項8】
前記光フィルタと前記ペルチェモジュールとの間に介在した第一遮熱部材を備えた、請求項7に記載の波長可変レーザ。
【請求項9】
前記第一温度調整部として、前記光フィルタの外面の一部を覆うように設けられた抵抗加熱モジュールを備えた、請求項1に記載の波長可変レーザ。
【請求項10】
前記抵抗加熱モジュールに電力を供給する導電経路に設けられたキャパシタを備えた、請求項9に記載の波長可変レーザ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、波長可変レーザおよび光学装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、チップ集積型の波長可変レーザが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第2687464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の波長可変レーザでは、光を発光するとともに増幅する増幅部と、所定の波長特性を有した光フィルタと、が一体化されている。
【0005】
このような構成にあっては、例えば、レーザの出力を高めるため増幅部への電流量を増やした場合に、当該増幅部で生じた熱が光フィルタへ伝わり、当該光フィルタの波長特性に影響を及ぼす虞があった。
【0006】
そこで、本発明の課題の一つは、例えば、増幅部で生じた熱による光フィルタへの影響を抑制することが可能となるような、改善された新規な波長可変レーザおよび光学装置を得ること、である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の波長可変レーザは、例えば、光を発生するとともに増幅し第一端部および当該第一端部とは反対側の第二端部から光を出力する光増幅部と、前記第一端部から出力された光を反射する第一ミラーと、前記第二端部から出力された光を反射する第二ミラーと、前記光増幅部と前記第一ミラーまたは前記第二ミラーとの間に設けられ、所定の波長特性を有し、前記光増幅部から出力された光が通過する光フィルタと、前記光増幅部と前記光フィルタとの間に設けられ前記光増幅部と前記光フィルタとの間で進む光が通過するレンズと、前記光フィルタの温度を調整する第一温度調整部と、を備える。
【0008】
前記波長可変レーザは、前記レンズと前記光フィルタとの間に設けられ、光の進む方向または光の進む位置を変更する光学部品を備えてもよい。
【0009】
前記波長可変レーザでは、前記第一ミラーおよび前記第二ミラーのうち、前記光フィルタを通過した光を反射するミラーは、前記光フィルタ、当該光フィルタとは別の光学部品、または当該別の光学部品を支持する部品または部位に、設けられてもよい。
【0010】
前記波長可変レーザは、前記第一温度調整部として、ペルチェモジュールおよび抵抗加熱モジュールのうち少なくとも一方を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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