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公開番号2024140229
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023051267
出願日2023-03-28
発明の名称作業車両
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類A01B 63/10 20060101AFI20241003BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作動油の圧力損失を抑制して、作業出力の低下を抑制することができる作業車両を提供する。
【解決手段】
トラクタ1は、作業機3と、作業機3を作動油の油圧によって駆動する作業機昇降機構14や作業機角度変更機構15等の駆動部と、駆動部へと向かう流路31を有し、流路31を介して作動油を駆動部に向けて供給する作動油供給部30と、を備える。作動油供給部30は、流路31の少なくとも一部を有していて、作動油を流路31から外部に取出可能なサブコントロールバルブ32と、流路31においてサブコントロールバルブ32よりも上流側に配置されて、作動油の流れ方向を切換可能な方向切換弁34と、を備える。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
作業機と、
前記作業機を作動油の油圧によって駆動する駆動部と、
前記駆動部へと向かう流路を有し、前記流路を介して前記作動油を前記駆動部に向けて供給する作動油供給部と、を備え、
前記作動油供給部は、前記流路の少なくとも一部を有していて、前記作動油を前記流路から外部に取出可能なサブコントロールバルブと、
前記流路において前記サブコントロールバルブよりも上流側に配置されて、前記作動油の流れ方向を切換可能な方向切換弁と、を備えることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記方向切換弁は、前記作動油が前記サブコントロールバルブへと流入するか否かを切換可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記作動油供給部は、前記サブコントロールバルブを取り付けるための取付部を備え、
前記方向切換弁は、前記流路において前記サブコントロールバルブと前記取付部との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
前記サブコントロールバルブの切換操作を行うための操作部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
前記操作部の操作を検出する検出部を更に備え、
前記方向切換弁は、前記検出部の検出結果に応じて、前記作動油の流れ方向を切り換えることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記操作部は、周方向の一部に開口を有する支軸と、前記支軸周りに回動するレバー部とで構成され、
前記検出部は、前記レバー部の操作に応じて前記支軸と共に回動する前記開口によって操作される接点機構で構成されることを特徴とする請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記操作部は、運転席の側方に配置されることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項8】
前記操作部は、スイッチで構成されることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項9】
前記操作部は、運転席の側方に設けられたアームレストに配置されることを特徴とする請求項8に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作動油の油圧によって駆動する作業機を備える作業車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
トラクタ等の作業車両は、作動油の油圧によって駆動する作業機と、作動油を作業機へと供給する作動油供給部とを備える。例えば、作動油供給部は、作業機を駆動するための水平制御バルブや昇降バルブに作動油を供給する。作業車両には、更に、作動油を外部に取出可能なサブコントロールバルブを作動油供給部に備えるものがある。
【0003】
例えば、特許文献1に開示される作業車では、サブコントロールバルブを介して、作動油を作業機に供給する作動油供給部を機体前後に配設している。この作業車では、サブコントロールバルブより取り出される油圧配管を、電磁切換弁を介して分岐させ、該電磁切換弁により作動油を供給する作動油供給部を選択する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-337758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の作業車両では、作業を行わない走行時や、水平制御バルブや昇降バルブのみを使用する作業時等のように、サブコントロールバルブによる作動油の外部取出を使用しない状況においても、作動油供給部は、作動油が常時サブコントロールバルブを経由するように構成されている。
そのため、作動油のサブコントロールバルブの経由により、作動油供給部から供給される作動油に無駄な圧力損失が生じて油圧出力が低下し、これにより、作業出力が低下するおそれがある。
【0006】
本発明は、作動油の圧力損失を抑制して、作業出力の低下を抑制することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の作業車両は、作業機と、前記作業機を作動油の油圧によって駆動する駆動部と、前記駆動部へと向かう流路を有し、前記流路を介して前記作動油を前記駆動部に向けて供給する作動油供給部と、を備え、前記作動油供給部は、前記流路の少なくとも一部を有していて、前記作動油を前記流路から外部に取出可能なサブコントロールバルブと、前記流路において前記サブコントロールバルブよりも上流側に配置されて、前記作動油の流れ方向を切換可能な方向切換弁と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作動油の圧力損失を抑制して、作業出力の低下を抑制することができる作業車両を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るトラクタを概要的に示す側面図である。
本発明の実施形態に係るトラクタの作業機を作動する油圧回路を概要的に示す回路図である。
本発明の実施形態に係るトラクタにおけるサブコントロールバルブ及びその周辺を概要的に示す背面図である。
本発明の実施形態に係るトラクタにおけるキャビンの内部を概要的に示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るトラクタにおけるサブコントロールバルブのバルブ操作レバー及びそのバルブ操作検出部を概要的に示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るトラクタにおいて、中立状態のバルブ操作レバー及びそのバルブ操作検出部を概要的に示す側断面図である。
本発明の実施形態に係るトラクタにおいて、傾倒状態のバルブ操作レバー及びそのバルブ操作検出部を概要的に示す側断面図である。
本発明の実施形態に係るトラクタの他の例において、サブコントロールバルブのバルブ操作レバーを概要的に示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るトラクタの他の例において、サブコントロールバルブのバルブ操作レバーを概要的に示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の作業車両は、圃場を走行しながら作業機によって作業する作業走行を行うものである。本発明の作業車両の一実施形態であるトラクタ1について図面を参照して説明する。図1に示すように、トラクタ1は、車体2と、作業機3(一点鎖線参照)とを備え、車体2によって走行しながら作業機3によって耕耘等の作業を行うように構成される。トラクタ1では、各種の作業を行うロータリ、ハロー、ローダ、ボックススクレーパー等の作業機3が、必要に応じて車体2に装着される。
(【0011】以降は省略されています)

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