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公開番号2024139204
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050039
出願日2023-03-27
発明の名称実装基板及び内視鏡
出願人HOYA株式会社
代理人個人,個人
主分類A61B 1/04 20060101AFI20241002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】小型化に伴う強度低下の問題を解決できる実装基板及び内視鏡を提供する。
【解決手段】電子部品の実装面60を有する実装部62と、前記電子部品に電力を供給するための端子が設けられた端子部63とを備える実装基板6であって、端子部63は、実装部62の実装面60と反対側の反対面に設けられており、実装部62の角に対応する位置に形成された切り欠き部64と、切り欠き部64に設けられた第1端子65とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電子部品の実装面を有する実装部と、前記電子部品に電力を供給するための端子が設けられた端子部とを備える実装基板であって、
前記端子部は、
前記実装部の前記実装面と反対側の反対面に設けられており、
前記実装部の角に対応する位置に形成された切り欠き部と、前記切り欠き部に設けられた第1端子とを有する実装基板。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記端子部は、柱形状であって、前記反対面から突出しており、
前記端子部の軸心に対する放射方向において、前記端子部の寸法は前記反対面の寸法以下である請求項1に記載の実装基板。
【請求項3】
前記端子部の突出端面には第2端子が設けられている請求項2に記載の実装基板。
【請求項4】
前記実装部の前記反対面は矩形であり、
前記切り欠き部は、前記反対面の少なくとも2つの角に対応する位置に形成されている請求項1から3の何れか一項に記載の実装基板。
【請求項5】
前記切り欠き部は、前記端子部の軸心方向に沿って延びており、凹曲面を有する請求項2に記載の実装基板。
【請求項6】
前記実装部は矩形板形状であり、
前記実装部及び前記端子部の並設方向において、前記実装部の寸法は前記端子部の寸法以下である請求項1に記載の実装基板。
【請求項7】
前記実装部は、
前記実装部及び前記端子部の並設方向での寸法が前記端子部の寸法以上である六面体形状であり、
前記実装面と隣り合う一側面から、該一側面と隣り合う2つの側面に亘って形成された凹部を有し、
前記凹部には、第3端子が設けられている請求項1に記載の実装基板。
【請求項8】
前記電子部品は、体腔内部の撮像に用いられる撮像素子である請求項1に記載の実装基板。
【請求項9】
請求項1に記載の実装基板と、
前記実装基板に実装された電子部品とを備える内視鏡。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、実装基板及び内視鏡に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
内視鏡は、被検者の体腔内に挿入することで所望の箇所の観察、処置を可能とする医療用機器であり、体腔内に挿入される挿入管の先端部に組み込まれた撮像モジュールを備えている。撮像モジュールは、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )等の撮像素子と、該撮像素子を複数の受動部品と共に実装する実装基板とを備えている。
【0003】
内視鏡においては、被検者の負担を軽減するため、挿入管の細径化が進められており、挿入管の先端部に組み込まれる撮像モジュールの小型化が求められている。特許文献1、2には、小型化を図った撮像モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-039427号公報
特開2017-153769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
撮像モジュールは撮像素子を有しており、実装基板に該撮像素子と電気的に接続された端子を設ける必要がある。端子を設ける際には、実装基板の対向する2つの面を切り欠いて端子を埋設することによって、斯かる端子に電力供給用の電線が接続された場合、接続部が撮像素子よりも外側にはみ出ることを防いでいる。
【0006】
しかしながら、近年、被検者の負担を軽減すべく、小型の撮像素子及び実装基板を用いた内視鏡の先端部の細径化が進められている。しかし、このような小型の実装基板においては、対向する2つの面を切り欠いてランド部を設ける場合、端子同士間の距離が短くなるので、斯かる2つの面の対向方向に加わる外力に対する強度が大きく減少する問題が生じていた。
【0007】
しかし、特許文献1及び特許文献2では上述のような問題について考慮しておらず、解決できない。
【0008】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化に伴う強度低下の問題を解決できる実装基板及び内視鏡を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る実装基板は、電子部品の実装面を有する実装部と、前記電子部品に電力を供給するための端子が設けられた端子部とを備える実装基板であって、前記端子部は、前記実装部の前記実装面と反対側の反対面に設けられており、前記実装部の角に対応する位置に形成された切り欠き部と、前記切り欠き部に設けられた第1端子とを有する。
【0010】
本発明にあっては、前記端子部は前記実装部の実装面と反対側の反対面に設けられており、前記実装部の角に対応する位置に切り欠き部が形成され、前記切り欠き部に第1端子が設けられている。斯かる第1端子には、前記実装面に実装される電子部品に電力を供給する電力線が接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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