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公開番号2024134699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045029
出願日2023-03-22
発明の名称ケミカルセンサシステム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類G01N 27/00 20060101AFI20240927BHJP(測定;試験)
要約【課題】標的物質の検出感度を向上させることができるケミカルセンサシステムの提供。
【解決手段】ケミカルセンサシステムは、センサ素子と、前記センサ素子の表面に位置するプローブ分子とを有するケミカルセンサと、検体雰囲気の捕集部と、前記検体雰囲気よりも高湿度の加湿空気を生成する加湿装置と、前記捕集部、前記加湿装置、及び前記ケミカルセンサと接続され、前記検体雰囲気を前記センサ素子の前記表面に供給する状態と、前記加湿空気を前記センサ素子の前記表面に供給する状態とを切り替える切替機構と、前記センサ素子を冷却する冷却機構と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
センサ素子と、前記センサ素子の表面に位置するプローブ分子とを有するケミカルセンサと、
検体雰囲気の捕集部と、
前記検体雰囲気よりも高湿度の加湿流体を生成する加湿装置と、
前記捕集部、前記加湿装置、及び前記ケミカルセンサと接続され、前記検体雰囲気を前記センサ素子の前記表面に供給する状態と、前記加湿流体を前記センサ素子の前記表面に供給する状態とを切り替える切替機構と、
前記センサ素子を冷却する冷却機構と、
を備えるケミカルセンサシステム。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記冷却機構は、冷却水が流れる冷却配管を有する請求項1に記載のケミカルセンサシステム。
【請求項3】
少なくとも一部が前記冷却配管内に位置する非分極性電極を有する、請求項2に記載のケミカルセンサシステム。
【請求項4】
前記冷却配管内を、塩素イオンを含む前記冷却水が流れ、
前記非分極性電極が、Ag/AgCl電極である請求項3に記載のケミカルセンサシステム。
【請求項5】
前記冷却機構は、ペルチェ素子を有する請求項1に記載のケミカルセンサシステム。
【請求項6】
前記ペルチェ素子の表面に接する蓄冷体を有する請求項5に記載のケミカルセンサシステム。
【請求項7】
前記蓄冷体は、電位固定可能である請求項6に記載のケミカルセンサシステム。
【請求項8】
前記センサ素子の前記表面は、グラフェンを含む請求項1~7のいずれか1つに記載のケミカルセンサシステム。
【請求項9】
前記プローブ分子は、少なくとも、たんぱく質、ペプチド、抗体、DNAアプタマー、又はこれらの誘導体生体分子のいずれか1つを含む請求項1~7のいずれか1つに記載のケミカルセンサシステム。
【請求項10】
前記捕集部と前記切替機構との間をつなぐ配管と、
前記加湿装置と前記切替機構との間をつなぐ配管と、
前記ケミカルセンサと前記切替機構との間をつなぐ配管と、
を備える請求項1~7のいずれか1つに記載のケミカルセンサシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ケミカルセンサシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
標的物質を気相中で検出するケミカルセンサにおいて、感度の向上が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-168663号公報
特開2021-031382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、標的物質の検出感度を向上させることができるケミカルセンサシステムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によれば、ケミカルセンサシステムは、センサ素子と、前記センサ素子の表面に位置するプローブ分子とを有するケミカルセンサと、検体雰囲気の捕集部と、前記検体雰囲気よりも高湿度の加湿流体を生成する加湿装置と、前記捕集部、前記加湿装置、及び前記ケミカルセンサと接続され、前記検体雰囲気を前記センサ素子の前記表面に供給する状態と、前記加湿流体を前記センサ素子の前記表面に供給する状態とを切り替える切替機構と、前記センサ素子を冷却する冷却機構と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態のケミカルセンサシステムの構成を示す概略図である。
(a)は実施形態のセンサ素子の模式図であり、(b)はセンサ素子の表面の模式図である。
実施形態のケミカルセンサ及び冷却機構の模式図である。
実施形態の冷却機構の他の例を示す模式図である。
実験結果を示す図である。
実験結果を示す図である。
実験結果を示す図である。
実験結果を示す図である。
実験結果を示す図である。
実験結果を示す図である。
実験結果を示す図である。
実験結果を示す図である。
実験で用いたケミカルセンサシステムの構成を示す概略図である。
実験で用いたケミカルセンサシステムの構成を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ構成には同じ符号を付している。
【0008】
図1に示すように、実施形態のケミカルセンサシステム1は、検体雰囲気が取り込まれる第1捕集部101と、ケミカルセンサ10とを備える。また、ケミカルセンサシステム1は、第1捕集部101から取り込まれた検体雰囲気をケミカルセンサ10に供給するための機構として、例えば、第1配管102と、排気配管105と、排気装置120とを備えることができる。検体雰囲気は、例えば、空気である。
【0009】
第1配管102は、第1捕集部101とケミカルセンサ10との間に接続されている。ケミカルセンサ10は、第1配管102と排気配管105との間に接続されている。排気装置120は、排気配管105に接続されている。排気装置120は、例えば、ファンである。第1捕集部101は、第1配管102の外部に開口した第1捕集口101aを有する。排気装置120を駆動することで、第1捕集口101aから、第1配管102及びケミカルセンサ10を通って、排気配管105までの気体の流れが形成される。排気装置120はエアポンプであってもかまわない。
【0010】
ケミカルセンサ10は、図2(a)に示すセンサ素子31を有する。センサ素子31は、例えば、GFET(graphene field effect transistor)構造を有し、センサ素子31の表面31aはグラフェンを含む。例えば、センサ素子31は、基板37と、基板37上に支持されたグラフェン32と、第1電極35と、第2電極36とを有することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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