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公開番号2024135184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045746
出願日2023-03-22
発明の名称半導体装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H03K 17/16 20060101AFI20240927BHJP(基本電子回路)
要約【課題】 損失及びノイズの発生を抑制された半導体装置を提供する。
【解決手段】 一実施形態による半導体装置は、充電回路と、放電回路と、検出回路と、記憶回路と、を備える。充電回路は、第1信号及び第2信号に基づいて充電を行う。放電回路は、第3信号に基づいて放電を行う。検出回路は、電位の変化率の変化に基づいて変化するレベルを有する第4信号を出力する。記憶回路は、第5信号及び第4信号を受け取り、第4信号の1回目のエッジに基づいて第5信号のレベルを記憶し、第4信号の2回目のエッジに基づいて、記憶されているレベルに基づく第2信号を出力する。
【選択図】 図3


特許請求の範囲【請求項1】
第1信号及び第2信号に基づいて充電を行う充電回路と、
第3信号に基づいて放電を行う放電回路と、
電位の変化率の変化に基づいて変化するレベルを有する第4信号を出力する検出回路と、
第5信号及び前記第4信号を受け取り、前記第4信号の1回目のエッジに基づいて前記第5信号のレベルを記憶し、前記第4信号の2回目のエッジに基づいて、前記記憶されている前記レベルに基づく前記第2信号を出力する記憶回路と、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記記憶回路は、前記記憶されているレベルの反対のレベルを有する前記第2信号を前記第4信号の前記2回目のエッジから出力し続けるシフトレジスタを備える、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記シフトレジスタは、
前記第5信号及び前記第4信号を受け取り、前記第4信号のエッジのときの前記第5信号のレベルを有する第6信号を出力する第1フリップフロップ回路と、
前記第6信号及び前記第4信号を受け取り、前記第4信号のエッジのときの前記第6信号のレベルの反対のレベルを有する信号を前記第2信号として出力する第2フリップフロップ回路と、
を備える、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
第1ノードをさらに備え、
前記充電回路は、前記第1ノードを充電し、
前記放電回路は、前記第1ノードを放電し、
前記電位は、前記第1ノードの電位である、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記検出回路は、
前記第1ノードと接続された入力を有するハイパスフィルタと、
非反転入力において前記ハイパスフィルタの出力を受け取り、反転入力において第1電圧を受け取り、前記第4信号を出力するコンパレータと、
を含む、
請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記充電回路は、
第2ノードと前記第1ノードとの間に直列接続された第1回路及び第1スイッチ回路と、
前記第2ノードと前記第1ノードとの間に接続された第1トランジスタと、
を含み、
前記第1スイッチ回路は、前記第1信号を受け取り、
前記第1トランジスタは、前記第2信号を受け取るゲートを有する、
請求項4又は5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記放電回路は、前記第1ノードと第3ノードとの間に直列接続された第2回路及び第2スイッチ回路を含み、
前記第2スイッチ回路は、前記第3信号を受け取る、
請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第3信号は、前記第1信号のレベルと反対のレベルを有する、
請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1回路は、定電流回路を備え、
前記第2回路は、定電流回路を備える、
請求項7に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1回路は、抵抗素子を備え、
前記第2回路は、抵抗素子を備える、
請求項7に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
大電流が流れる負荷を駆動するスイッチ回路として、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が知られている。このようなトランジスタのゲートは駆動回路によって駆動され得る。駆動により、トランジスタはオンとオフとの間を切り替わる。駆動回路は、駆動回路及びスイッチ回路での損失並びにノイズの発生を抑制できることが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-45742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
損失及びノイズの発生を抑制された半導体装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態による半導体装置は、充電回路と、放電回路と、検出回路と、記憶回路と、を備える。上記充電回路は、第1信号及び第2信号に基づいて充電を行う。上記放電回路は、第3信号に基づいて放電を行う。上記検出回路は、電位の変化率の変化に基づいて変化するレベルを有する第4信号を出力する。上記記憶回路は、第5信号及び上記第4信号を受け取り、上記第4信号の1回目のエッジに基づいて上記第5信号のレベルを記憶し、上記第4信号の2回目のエッジに基づいて、上記記憶されている上記レベルに基づく上記第2信号を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態の半導体装置を含んだシステムの機能ブロックを示す。
図2は、第1実施形態の半導体装置の機能ブロックを示す。
図3は、第1実施形態の半導体装置を含んだシステムの回路図である。
図4は、第1実施形態の半導体装置の幾つかのノードの電位及び信号を時間に沿って示す。
図5は、第1の参考用の半導体装置及び第1実施形態の半導体装置の幾つかのノードの電位を時間に沿って示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に実施形態が図面を参照して記述される。本明細書及び特許請求の範囲において、或る第1要素が別の第2要素に「接続されている」とは、第1要素が直接的又は常時或いは選択的に導電性となる要素を介して第2要素に接続されていることを含む。
【0008】
1.第1実施形態
1.1.構成(構造)
図1は、第1実施形態の半導体装置1を含んだシステムの機能ブロックを示す。図1に示されるように、システム100は、半導体装置1、スイッチ回路2、及び負荷回路3を含む。
【0009】
半導体装置1は、半導体を含んだ装置である。半導体装置1は、半導体に形成された素子を含み、駆動回路として機能する。半導体装置1は、例えば、半導体チップとして、又は半導体チップ及び外部接続端子を含んだパッケージの形態として実現されることが可能である。半導体装置1は、デジタルの駆動信号φ1及びφ2を受け取る。半導体装置1は、スイッチ回路2と接続されている。半導体装置1は、駆動信号φ1及びφ2に基づいて、スイッチ回路2を制御する。一例において、駆動信号φ1及びφ2は、相補であり、すなわち、互いに反対の論理レベルを有する。
【0010】
スイッチ回路2は、スイッチ回路2中の或る2つのノードを電気的に接続及び切断する。スイッチ回路2は、半導体装置1の制御により動作する。
(【0011】以降は省略されています)

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