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公開番号
2024135145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045686
出願日
2023-03-22
発明の名称
吐出装置、塗布システム、及び塗布方法
出願人
兵神装備株式会社
代理人
個人
主分類
B05C
5/00 20060101AFI20240927BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】吐出対象物を所定の相対移動方向に相対移動させたまま、相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように、吐出対象物に対して流動体を吐出可能な吐出装置、塗布システム、及び塗布方法の実現を目的とした。
【解決手段】吐出装置10は、流動体の吐出対象である吐出対象物Wに対して所定の相対移動方向へと相対移動させつつ、吐出対象物Wに対して流動体を吐出することにより、相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように吐出対象物Wに対して流動体を吐出できるものであり、流動体を吐出するための吐出部20,220,320を複数備えており、吐出部20,220,320が、吐出パターンに応じて、相対移動方向に対して交差する方向に亘って流動体を吐出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流動体の吐出対象である吐出対象物に対して所定の相対移動方向へと相対移動させつつ、前記吐出対象物に対して流動体を吐出することにより、前記相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように前記吐出対象物に対して前記流動体を吐出できるものであり、
流動体を吐出するための吐出部を備えており、
前記吐出部が、前記吐出パターンに応じて、前記相対移動方向に対して交差する方向に亘って流動体を吐出するものであること、を特徴とする吐出装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記吐出部が、流動体を吐出するための吐出口を複数備えており、
複数の前記吐出口が、前記吐出パターンに応じて、前記相対移動方向に対して交差する方向に並ぶように設けられていること、を特徴とする請求項1に記載の吐出装置。
【請求項3】
前記吐出部が、流動体を吐出するための吐出口を複数備えており、
前記吐出口が、前記吐出パターンに応じて、前記相対移動方向に対して交差する方向に延びるように形成されたスリットによって構成されていること、を特徴とする請求項1に記載の吐出装置。
【請求項4】
流動体が貯留される貯留部と、
前記貯留部に対して流動体を導入する導入部と、
を有し、
前記吐出部が、前記貯留部に対して連通するように設けられており、
供給源から供給された流動体を、前記導入部において複数の導入路に分岐して前記貯留部に対して導入できること、を特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の吐出装置。
【請求項5】
前記貯留部に対する流動体の流入口が、前記導入路に対応して複数設けられており、
複数の前記流入口が、前記相対移動方向に対して交差する方向に互いに間隔を開けて設けられていること、を特徴とする請求項4に記載の吐出装置。
【請求項6】
前記吐出部を構成する吐出部構成体と、
前記貯留部を構成する貯留部構成体と、
前記導入部を構成する導入部構成体と、を有し、
前記吐出部構成体、前記貯留部構成体、及び前記導入部構成体を、前記吐出部、前記貯留部、及び前記導入路を外部に向けて解放可能なように分解できること、を特徴とする請求項4に記載の吐出装置。
【請求項7】
前記吐出部が、前記吐出パターンにおいて前記相対移動方向の始端部、及び終端部の少なくともいずれかの形状に沿うように設けられていること、を特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の吐出装置。
【請求項8】
前記吐出部が前記吐出パターンにおいて前記相対移動方向の始端部から終端部に到達するまでの期間に亘って、流動体の吐出を継続すること、を特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の吐出装置。
【請求項9】
流動体の吐出方向に沿う方向に延びる回動軸を中心として回動しつつ、前記吐出部から流動体を吐出できること、を特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の吐出装置。
【請求項10】
請求項1~3のいずれか1項に記載の吐出装置と、
前記吐出対象物及び前記吐出装置を前記相対移動方向へと相対移動させる相対移動装置と、
前記吐出装置に対して流動体を供給する流動体供給装置と、
を備えており、
前記相対移動装置によって前記吐出対象物及び前記吐出装置を前記相対移動方向に相対移動させた状態において、前記吐出装置により流動体を前記吐出対象物に吐出することにより、前記相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように前記吐出対象物に対して前記流動体を塗布できること、を特徴とする塗布システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出装置、塗布システム、及び塗布方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に係る液状調味料滴下ノズルのようなものが提供されている。特許文献1の液状調味料滴下ノズルは、食品生地であるピザ生地の上方に配置され、ピザ生地に液状調味料であるピザソースを滴下するためのものである。特許文献1の液状調味料滴下ノズルは、ピザ生地に対向する下面と反対側の上面とを有する本体部と、上面から下面に貫通し、密に隣り合った複数の貫通孔とを備えている。特許文献1の液状調味料滴下ノズルは、コンベアで搬送されるピザ生地に対してピザソースを塗布する場合のように、塗布形状が円形などのように、搬送方向において幅(搬送方向に対して交差する方向への長さ)が異なる部分を有する形状である場合に、当該形状にあわせて複数設けられた吐出口からピザソースなどの液体を吐出させて塗布することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-106544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記特許文献1に係る液状調味料滴下ノズルのような吐出装置を用いて流動体(特許文献1の例ではピザソース)を吐出対象物(特許文献1の例ではピザ生地)に対して吐出する場合には、吐出対象物(ピザ生地)を搬送しているコンベヤを、吐出対象物(ピザ生地)と吐出装置とを位置決め精度良く一旦停止させ、この状態で流動体を吐出した後、改めてコンベアによる搬送を再開するといった動作が必要となる。そのため、従来技術の吐出装置では、流動体を吐出対象物に対して所定の形状をなすように吐出させる作業を行うのに要するリードタイムが長くなってしまうという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、吐出対象物を所定の相対移動方向に相対移動させたまま、相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように、吐出対象物に対して流動体を吐出可能な吐出装置、塗布システム、及び塗布方法の実現を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の吐出装置は、流動体の吐出対象である吐出対象物に対して所定の相対移動方向へと相対移動させつつ、前記吐出対象物に対して流動体を吐出することにより、前記相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように前記吐出対象物に対して前記流動体を吐出できるものであり、流動体を吐出するための吐出部を複数備えており、前記吐出部が、前記吐出パターンに応じて、前記相対移動方向に対して交差する方向に亘って流動体を吐出するものであること、を特徴とするものである。
【0007】
本発明の吐出装置は、上記(1)のように、流動体を吐出するための吐出部が、吐出パターンに応じて、相対移動方向に対して交差する方向に亘って流動体を吐出するように設けられている。これにより、本発明の吐出装置は、流動体の吐出対象である吐出対象物に対して所定の相対移動方向へと相対移動させた状態のまま、吐出対象物に対して流動体を吐出することにより、相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように吐出対象物に対して流動体を吐出できる。従って、本発明の吐出装置は、流動体を吐出対象物に対して前述のような吐出パターンに係る形状をなすように吐出させる作業を行うのに要するリードタイムを抑制できる。
【0008】
(2)本発明の吐出装置は、前記吐出部が、流動体を吐出するための吐出口を複数備えており、複数の前記吐出口が、前記吐出パターンに応じて、前記相対移動方向に対して交差する方向に並ぶように設けられているものであると良い。
【0009】
本発明の吐出装置は、上記(2)のように、流動体を吐出するための吐出部が、吐出口を複数備えると共に、複数の吐出口が、吐出パターンに応じて、相対移動方向に対して交差する方向に並ぶように設けられている。これにより、本発明の吐出装置は、流動体の吐出対象である吐出対象物に対して所定の相対移動方向へと相対移動させた状態のまま、吐出対象物に対して流動体を吐出することにより、相対移動方向に対して交差する方向への長さが相違する部分を有する吐出パターンに係る形状をなすように吐出対象物に対して流動体を吐出できる。
【0010】
(3)本発明の吐出装置は、前記吐出部が、流動体を吐出するための吐出口を備えており、前記吐出口が、前記吐出パターンに応じて、前記相対移動方向に対して交差する方向に延びるように形成されたスリットによって構成されているものであると良い。
(【0011】以降は省略されています)
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