TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024138503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-08
出願番号
2024113125,2022113887
出願日
2024-07-16,2022-07-15
発明の名称
電池および電池の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/178 20210101AFI20241001BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本開示は、集電端子に負荷が加わった場合であっても、ラミネートフィルムに変形が生じることを抑制可能な電池を提供することを主目的とする。
【解決手段】本開示においては、電極体と、上記電極体の側面部に配置された集電端子と、上記電極体を覆うラミネートフィルムと、を備える電池であって、上記電極体は、上記集電端子に接続された集電タブを有し、上記電池を上記集電端子側から側面視した場合に、上記集電端子の外縁は、上記電極体の外縁より内側に位置し、上記ラミネートフィルムは、上記集電端子の上記外縁を構成する面、および、上記電極体の上記外縁を構成する面を覆うように配置され、上記集電端子の角部に、上記ラミネートフィルムの内面同士が融着した、所定の融着部が配置され、上記ラミネートフィルムは、上記融着部の上記電極体側の端部に隣接する位置に、上記第1面から連続的に形成された、所定の傾斜面を有する、電池を提供することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、
前記電極体の側面部に配置された集電端子と、
前記電極体を覆うラミネートフィルムと、
を備える電池であって、
前記電極体は、前記集電端子に接続された集電タブを有し、
前記電池を前記集電端子側から側面視した場合に、前記集電端子の外縁は、前記電極体の外縁より内側に位置し、
前記ラミネートフィルムは、前記集電端子の前記外縁を構成する面、および、前記電極体の前記外縁を構成する面を覆うように配置され、
前記集電端子の角部に、前記ラミネートフィルムの内面同士が融着した融着部が配置され、
前記融着部は、第1面と、前記第1面に対向し、かつ、前記第1面より外側に位置する第2面と、前記第1面および前記第2面を結ぶ曲面と、を有し、
前記第1面の法線方向、および、前記第2面の法線方向は、それぞれ、前記電池の厚さ方向に平行であり、
前記融着部は、前記集電端子側の前記ラミネートフィルムの端部位置から、前記電極体側に向かって延在し、
前記ラミネートフィルムは、前記融着部の前記電極体側の端部に隣接する位置に、前記第1面から連続的に形成された傾斜面を有し、
前記傾斜面の法線方向は、前記電池の厚さ方向に対して、交差している、電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池および電池の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
リチウムイオン二次電池等の電池は、通常、正極集電体、正極活物質層、電解質層、負極活物質層および負極集電体を有する電極体を備える。電極体は、例えば、外装材に囲まれた内部空間に封止される。特許文献1には、電極組立体と、電極組立体の外部を囲む外装材と、上記外装材を密封する第1および第2カバーとを含み、第1電極端子および第2電極端子が、それぞれ第1カバーおよび第2カバーを介して外部に引き出されたリチウムポリマー二次電池が開示されている。また、特許文献1には、外装材として、ラミネートフィルムが記載されている。特許文献2には、1枚のフィルムからなる外装体を用いた電池であって、集電タブリードが延設される端面と直交する辺の角部に、上記フィルムを複数枚重ねて設けられるリブ構造を設けることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-108623号公報
特開2021-190281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
後述する図3に示すように、集電端子の寸法を、電極体の寸法より小さくする場合がある。このような寸法関係にある集電端子を、ラミネートフィルムで封止すると、例えばラミネートフィルムにシワが生じ、電池の密封性が低下する場合がある。このような問題を解決するため、発明者等は、集電端子上に、ラミネートフィルムの内面同士が融着した融着部を設けることを着想した。融着部を設けることで、密封性の低下を抑制できる。
【0005】
一方、電極体は、通常、集電端子に接続するための集電タブを有する。集電タブは、剛性が低いため、集電端子に負荷が加わると、ラミネートフィルム(特に、集電タブの近傍に位置するラミネートフィルム)に変形が生じやすくなる。
【0006】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、集電端子に負荷が加わった場合であっても、ラミネートフィルムに変形が生じることを抑制可能な電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]
電極体と、上記電極体の側面部に配置された集電端子と、上記電極体を覆うラミネートフィルムと、を備える電池であって、上記電極体は、上記集電端子に接続された集電タブを有し、上記電池を上記集電端子側から側面視した場合に、上記集電端子の外縁は、上記電極体の外縁より内側に位置し、上記ラミネートフィルムは、上記集電端子の上記外縁を構成する面、および、上記電極体の上記外縁を構成する面を覆うように配置され、上記集電端子の角部に、上記ラミネートフィルムの内面同士が融着した融着部が配置され、上記融着部は、第1面と、上記第1面に対向し、かつ、上記第1面より外側に位置する第2面と、上記第1面および上記第2面を結ぶ曲面と、を有し、上記第1面の法線方向、および、上記第2面の法線方向は、それぞれ、上記電池の厚さ方向に平行であり、上記融着部は、上記集電端子側の上記ラミネートフィルムの端部位置から、上記電極体側に向かって延在し、上記ラミネートフィルムは、上記融着部の上記電極体側の端部に隣接する位置に、上記第1面から連続的に形成された傾斜面を有し、上記傾斜面の法線方向は、上記電池の厚さ方向に対して、交差している、電池。
【0008】
[2]
上記傾斜面の平面視形状は、三角形状である、[1]または[2]に記載の電池。
【0009】
[3]
上記電池を上記集電端子側から側面視した場合に、上記集電端子の形状は、四角形である、[1]または[2]に記載の電池。
【0010】
[4]
上記集電端子の4つの上記角部に、それぞれ、上記融着部が配置されている、[3]に記載の電池。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
サーバ
4日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
4日前
個人
トイレ用照明スイッチ
19日前
ローム株式会社
保持具
5日前
CKD株式会社
巻回装置
18日前
CKD株式会社
巻回装置
18日前
イリソ電子工業株式会社
電子部品
22日前
個人
積層型電解質二次電池
11日前
オムロン株式会社
電磁継電器
26日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
26日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
26日前
オムロン株式会社
電磁継電器
26日前
オムロン株式会社
電磁継電器
26日前
国立大学法人信州大学
トランス
26日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
1か月前
日新電機株式会社
変圧器
1か月前
三菱電機株式会社
同軸フィルタ
8日前
株式会社ヨコオ
ソケット
1か月前
協立電機株式会社
着磁器
4日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
18日前
ローム株式会社
半導体装置
19日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
ローム株式会社
半導体装置
4日前
ナカムラマジック株式会社
放熱器
13日前
日新イオン機器株式会社
気化器、イオン源
19日前
日本航空電子工業株式会社
コネクタ
19日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
1か月前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
18日前
株式会社AESCジャパン
電池パック
4日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
1か月前
株式会社ディスコ
ウェーハの加工方法
8日前
株式会社村田製作所
コイル部品
1か月前
株式会社村田製作所
コイル部品
18日前
株式会社豊田自動織機
電子機器
4日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
25日前
TDK株式会社
電子部品
4日前
続きを見る
他の特許を見る