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公開番号2024136644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047815
出願日2023-03-24
発明の名称半導体装置の製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 21/318 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】金属を含む膜におけるウィスカの発生を抑制することが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置の製造方法は、成膜装置のチャンバーに、インジウムが露出する第1表面と金属が露出する第2表面とを有する構造を含む基板を搬入することと、第1温度で前記チャンバーにインジウムの還元ガスを供給することと、前記還元ガスを供給した後に、前記第1温度より高い第2温度で前記チャンバーに膜形成用ガスを供給することと、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
成膜装置のチャンバーに、インジウムが露出する第1表面と第1金属が露出する第2表面とを有する構造を含む基板を搬入することと、
第1温度で前記チャンバーにインジウムの還元ガスを供給することと、
前記還元ガスを供給した後に、前記第1温度より高い第2温度で前記チャンバーに膜形成用ガスを供給することと、を含む、
半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第1金属は、タングステンを含む、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
前記還元ガスを供給した後、前記チャンバーを大気開放せずに前記膜形成用ガスを供給する、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記膜形成用ガスは、前記還元ガスを含む、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記第2温度は、摂氏400度以上である、
請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記膜形成用ガスの供給は、ケイ素を含有する第1ガスの供給と、窒素を含有する第2ガスの供給とを繰り返すことを含む、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記還元ガスの供給は、第1時間にわたって行われ、
前記膜形成用ガスの供給は、前記第1時間の長さ未満の第2時間にわたって前記第1ガスを供給することと、前記第1時間の長さ未満の第3時間にわたって前記第2ガスを供給することと、を繰り返すことを含む、
請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記第2時間は、前記第1時間の0.2倍以下である、
請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記第1ガスと、前記還元ガスとは同じガス種である、
請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記半導体装置の製造方法は、
前記還元ガスを供給した後であって、前記第2温度で前記膜形成用ガスを供給する前に、前記第2温度未満の温度で前記膜形成用ガスを供給することをさらに含む、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置の中には、インジウムの酸化物を含む膜及びタングステンを含む膜が形成されるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開US2020/0185386号明細書
米国特許出願公開US2021/0125988号明細書
米国特許出願公開US2022/0102505号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体装置の製造プロセスにおいて、タングステンなどの金属を含む膜にインジウムが付着したとき、ウィスカが発生しやすくなることがある。
【0005】
本開示は、金属を含む膜におけるウィスカの発生を抑制することが可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る半導体装置の製造方法は、成膜装置のチャンバーに、インジウムが露出する第1表面と金属が露出する第2表面とを有する構造を含む基板を搬入することと、第1温度で前記チャンバーにインジウムの還元ガスを供給することと、前記還元ガスを供給した後に、前記第1温度より高い第2温度で前記チャンバーに膜形成用ガスを供給することと、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るメモリセルアレイの回路構成例を説明するための回路図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構造例を説明するための断面模式図であり、ZX面に平行な断面図を示す。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
半導体装置の製造プロセスにおける課題の一例を示す模式図である。
半導体装置の製造プロセスにおける課題の一例を示す模式図である。
半導体装置の製造プロセスにおける課題の一例を示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置におけるインジウムの還元ガスとITOとの反応を説明するための模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置におけるインジウムの還元ガスとITOとの反応を説明するための模式図である。
第2実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第3実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第4実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第5実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0009】
[第1実施形態]
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。各図面には、X軸、Y軸及びZ軸を示すことがある。X軸、Y軸及びZ軸は、右手系の3次元の直交座標を形成する。以下、X軸の矢印方向をX軸+方向、矢印とは逆方向をX軸-方向と呼ぶことがあり、その他の軸についても同様である。なお、Z軸+方向及びZ軸-方向を、それぞれ「上方」及び「下方」と呼ぶこともある。また、X軸、Y軸又はZ軸にそれぞれ直交する面を、YZ面、ZX面又はXY面と呼ぶことがある。また、Z軸方向を「上下方向」と呼ぶことがある。「上方」、「下方」及び「上下方向」は、あくまで図面内での相対的位置関係を示す用語であり、鉛直方向を基準とした向きを定める用語ではない。
【0010】
本明細書において「接続」とは物理的な接続だけでなく電気的な接続も含み、特に指定する場合を除き、直接接続だけでなく間接接続も含む。
(【0011】以降は省略されています)

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