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公開番号
2024129463
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038684
出願日
2023-03-13
発明の名称
扉開閉装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20240919BHJP(チェック装置)
要約
【課題】 本実施形態の課題は、製造時や保守時における作業時間を短縮可能な扉開閉装置を提供することにある。
【解決手段】開位置と閉位置との間を回動可能に設けられた扉と、前記扉を駆動するモータと、前記モータの駆動に連動して回転可能に設けられている第1カム及び第2カムと、を有している扉開閉機構と、前記第1カムによってONとOFFとが切り換わり、前記扉が前記開位置から第1所定位置までの間にあることを検知できる第1検知部と、前記第2カムによってONとOFFとが切り換わり、前記扉が第2所定位置から前記閉位置までの間にあることを検知できる第2検知部と、前記扉を前記開位置から前記閉位置に回動させる場合、前記モータを第1回転速度で駆動するコントローラと、を備えている、扉開閉装置。
【選択図】 図11
特許請求の範囲
【請求項1】
枢軸の回りで開位置と閉位置との間を回動可能に設けられた扉と、
第1回転速度及び前記第1回転速度よりも低速の第2回転速度で回転可能なモータと、前記モータの回転を前記枢軸に伝達する伝達機構と、それぞれ前記モータの回転に連動して回転可能に設けられた第1カム及び第2カムと、を有し、前記扉を開閉する扉開閉機構と、
前記第1カムによりONとOFFとが切り換え可能に設けられ、前記扉が前記開位置から第1所定位置までの第1範囲にある場合にONであり、前記扉が前記第1範囲にあることを検知する第1検知部と、
前記第2カムによりONとOFFとが切り換え可能に設けられ、前記扉が第2所定位置から前記閉位置までの第2範囲にある場合にONであり、前記扉が前記第2範囲にあることを検知する第2検知部と、
前記扉を前記開位置から前記閉位置に回動する際、前記モータを前記第1回転速度で駆動し、前記第1検知部がOFFになってから第1所定時間が経過した場合に、前記モータを前記第2回転速度に減速するコントローラと、を備えている、
扉開閉装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記第1所定時間が設定されたタイマをさらに備え、
前記コントローラは、前記第1検知部がOFFになったときに前記タイマによるカウントを開始し、前記第1所定時間がカウントされた場合に、前記モータを前記第2回転速度に減速する、
請求項1に記載の扉開閉装置。
【請求項3】
前記扉開閉機構は、前記モータを停止するためのブレーキをさらに有し、
前記コントローラは、前記扉を前記開位置から前記閉位置に回動する際、前記第2検知部がONになってから第2所定時間が経過した場合に、前記ブレーキにより前記モータの回転を停止する、
請求項1に記載の扉開閉装置。
【請求項4】
前記第2所定時間が設定されたタイマをさらに備え、
前記コントローラは、前記第2検知部がONになったときに前記タイマによるカウントを開始し、前記第2所定時間がカウントされた場合に、前記ブレーキにより前記モータの回転を停止する、
請求項3に記載の扉開閉装置。
【請求項5】
前記伝達機構は、前記枢軸と平行に設けられ回転自在な回転軸と、前記モータの回転により前記回転軸を回転させる歯車機構と、前記回転軸の回転を前記枢軸に伝達するクランク機構と、を有し、
前記第1カム及び前記第2カムは、それぞれ前記回転軸と一体的に回転可能に前記回転軸に設けられている、
請求項1に記載の扉開閉装置。
【請求項6】
前記第1カム及び前記第2カムは、回転位置を調整可能に前記回転軸に設けられ、前記第2カムの回転位置を調整することで、前記第2検知部が検知する前記第2範囲を調整可能である、
請求項5に記載の扉開閉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、扉開閉装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
駅構内や遊戯施設などで改札業務を行う自動改札装置が知られている。自動改札装置は、通常、2台1組で使用され、2台の自動改札装置の間には、利用者が通過する通路が設けられている。各自動改札装置は、筐体と、扉と、扉を回動させる扉開閉機構と、を備えている。利用者が不適正な通過券を提示あるいは投入した場合、左右の扉が閉じられ、通路への利用者の侵入が規制される。これらの扉は、閉動作が開始すると、高速で回動し、中間点に達した後、減速して低速で回動する。これにより、扉が利用者に接触してしまった場合に生じる衝撃を緩和することができる。
【0003】
通常、各扉は、複数、例えば、3つの検知部により回動位置が検知され、検知部による検知に応じて扉の回動速度が制御される。複数の検知部は、扉の開閉に連動して回転するカムを基に回動位置を検知する。一方の自動改札装置における検知部に対するカムの取付け位置が、他方の自動改札装置における検知部に対するカムの取付け位置とずれている場合、扉の開閉タイミングが合わないことや、閉位置が揃わないことがある。
そのため、製造時や保守点検時に、一対の扉における開閉タイミングや閉位置が揃うように、カムの取付け位置を調整する必要がある。しかしながら、カム及び検知部は、筐体内部に位置し、かつ、数mm単位での位置調整が必要であるため、調整作業が煩雑であるとともに時間がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-118091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施形態の課題は、製造時や保守時における作業時間を短縮可能な扉開閉装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る扉開閉装置は、開位置と閉位置との間を回動可能に設けられた扉と、前記扉を駆動するモータと、前記モータの駆動に連動して回転可能に設けられている第1カム及び第2カムと、を有している扉開閉機構と、前記第1カムによってONとOFFとが切り換わり、前記扉が前記開位置から第1所定位置までの間にあることを検知できる第1検知部と、前記第2カムによってONとOFFとが切り換わり、前記扉が第2所定位置から前記閉位置までの間にあることを検知できる第2検知部と、前記扉を前記開位置から前記閉位置に回動させる場合、前記モータを第1回転速度で駆動し、前記第1検知部がOFFになってから第1所定時間が経過した後、前記モータを前記第1回転速度から第2回転速度まで減速するように前記モータを制御するコントローラと、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る自動改札装置を示す斜視図である。
図2は、上記実施形態に係る自動改札装置を複数台並べた状態を示す平面図である。
図3は、上記実施形態に係る自動改札装置の扉開閉装置を示す斜視図である。
図4は、図3に示すB矢視から見た扉開閉装置の側面図である。
図5は、扉が開位置に位置している場合における回転軸、第1カム、及び第1検知部を示す平面図である。
図6は、扉が閉位置に位置している場合における回転軸、第1カム、及び第1検知部を示す平面図である。
図7は、扉が開位置に位置している場合における回転軸、第2カム、及び第2検知部を示す平面図である。
図8は、扉が閉位置に位置している場合における回転軸、第2カム、及び第2検知部を示す平面図である。
図9は、上記実施形態に係る自動改札装置の制御構成を示すブロック図である。
図10は、上記実施形態に係る扉開閉装置の閉動作時におけるタイミングチャートである。
図11は、上記実施形態に係る扉開閉装置の閉動作時におけるフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の趣旨を保っての適宣変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面や説明をより明確にするため、実際の様態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宣省略することがある。
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る自動改札装置について詳細に説明する。
【0009】
図1は、一実施形態に係る自動改札装置10を示す斜視図である。図2は、上記実施形態に係る自動改札装置10を複数台並べた状態を示す平面図である。
図示したように、互いに直交する第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zを定義する。第1方向Xは自動改札装置10の長さ方向に相当し、第2方向Yは自動改札装置10の幅方向に相当し、第3方向Zは自動改札装置10の高さ方向に相当する。
自動改札装置10は、例えば、鉄道駅の改札口などに配置され、利用者の通行(入出場)を許可又は禁止する改札業務を行う。上記利用者とは、例えば、鉄道を利用する旅客(乗降客)、駅構内への入出場者、駅務員、保守作業員などである。
【0010】
図1及び図2に示すように、自動改札装置10は、筐体24、投入部12、読取部14、排出部16、第1表示部18a、第2表示部18b、扉開閉装置21a,21b、複数の高さ検知部22、及び複数の通行検知部23を備えている。
筐体24は、例えば、ほぼ扁平な直方体形状に形成されている。筐体24は、それぞれ設置面に対してほぼ垂直に起立し互いに対向した矩形状の内側面24a及び外側面24bと、設置面とほぼ平行に位置する上面24cと、第1方向Xの一端側に位置しほぼ垂直に起立した一端面24dと、第1方向Xの他端側に位置しほぼ垂直に起立した他端面24eと、を有している。さらに、筐体24は、外側に位置し上面24cよりも第3方向Zに突出したセンサ取付部24fを有している。
(【0011】以降は省略されています)
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