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公開番号2024136008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046953
出願日2023-03-23
発明の名称半導体装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01L 21/822 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 ラッチアップの発生を防止しながらESD特性を向上させる。
【解決手段】 実施形態の半導体装置は、高電圧が入力される第1パッドと、低電圧が入力される第2パッドと、接地電圧が入力される第3パッドと、前記第1パッドと前記第3パッドとの間に設けられる保護回路と、を具備し、前記保護回路は、第1方向に配列された複数のトランジスタにより構成される第1保護素子群と、前記第1方向に配列された複数のトランジスタにより構成される第2保護素子群であって、前記第1保護素子群に対して前記第1方向に直交する第2方向に離間して配置される第2保護素子群と、前記第1及び第2保護素子群の周囲に設けられるガードリングと、前記第1保護素子群と前記第2保護素子群との間に設けられ、前記第3パッドとの間に調整抵抗を介して接続される中間ガードリングと、を具備する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
高電圧が入力される第1パッドと、
低電圧が入力される第2パッドと、
接地電圧が入力される第3パッドと、
前記第1パッドと前記第3パッドとの間に設けられる保護回路と、を具備し、
前記保護回路は、
第1方向に配列された複数のトランジスタにより構成される第1保護素子群と、
前記第1方向に配列された複数のトランジスタにより構成される第2保護素子群であって、前記第1保護素子群に対して前記第1方向に直交する第2方向に離間して配置される第2保護素子群と、
前記第1及び第2保護素子群の周囲に設けられるガードリングと、
前記第1保護素子群と前記第2保護素子群との間に設けられ、前記第3パッドとの間に調整抵抗を介して接続される中間ガードリングと、
を具備する半導体装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第3パッドに接続される第1配線と、
前記中間ガードリングに接続される複数の第2配線と、
前記複数の第2配線のうちの所定数の配線を前記第1配線に接続する配線接続部と、
を具備する請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1配線は、前記第2方向に設けられ、
前記第2配線は、前記第1配線と同じ配線層において、前記第1配線との交差位置においては前記第1方向に分断可能に前記中間ガードリングに沿って設けられ、
前記配線接続部は、第2配線の分断位置において、前記第2配線と前記第1配線とを接続する
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第3バッドと前記中間ガードリングとを接続する第3配線を具備し、
前記第3配線は、前記第3パッドに接続される一端部と、前記中間ガードリングに接続される他端部と、前記一端部と他端部との間に設けられる屈曲部を含み、
前記屈曲部は、一端部と他端部との間の実質的な配線長を短縮する短絡部を形成可能である、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第3バッドと前記中間ガードリングとを接続する第4配線を具備し、
前記第4配線は、前記中間ガードリングとの接続に用いられる複数のコンタクトホール部を有し、前記複数のコンタクトホール部のうちの所定数のコンタクトホール部に前記中間ガードリングと接続するコンタクト材料が充填される
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1及び第2の保護素子群を構成するトランジスタは、GGNMOSである
請求項1に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、半導体装置においては、ESD(Electro-Static Discharge)保護素子として、GG(Gate-Ground)NMOSが採用されることがある。
【0003】
しかしながら、GGNMOSによるESD特性を向上させようとすると、半導体装置にラッチアップが生じやすくなるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2008/0135940号明細書
米国特許出願公開第2008/0198519号明細書
米国特許第10121778号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施形態は、ラッチアップの発生を防止しながらESD特性を向上させることができる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の半導体装置は、高電圧が入力される第1パッドと、低電圧が入力される第2パッドと、接地電圧が入力される第3パッドと、前記第1パッドと前記第3パッドとの間に設けられる保護回路と、を具備し、前記保護回路は、第1方向に配列された複数のトランジスタにより構成される第1保護素子群と、前記第1方向に配列された複数のトランジスタにより構成される第2保護素子群であって、前記第1保護素子群に対して前記第1方向に直交する第2方向に離間して配置される第2保護素子群と、前記第1及び第2保護素子群の周囲に設けられるガードリングと、前記第1保護素子群と前記第2保護素子群との間に設けられ、前記第3パッドとの間に調整抵抗を介して接続される中間ガードリングと、を具備する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る半導体装置の一例としての半導体記憶装置を含むメモリシステムを示すブロック図。
図1中の不揮発性メモリ2の一例を示すブロック図。
3次元構造のメモリセルアレイ23のブロックの構成例を示す図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の一部領域の断面図。
不揮発性メモリ2が形成される半導体記憶装置(NANDメモリチップ)2A上のパッドの配置の例を示す図。
図5のVPPパッドとVSSパッドとの間の領域PRに形成される複数のGGNMOSによる保護素子群の比較例を示す平面図。
VPPパッド及びVSSパッドとGGNMOSのソース及びドレインとの間の配線を説明する説明図。
GGNMOSを説明するための説明図。
GGNMOSとVPPパッドPp及びVSSパッドPsとの接続関係を示す回路図。
横軸にドレイン電圧Vdをとり縦軸にドレイン電流をとって、GGNMOSのスナップバック特性を示すグラフ。
中間ガードリングを備えたESD保護素子の比較例の構成を示す平面図。
本実施形態における保護素子群の構成を示す説明図。
配線Lsの具体的な構成の一例を示す説明図。
図13中の丸印にて囲った領域を拡大して示す平面図。
図13のA-A'線にて切断して断面形状を説明するための断面図。
第2の実施形態を説明するための説明図。
VPPパッド及びVSSパッドとGGNMOSとを接続する配線を省略して示したもの。
第3の実施形態を説明するための説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は本発明の一実施形態に係る半導体装置の一例としての半導体記憶装置を含むメモリシステムを示すブロック図である。本実施形態は、ESD保護素子であるGGNMOSの比較的近傍に形成されたガードリングと電源とを接続する配線の配線抵抗を最適化することにより、ラッチアップの発生を防止しながらESD特性を向上させることを可能にするものである。
【0010】
なお、本実施形態は半導体装置として例えばNAND型の半導体記憶装置を例に説明するが、本実施形態はESD保護素子としてGGNMOSを採用した各種半導体装置に適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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