TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024131011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041013
出願日2023-03-15
発明の名称リフレクタの取付構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62J 6/20 20060101AFI20240920BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】リフレクタの視認性及び組付け性を向上させる。
【解決手段】鞍乗型車両の側面にリフレクタ(51)が位置付けられている。リフレクタの取付構造には、車体フレームの前部を前方から覆うフロントレッグシールド(13)と、車体フレームの前部を後方から覆うリアレッグシールド(15)と、リアレッグシールドの後面に取り付けられたラック(41)と、が設けられている。ラックの内側には荷物の収容空間が形成されており、ラックの車幅方向外側の外側壁(43)にはリフレクタの取付面(45)が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鞍乗型車両の側面に位置付けられるリフレクタの取付構造であって、
車体フレームの前部を前方から覆うフロントレッグシールドと、
前記車体フレームの前部を後方から覆うリアレッグシールドと、
前記リアレッグシールドの後面に取り付けられたラックと、を備え、
前記ラックの内側には荷物の収容空間が形成されており、
前記ラックの車幅方向外側の外側壁には前記リフレクタの取付面が形成されていることを特徴とするリフレクタの取付構造。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
後面視にて前記リフレクタが前記リアレッグシールドの外側縁よりも車幅方向内側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のリフレクタの取付構造。
【請求項3】
側面視にて前記リアレッグシールドの後面が前方に膨らむように湾曲し、この後面の湾曲部分の後方に前記リフレクタの取付面が位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリフレクタの取付構造。
【請求項4】
前記ラックの外側壁を外方に膨出させた膨出部に前記リフレクタの取付面が形成され、前記リフレクタを取り付けるためのボルトの先端が前記膨出部の内側に収まっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリフレクタの取付構造。
【請求項5】
前記ラックの内側には前記荷物の収容空間と前記膨出部の内側を仕切る保護板が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のリフレクタの取付構造。
【請求項6】
前記ラックは前記リアレッグシールドと別体に形成され、前記保護板は前記リアレッグシールドと一体に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のリフレクタの取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リフレクタの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両として、フロントフェンダの近傍にリフレクタが取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の鞍乗型車両では、フロントフェンダの両側部から下方に一対のブラケットが延出して、この一対のブラケットの下端部分に一対のリフレクタが取り付けられている。フロントフェンダによって前輪が上方から覆われて、フロントフェンダの下方の一対のリフレクタが前輪の両側方に位置付けられている。一対のリフレクタの反射面が車幅方向外側に向けられて、鞍乗型車両の存在を側方から認知させ易くしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6757770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の鞍乗型車両では、ハンドル操作時にリフレクタが左右に動いて反射面が隠れる他、リフレクタの反射面に泥等が付着して視認性が悪化する恐れがある。また、レイアウトの制限が大きくリフレクタの組付け性も高くない。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、リフレクタの視認性及び組付け性を向上させることができるリフレクタの取付構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様のリフレクタの取付構造は、鞍乗型車両の側面に位置付けられるリフレクタの取付構造であって、車体フレームの前部を前方から覆うフロントレッグシールドと、前記車体フレームの前部を後方から覆うリアレッグシールドと、前記リアレッグシールドの後面に取り付けられたラックと、を備え、前記ラックの内側には荷物の収容空間が形成されており、前記ラックの車幅方向外側の外側壁には前記リフレクタの取付面が形成されていることで上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様のリフレクタの取付構造によれば、リアレッグシールドの後側のラックにリフレクタが取り付けられるため、ハンドル操作時にリフレクタの反射面が隠れることがなく、リフレクタの反射面への泥等の付着が抑えられている。また、ラックの内側の収容空間を利用して、ラックに対してリフレクタを容易に取り付けることができる。よって、リフレクタの視認性及び組付け性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。
本実施例の車両前部の左側面図である。
本実施例の車両前部の後面図である。
図2の車両前部からラックを取り外した左側面図である。
図3の車両前部からラックを取り外した後面図である。
図2の車両前部をA-A線に沿って切断した断面図である。
図3の車両前部をB-B線に沿って切断した断面図である。
本実施例のリアレッグシールドへのリフレクタの取付作業の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様のリフレクタは鞍乗型車両の側面に位置付けられている。鞍乗型車両の車体フレームの前部がフロントレッグシールドによって前方から覆われ、車体フレームの前部がリアレッグシールドによって後方から覆われている。リアレッグシールドの後面にはラックが取り付けられている。ラックの内側には荷物の収容空間が形成され、ラックの車幅方向外側の外側壁にはリフレクタの取付面が形成されている。リアレッグシールドの後側のラックにリフレクタが取り付けられるため、ハンドル操作時にリフレクタの反射面が隠れることがなく、リフレクタの反射面への泥等の付着が抑えられている。また、ラックの内側の収容空間を利用して、ラックに対してリフレクタを容易に取り付けることができる。よって、リフレクタの視認性及び組付け性を向上することができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本実施例のリフレクタの取付構造を採用した鞍乗型車両について説明する。図1は本実施例の鞍乗型車両の左側面図である。また、以下の図では、矢印FRは車両前方、矢印REは車両後方、矢印Lは車両左方、矢印Rは車両右方をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

スズキ株式会社
熱交換器
18日前
スズキ株式会社
鞍乗型車両
1か月前
スズキ株式会社
車両用変速機
10日前
スズキ株式会社
車両用変速機
10日前
スズキ株式会社
回生量制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両の制御装置
24日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
24日前
スズキ株式会社
車両用制御装置
18日前
スズキ株式会社
アンダーカウル
18日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
24日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
24日前
スズキ株式会社
湿式クラッチ構造
10日前
スズキ株式会社
湿式クラッチ構造
10日前
スズキ株式会社
エンジンの潤滑装置
1か月前
スズキ株式会社
シート移動システム
10日前
スズキ株式会社
車両の運転支援装置
24日前
スズキ株式会社
車両の運転支援装置
24日前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
10日前
スズキ株式会社
内燃機関の制御装置
26日前
スズキ株式会社
気体燃料供給システム
24日前
スズキ株式会社
ステータ軸の取付け構造
10日前
スズキ株式会社
内燃機関の排気浄化装置
10日前
スズキ株式会社
内燃機関のオイル分離装置
24日前
スズキ株式会社
エンジンの空燃比制御装置
12日前
スズキ株式会社
ハイブリッド車両の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
小型電動車両の動力伝達装置
10日前
スズキ株式会社
小型電動車両の動力伝達装置
10日前
スズキ株式会社
排気再循環システムの制御装置
10日前
スズキ株式会社
アイドリングストップ制御装置
1か月前
スズキ株式会社
内燃機関のスラスト軸受潤滑構造
24日前
スズキ株式会社
シリンダブロックのめっき処理装置
11日前
スズキ株式会社
シリンダブロックのめっき処理装置
11日前
スズキ株式会社
異常判定システム、及び、基地局機器
24日前
スズキ株式会社
受診勧奨システム、及び、基地局機器
24日前
スズキ株式会社
受診勧奨システム、及び、基地局機器
24日前
スズキ株式会社
異常検知システム、及び、基地局機器
24日前
続きを見る