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公開番号2024135538
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046282
出願日2023-03-23
発明の名称コネクタ取付構造
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡単かつ安価な構成により、後付け車載用機器に接続されるコネクタを異音が生じることなく取り付けることができるようにする。
【解決手段】雄コネクタ及び雌コネクタのうちの一方のコネクタ1全体を包被可能な寸法を有する異音防止シート4により、当該コネクタ1の一端側に接続された電線2のコネクタ1との接続部分及びコネクタ1全体を包被し、第1の固定部材6により、異音防止シート4により包被した電線2の包被部分4bワイヤハーネス3に固定し、コネクタ1の他端側へはみ出して包被状態の異音防止シート4に形成されたはみ出し部分4cを、コネクタ1の上面に折り返し、第2の固定部材7により、異音防止シート4の折り返されたはみ出し部分4cとともにコネクタ1をワイヤハーネス3に固定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤハーネスに雄コネクタ及び雌コネクタのうちの一方のコネクタを取り付けるコネクタ取付構造において、
当該コネクタ全体を包被可能な寸法を有し当該コネクタの一端側に接続された電線の当該コネクタとの接続部分及び当該コネクタ全体を包被する異音防止シートと、
前記異音防止シートにより包被された前記電線の包被部分を前記ワイヤハーネスに固定する第1の固定部材と、
前記包被状態の前記異音防止シートに、当該コネクタの他端側へはみ出して形成され当該コネクタの上面に折り返されたはみ出し部分と、
前記異音防止シートの当該コネクタの上面に折り返された前記はみ出し部分及び当該コネクタを前記ワイヤハーネスに固定する第2の固定部材と
を備えることを特徴とするコネクタ取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ワイヤハーネスに雄コネクタ及び雌コネクタのうちの一方のコネクタを取り付けるコネクタ取付構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両である自動車において、種々の車載用機器に接続するためのコネクタが先端に取り付けられたワイヤハーネスが配索され、具体的には特許文献1に記載のような配索手法が提案されている。
【0003】
ところで、自動車にはドライブレコーダやETCなどの車載用機器が後付けされることがあり、このような後付けの車載用機器を接続するための雄コネクタ及び雌コネクタのうち一方のコネクタが接続された電線を予め配索しておき、このコネクタを、例えば外部から見えにくいわずかなスペースに隠れるように配設して、既設のワイヤハーネスに取り付けることが行われている。
【0004】
このとき、単にコネクタを既設のワイヤハーネスに取り付けただけでは、走行時の振動等により、コネクタがワイヤハーネスに当たるなどして異音が生じるおそれがあるため、従来、図9に示すように、電線51の先端に取り付けられた雄コネクタ及び雌コネクタのいずれか一方のコネクタ52を既設のワイヤハーネス53に重ねた状態で、コネクタ52及びワイヤハーネス53を巻き付けるように、例えば一面に粘着剤が塗布されたウレタン製の帯状の異音防止材54に貼り付けてコネクタ52をワイヤハーネス53に固定しておき、ディーラー等の店舗における車載用機器の後付け工程で、車載用機器側の電線56に取り付けられた雄コネクタ及び雌コネクタのうちの
他方のコネクタ57がコネクタ52に嵌合できるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-11942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、異音防止材54に貼り付けてコネクタ52をワイヤハーネス53に固定するための作業を、限られた小さいスペースで行わなければならないことから、非常に作業しにくく固定作業にばらつきが生じ易い。そのため、異音防止材54の幅がコネクタ52の嵌合方向の寸法よりも小さい場合には、固定作業のばらつきによりコネクタ52の一部が露出してしまい、このコネクタ52の露出部分が異音の発生源になるおそれがある。
【0007】
一方、このような固定作業のばらつきをカバーするために、異音防止材54の幅をコネクタ52の嵌合方向の寸法よりも大きくした場合には、固定作業時に異音防止材54のカスが生じてコネクタ52の端子部分に付着して導通不良を招く原因になるおそれもある。
【0008】
また、コネクタ52の固定作業を大きなスペースで行えるように、コネクタ52が取り付けられた電線51を迂回して配索することも考えられるが、このような電線51の迂回によりコストの上昇を招くという新たな問題が生じる。
【0009】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単かつ安価な構成により、後付け車載用機器に接続されるコネクタを異音が生じることなく取り付けることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記した目的を達成するために、本発明のコネクタ取付構造は、ワイヤハーネスに雄コネクタ及び雌コネクタのうちの一方のコネクタを取り付けるコネクタ取付構造において、当該コネクタ全体を包被可能な寸法を有し当該コネクタの一端側に接続された電線の当該コネクタとの接続部分及び当該コネクタ全体を包被する異音防止シートと、前記異音防止シートにより包被された前記電線の包被部分を前記ワイヤハーネスに固定する第1の固定部材と、前記包被状態の前記異音防止シートに、当該コネクタの他端側へはみ出して形成され当該コネクタの上面に折り返されたはみ出し部分と、前記異音防止シートの当該コネクタの上面に折り返された前記はみ出し部分及び当該コネクタを前記ワイヤハーネスに固定する第2の固定部材とを備えることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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