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公開番号
2024137693
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2023222084
出願日
2023-12-28
発明の名称
画像処理方法、画像処理装置、学習済みモデルの製造方法、学習装置、画像処理システム、プログラム、および記憶媒体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】量子化された機械学習モデルを用いて、適切な画像処理が可能な画像処理方法を提供する。
【解決手段】画像処理方法は、第1画像と、第1画像に対応する撮像条件または現像条件に関する第1画像情報とを取得する第1ステップと、量子化された機械学習モデルにより第1画像を鮮鋭化することで第2画像を生成する第2ステップとを有し、第2ステップにおいて、第1画像情報に関する値と第1閾値とに基づいて、第2画像を生成する際に用いる第1画像情報または所定の第2画像情報を決定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1画像と、前記第1画像に対応する撮像条件または現像条件に関する第1画像情報とを取得する第1ステップと、
量子化された機械学習モデルにより前記第1画像を鮮鋭化することで第2画像を生成する第2ステップとを有し、
前記第2ステップにおいて、前記第1画像情報に関する値と第1閾値とに基づいて、前記第2画像を生成する際に用いる前記第1画像情報または所定の第2画像情報を決定することを特徴とする画像処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2ステップにおいて、
前記第1画像情報に関する値が前記第1閾値以下である場合、前記第2画像は前記第1画像情報を用いて前記第1画像を鮮鋭化することで生成され、
前記第1画像情報に関する値が前記第1閾値よりも大きい場合、前記第2画像は前記第2画像情報を用いて前記第1画像を鮮鋭化することで生成されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項3】
前記第1画像情報は、前記撮像条件に対応する撮像で用いられたレンズ装置の種類、絞り値、焦点距離、被写体距離、および像高ごとの光学特性の少なくとも一つに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項4】
前記第1画像情報は、前記撮像条件に対応する撮像に用いられた撮像装置の種類、センサ感度、シャッタースピード、および撮像モードの少なくとも一つに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項5】
前記第1画像情報は、前記現像条件に対応する現像の際の画像圧縮率、シャープネス強度、およびノイズ低減強度の少なくとも一つに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項6】
前記機械学習モデルの少なくとも一層のウエイトのビット数は、前記第1画像のビット数の2倍以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項7】
前記機械学習モデルの入力層または出力層の少なくとも一方のウエイトのビット数は、前記第1画像のビット数以上であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項8】
前記第2画像情報は、前記第1閾値に基づく固定値、または前記第1画像情報に依存しない固定値であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理方法。
【請求項9】
前記第2ステップにおいて、前記第2画像は、前記第1画像情報と前記第1閾値とに基づく第2閾値を用いて、前記第1画像を鮮鋭化することで生成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理方法。
【請求項10】
前記機械学習モデルは、前記第1閾値以下の第1画像情報に関する値を有する訓練画像を用いて予め学習されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理方法、画像処理装置、学習済みモデルの製造方法、画像処理システム、プログラム、および記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、DL(Deep Learning)を用いて学習された機械学習モデルを使用して、符号化により劣化した画像を復元する方法が開示されている。特許文献2には、カメラまたはスマートフォンなどの端末に搭載可能な機械学習モデルを用いて画像のノイズを低減する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-90129号公報
特開2020-191046号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、量子化された機械学習モデルに適用するための方法が開示されていない。このため、特許文献1に開示された方法では、量子化に伴う弊害が少ない適切な画像処理を実行することができない。
【0005】
特許文献2に開示された方法では、複数の機械学習モデルを用意しておくことで、機械学習モデルを量子化しても弊害が少ない画像処理を実行できる可能性がある。しかし、端末のメモリの量は限られているため、複数の機械学習モデルを用意することは現実的には困難である。このため、特許文献2に開示された方法では、量子化に伴う弊害が少ない適切な画像処理を実行することは難しい。
【0006】
そこで本発明は、量子化された機械学習モデルを用いて、適切な画像処理が可能な画像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての画像処理方法は、第1画像と、前記第1画像に対応する撮像条件または現像条件に関する第1画像情報とを取得する第1ステップと、量子化された機械学習モデルにより前記第1画像を鮮鋭化することで第2画像を生成する第2ステップとを有し、前記第2ステップにおいて、前記第1画像情報に関する値と第1閾値とに基づいて、前記第2画像を生成する際に用いる前記第1画像情報または所定の第2画像情報を決定することを特徴とする画像処理方法。
【0008】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、量子化された機械学習モデルを用いて、適切な画像処理が可能な画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1における畳み込みニューラルネットワークの学習の流れを示す図である。
実施例1における画像処理システムのブロック図である。
実施例1における画像処理システムの外観図である。
実施例1における畳み込みニューラルネットワークの学習に関するフローチャートである。
実施例1における畳み込みニューラルネットワークを用いた出力画像の生成に関するフローチャートである。
実施例2における画像処理システムのブロック図である。
実施例2における画像処理システムの外観図である。
実施例3における画像処理システムのブロック図である。
実施例3における畳み込みニューラルネットワークを用いた出力画像の生成に関するフローチャートである。
各実施例における概要の説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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