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公開番号2024132608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043448
出願日2023-03-17
発明の名称半導体装置
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01L 21/822 20060101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】被保護回路を保護する保護回路内のサージ電荷を好適に放電でき、かつ、保護回路内の貫通電流を抑制する半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、電圧VEXTQLが供給される配線L1と、電圧VSSが供給される配線L2とに電気的に接続されたESD(静電気放電)保護回路100を備える。ESD保護回路は、抵抗R1~R3と、キャパシタC1~C3と、を含む。抵抗R1は、配線L1とノードVRCpreとの間に接続され、キャパシタC1は、配線L2とノードVRCpreとの間に接続される。抵抗R2は、配線L2とノードVRCpreよりも下流に位置するノードNVRCとの間に接続され、キャパシタC2は、配線L2とノードNVRCとの間に接続される。抵抗R3は、配線L1とノードNVRCよりも下流に位置するノードVRCとの間に接続され、キャパシタC3は、配線L2とノードVRCとの間に接続される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1電圧が供給される第1配線と、第2電圧が供給される第2配線と、に電気的に接続された保護回路を備え、
前記保護回路は、
前記第1配線と第1ノードとの間に接続される第1抵抗と、
前記第2配線と前記第1ノードとの間に接続される第1キャパシタと、
前記第2配線と、前記第1ノードよりも下流に位置する第2ノードと、の間に接続される第2抵抗と、
前記第2配線と前記第2ノードとの間に接続され、前記第2抵抗と並列に接続される第2キャパシタと、
前記第1配線と、前記第2ノードよりも下流に位置する第3ノードと、の間に接続される第3抵抗と、
前記第2配線と前記第3ノードとの間に接続される第3キャパシタと、
を有する、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2抵抗および前記第2キャパシタを含む第2RC回路の時定数は、前記第3抵抗および前記第3キャパシタを含む第3RC回路の時定数よりも大きい、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1抵抗および前記第1キャパシタを含む第1RC回路の時定数は、電源投入時における前記第1電圧の立ち上げ速度よりも低い、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記保護回路は、前記第2ノードと電気的に接続されるゲートを有し、前記第2配線と前記第3ノードとの間に接続される第1トランジスタをさらに有し、
前記第1トランジスタは、n型MOSFETである、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記保護回路は、前記第3ノードよりも下流に位置する第4ノードに電気的に接続されるゲートを有し、前記第1配線と前記第2配線との間に接続される第2トランジスタをさらに有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2配線と、前記第3ノードよりも下流に位置する第4ノードと、の間に接続される第4抵抗をさらに有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記保護回路は、前記第1配線と、前記第3ノードよりも下流に位置する第4ノードと、の間に接続される第4キャパシタをさらに有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記保護回路は、
前記第2配線と前記第1キャパシタとの間に接続される第5抵抗と、
前記第3ノードよりも下流に位置する第4ノードと電気的に接続されるゲートを有し、前記第2配線と前記第1キャパシタとの間に接続され、前記第5抵抗と並列に接続される第3トランジスタと、
をさらに有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記保護回路は、前記第3ノードと電気的に接続されるゲートを有し、前記第2配線と前記第2ノードとの間に接続される第4トランジスタをさらに有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記保護回路は、前記第3ノードよりも下流に位置する第4ノードと電気的に接続されるゲートを有し、前記第1配線と前記第3ノードとの間に接続される第5トランジスタをさらに有する、請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
被保護回路を静電気から保護するESD(electrostatic discharge:静電気放電)保護回路が設けられた半導体装置では、ESD保護回路内のサージ電荷を好適に放電することが望まれる。また、電源投入時に発生し得るESD保護回路内の貫通電流を抑制することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開2020/0083705号明細書
米国特許出願公開2018/0374840号明細書
米国特許出願公開2013/0342941号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被保護回路を保護する保護回路内のサージ電荷を好適に放電することができ、かつ、保護回路内の貫通電流を抑制することができる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置は、第1電圧が供給される第1配線と、第2電圧が供給される第2配線と、に電気的に接続された保護回路を備える。保護回路は、第1抵抗と、第1キャパシタと、第2抵抗と、第2キャパシタと、第3抵抗と、第3キャパシタと、を有する。第1抵抗は、第1配線と第1ノードとの間に接続される。第1キャパシタは、第2配線と第1ノードとの間に接続される。第2抵抗は、第2配線と、第1ノードよりも下流に位置する第2ノードと、の間に接続される。第2キャパシタは、第2配線と第2ノードとの間に接続され、第2抵抗と並列に接続される。第3抵抗は、第1配線と、第2ノードよりも下流に位置する第3ノードと、の間に接続される。第3キャパシタは、第2配線と第3ノードとの間に接続される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態のメモリシステムの構成例を示すブロック図である。
本実施形態の不揮発性メモリの構成例を示すブロック図である。
本実施形態のESD保護回路100およびその周辺の構成の一例を示す回路図である。
本実施形態のESD保護回路100およびその周辺の構成の一例を示す回路図である。
本実施形態のESD保護回路100およびその周辺の構成の一例を示す回路図である。
第1実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第1実施形態のESD保護回路の動作の一例を示す回路動作波形図である。
第1実施形態のESD保護回路の動作の一例を示す回路動作波形図である。
第2実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第2実施形態の比較例のESD保護回路の動作の一例を示す回路動作波形図である。
第2実施形態のESD保護回路の動作の一例を示す回路動作波形図である。
第3実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第4実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第5実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第6実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第6実施形態のESD保護回路の動作の一例を示す回路動作波形図である。
第7実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第8実施形態のESD保護回路の構成の一例を示す回路図である。
第9実施形態の抵抗の構成の一例を示す回路図である。
第2構成例に係る半導体装置の構成の一例を示すブロック図である。
第3構成例に係る半導体装置の構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
<第1構成例:不揮発性メモリ>
[メモリシステムの構成]
図1は、本実施形態のメモリシステムの構成例を示すブロック図である。本実施形態のメモリシステムは、メモリコントローラ1とNAND型不揮発性メモリ2を備える。なお、NAND型不揮発性メモリのことを単に不揮発性メモリともいう。メモリシステムは、図示しないホストと接続可能である。ホストは、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末などの電子機器である。
【0009】
不揮発性メモリ2は、データを不揮発に記憶する半導体記憶装置である。図1に示すように、メモリコントローラ1と各不揮発性メモリ2とはNANDバスを介して接続される。メモリコントローラ1は、ホストからの書き込みリクエストに従って不揮発性メモリ2へのデータの書き込みを制御する。また、メモリコントローラ1は、ホストからの読み出しリクエストに従って不揮発性メモリ2からのデータの読み出しを制御する。メモリコントローラ1は、RAM(Random Access Memory)11、プロセッサ12、ホストインターフェイス回路13、ECC(Error Check and Correct)回路14およびメモリインターフェイス回路15を備える。RAM11、プロセッサ12、ホストインターフェイス回路13、ECC回路14およびメモリインターフェイス回路15は、互いに内部バス16により接続される。
【0010】
ホストインターフェイス回路13は、ホストから受信したリクエスト、ユーザデータである書き込みデータなどを内部バス16に出力する。また、ホストインターフェイス回路13は、不揮発性メモリ2から読み出されたユーザデータ、プロセッサ12からの応答などをホストへ送信する。
(【0011】以降は省略されています)

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