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公開番号2024135731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046566
出願日2023-03-23
発明の名称車両用ハーネス配索構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20240927BHJP(車両一般)
要約【課題】車体構成部材に沿ってハーネスを効率よく配索できるようにする。
【解決手段】車両用ハーネス配索構造は、車両室の壁部にハーネス1が挿通される貫通孔11aが形成され、クランプ20は、壁部の車両内側に取り付けるための取付部23と、壁部に取り付けられた状態で外側に突出するガイド部25とを有し、取付部23と貫通孔11aは、互いに間隔を空けて配置され、本体部21は、取付部23から貫通孔11aに向かって延び、ハーネス1は、貫通孔11aから内側に向かって延び、ガイド部25に沿うように配索されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両内側に配置されるハーネスを、クランプを用いて、車両室を構成する壁部に沿って配索する車両用ハーネス配索構造であって、
前記壁部には、前記ハーネスが挿通される貫通孔が形成され、
前記クランプは、本体部と、前記壁部の車両内側に取り付けるための取付部と、前記壁部に取り付けられた状態で車両外側に突出するガイド部と、を有し、
前記取付部と前記貫通孔は、互いに間隔を空けて配置され、前記本体部は、前記取付部から前記貫通孔に向かって延びており、
前記ハーネスは、前記貫通孔から車両内側に向かって延び、前記ガイド部に沿うように配索されていることを特徴とする、車両用ハーネス配索構造。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記クランプは、前記壁部に対面する位置に、前記クランプの長手方向に沿って延び且つ前記側壁に向かって突出する凸部を有し、
車両内側から外側に向かう方向に、前記凸部の少なくとも一部と前記ガイド部とが重なって配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の車両用ハーネス配索構造。
【請求項3】
前記取付部は、回転可能な状態で、前記側壁に取り付けられ、前記凸部は、前記側壁に当接可能であることを特徴とする、請求項2に記載の車両用ハーネス配索構造。
【請求項4】
前記凸部は、前記本体部の短手方向の一方端に配置され、前記本体部の長手方向に沿って延びており、
前記凸部は、前記凸部の車両外側端から前記本体部の短手方向の他方端に向かって傾斜する傾斜部が設けられており、
前記ハーネスと前記傾斜部を固定具により固定可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ハーネス配索構造。
【請求項5】
前記クランプは、前記貫通孔に係合可能な係合部と、前記係合部と前記本体部を繋ぐ湾曲部と、を有し、
前記ガイド部は、前記係合部及び前記湾曲部に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の車両用ハーネス配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ハーネス配索構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両には、複数のハーネスが配索されている。例えば、車両側部に配置されるハーネスは、サイドボディアウタパネルの内側において、インナパネルの外側から車両内側に向かって配索されるものがある。インナパメルの内側面に沿ってハーネスが配索される場合、インナパネルにフック等の固定具を介して、インナパネルに取り付けられる。
【0003】
インナパネルにハーネスが取り付けられる構造として、例えば、特許文献1に開示される構造が知られている。この例では、サイドシルからセンターピラーの下部に向かって配索されたハーネスが、センターピラーの下部の形状に沿って湾曲され、センターピラーの上部に向かって配索されている。ここで、センターピラーを構成するインナパネルに、フックを介してハーネスが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-117729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
配索されたハーネスの周辺には、部品等が配置されていないことが望ましい。ところが、車両の仕様によっては、ハーネスの周辺に電子部品や機構部品が配置される場合がある。また、センターピラーにハーネスを配索する場合、ハーネスを、所望の配置とするため、あるいは、意図通りに配索するために、ハーネスを配索する作業中に、ハーネスを繰り返し引っ張る場合がある。
【0006】
例えば、上記例の構造でハーネスの周辺に部品が配置されるような場合には、フックで支持されたハーネスを、最適な位置(意図する位置)に移動させようとするとき、インナパネルに取り付けられる部品に接触する可能性がある。そのため、例えばハーネスの配索時において、ハーネスが周辺部品に接触することを抑制しようとする場合、上記例の構造には改善の余地があった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、インナパネル等の車体構成部材に沿ってハーネスを効率よく配索することが可能な車両用ハーネス構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明に係る車両用ハーネス配索構造は、車両内側に配置されるハーネスを、クランプを用いて配索する。当該車両用ハーネス固定構造において、車両室を構成する壁部には、前記ハーネスが挿通される通過孔が形成され、前記クランプは、本体部と、前記壁部の車両内側に取り付けるための取付部と、前記壁部に固定された状態で車両外側に突出しているガイド部と、を有し、前記取付部と前記挿通孔は、互いに間隔を空けて配置され、前記本体部は、前記取付部から前記挿通孔に向かって延びており、前記ハーネスは、前記挿通孔から車両内側に向かって延び、前記ガイド部に沿うように配索されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車体構成部材に沿ってハーネスを効率よく配索することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る車両用ハーネス配索構造の一実施形態を車両室内側から見た側面図である。
図1のピラーインナパネルの貫通孔の周辺を拡大して示す斜視図である。
図1のA-A矢視断面を示す斜視図である。
図2の貫通孔の周辺をさらに拡大して示す斜視図である。
図2のクランプ及びピラーインナパネルを車両室外側から見た斜視図で、アッパパネルの図示を省略して示している。
図2のリアドアハーネスの一部及びクランプを示す斜視図である。
図6のクランプを単体で示す側面図である。
図7のX部を拡大して示す斜視図である。
図6のクランプの斜視図である。
図9のクランプを矢視Y方向から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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