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公開番号2024140279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051342
出願日2023-03-28
発明の名称チューブ容器および容器入り物品
出願人大和製罐株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B65D 35/10 20060101AFI20241003BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 植物由来のポリエチレン樹脂を含んだ材料から圧縮成形により形成され、ストレスクラックが発生し難い頭部を備えたチューブ容器を提供すること。
【解決手段】 チューブ容器は、チューブ形状を有する胴部と、注出口を有し、且つ前記胴部の一端に接合された頭部とを備え、前記頭部は、植物由来の低密度ポリエチレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とを含み、前記頭部は、成形と前記胴部への接合とを圧縮成形によって行った成形品である。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
チューブ形状を有する胴部と、
注出口を有し、且つ前記胴部の一端に接合された頭部と
を備え、
前記頭部は、植物由来の低密度ポリエチレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とを含み、
前記頭部は、成形と前記胴部への接合とを圧縮成形によって行った成形品であるチューブ容器。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂は、石油由来の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂である請求項1に記載のチューブ容器。
【請求項3】
前記頭部は、前記低密度ポリエチレン樹脂と前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とを5:95~95:5の質量比で含む請求項1に記載のチューブ容器。
【請求項4】
前記胴部は、押出成形品である請求項1に記載のチューブ容器。
【請求項5】
前記胴部は、ポリエチレン樹脂を含む最内層、第1接着層、中間層、第2接着層、およびポリエチレン樹脂を含む最外層が前記胴部の内側から前記胴部の外側へ順に積層された5層構造を有する請求項1に記載のチューブ容器。
【請求項6】
前記中間層は、エチレン-ビニルアルコール共重合体樹脂を含む請求項5に記載のチューブ容器。
【請求項7】
前記最内層および前記最外層の各々が、前記ポリエチレン樹脂として植物由来のポリエチレン樹脂を含む請求項5に記載のチューブ容器。
【請求項8】
請求項1~7の何れか1項に記載のチューブ容器と、
前記チューブ容器に充填された内容物と
を備え、前記胴部の他端がシールされている容器入り物品。
【請求項9】
チューブ形状を有する胴部の一端の位置で、植物由来の低密度ポリエチレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とを含んだ材料を圧縮成形して、注出口を有し、且つ前記胴部の前記一端に接合された頭部を形成することを含んだチューブ容器の製造方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法によりチューブ容器を製造することと、
前記チューブ容器に内容物を充填することと、
前記充填の後、前記胴部の他端をシールすることと
を含む、容器入り物品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チューブ容器および容器入り物品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
歯磨き粉や化粧品等を収容するチューブ容器として現在流通しているものは、石油由来のポリエチレン樹脂を用いて形成されているものが主流である。近年は、環境負荷低減を目的として、石油由来のポリエチレン樹脂に替えて、カーボンニュートラルな材料であるバイオマス由来のポリエチレン樹脂を使用することが増えてきている。
【0003】
チューブ容器は、チューブ形状を有する胴部と、注出口を有する頭部とから構成される。チューブ容器の頭部の成形方法として、射出成形および圧縮成形の2種類の方法が知られている。これらの方法では、予め成形された胴部の一端に接合するように頭部を射出成形または圧縮成形により成形し、頭部の成形と胴部への接合を同時に行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-167860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、植物由来のポリエチレン樹脂を含んだ材料から圧縮成形により形成され、ストレスクラックが発生し難い頭部を備えたチューブ容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの側面によれば、
チューブ形状を有する胴部と、
注出口を有し、且つ前記胴部の一端に接合された頭部と
を備え、
前記頭部は、植物由来の低密度ポリエチレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とを含み、
前記頭部は、成形と前記胴部への接合とを圧縮成形によって行った成形品であるチューブ容器が提供される。
【0007】
別の側面によれば、前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂は、石油由来の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂である上記側面に係るチューブ容器が提供される。
【0008】
更に別の側面によれば、前記頭部は、前記低密度ポリエチレン樹脂と前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とを5:95~95:5の質量比で含む上記側面の何れかに係るチューブ容器が提供される。
【0009】
更に別の側面によれば、前記胴部は、押出成形品である上記側面の何れかに係るチューブ容器が提供される。
【0010】
更に別の側面によれば、前記胴部は、ポリエチレン樹脂を含む最内層、第1接着層、中間層、第2接着層、およびポリエチレン樹脂を含む最外層が前記胴部の内側から前記胴部の外側へ順に積層された5層構造を有する上記側面の何れかに係るチューブ容器が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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