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公開番号
2024136995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023048323
出願日
2023-03-24
発明の名称
半導体装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
H01L
29/78 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】オン抵抗を低減した半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態は、半導体部と、第1電極と、第2電極と、第1制御電極と、第2制御電極と、導電部材と、接合部材と、を備える。第1電極、第2電極、第1制御電極および第2制御電極は、半導体部上に設けられる。導電部材は、半導体部の下に設けられる。接合部材は、半導体部と導電部材との間に設けられる。薄肉部の厚さは、搭載部よりも薄い。平面視で、半導体部および導電部材は、矩形であり、導電部材は、半導体部を搭載する搭載部と搭載部を囲む薄肉部を有する。半導体部の頂点は、薄肉部に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面と前記第1面の反対側に位置する第2面とを有する半導体部であって、前記第1面と前記第2面との間に設けられた第1領域と、前記第1面と前記第2面との間に設けられた第2領域と、前記第1領域と前記第2領域とを接続する半導体基板と、を有する半導体部と、
前記第1領域で前記第1面上に設けられた第1電極と、
前記第2領域で前記第1面上に、前記第1電極から離れて設けられた第2電極と、
前記第1領域に設けられ、前記第1電極と前記半導体基板との間に流れる電流を制御する第1制御電極と、
前記第2領域に設けられ、前記第2電極と前記半導体基板との間に流れる電流を制御する第2制御電極と、
前記第2面に対向して配置された第3面と、前記第3面の反対側に位置する第4面と、を有し、前記第3面を介して、前記半導体基板と電気的に接続された導電部材と、
前記半導体基板と前記導電部材との間に設けられた導電性を有する接合部材と、
を備え、
前記導電部材は、
前記第3面と前記第4面との間に設けられた搭載部と、
前記第4面の反対側に位置する第5面を有し、前記第5面と前記第4面との間の厚さが前記搭載部の厚さよりも薄い厚さを有する薄肉部と、
を含み、
前記接合部材は、前記第2面と前記第3面との間に設けられるとともに、前記第2面と前記第5面との間に設けられ、
平面視で、
前記導電部材の外周の形状および前記半導体部の外周の形状は、それぞれ矩形であり、
前記導電部材の4つの第1頂点は、前記半導体部の4つの第2頂点に対応して配置され、
前記導電部材の外周は、前記半導体部の外周に一致するか、前記半導体部の外周よりも外側に位置し、
前記4つの第2頂点のうち、少なくとも1つの第2頂点は、前記薄肉部の領域内に位置するように配置された半導体装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
平面視で、前記4つの第2頂点のそれぞれは、前記薄肉部の領域内に位置するように配置された請求項1記載の半導体装置。
【請求項3】
平面視で、前記半導体部は、前記半導体部の外周が前記薄肉部と前記搭載部との境界を囲み、前記境界の外側に位置するように配置された請求項2記載の半導体装置。
【請求項4】
平面視で、前記薄肉部は、前記4つの第1頂点のうちの少なくとも1つの第1頂点を含む三角形の外周形状を有する請求項3記載の半導体装置。
【請求項5】
第1面と前記第1面の反対側に位置する第2面とを有する半導体部であって、前記第1面と前記第2面との間に設けられた第1領域と、前記第1面と前記第2面との間に設けられた第2領域と、前記第1領域と前記第2領域とを接続する半導体基板と、を有する半導体部と、
前記第1領域で前記第1面上に設けられた第1電極と、
前記第2領域で前記第1面上に、前記第1電極から離れて設けられた第2電極と、
前記第1領域に設けられ、前記第1電極と前記半導体基板との間に流れる電流を制御する第1制御電極と、
前記第2領域に設けられ、前記第2電極と前記半導体基板との間に流れる電流を制御する第2制御電極と、
前記第2面に対向して配置された第3面と、前記第3面の反対側に位置する第4面と、を有し、
前記第3面を介して、前記半導体基板と電気的に接続された導電部材と、
前記半導体基板と前記導電部材との間に配置された導電性を有する接合部材と、
を備え、
前記導電部材は、
前記第3面と前記第4面との間に設けられた搭載部と、
前記第4面の反対側に位置する第5面を有し、前記第5面と前記第4面との間の厚さが前記搭載部の厚さよりも薄い複数の薄肉部と、
を含み、
前記接合部材は、前記第2面と前記第3面との間に設けられるとともに、前記第2面と前記第5面との間に設けられ、
平面視で、
前記導電部材および前記半導体部の外周は、それぞれ矩形であり、
前記導電部材の4つの第1頂点は、前記半導体部の4つの第2頂点に対応して配置され、
前記導電部材の外周は、前記半導体部の外周に一致するか、前記半導体部の外周よりも外側に位置し、
前記4つの第1頂点は、前記複数の薄肉部の領域内にそれぞれ配置された半導体装置。
【請求項6】
前記導電部材は、前記第3面に設けられた溝部を有し、
前記溝部は、前記搭載部から前記薄肉部にわたって設けられ、
前記接合部材は、前記第2面と前記第3面との間に設けられるとともに、前記溝部内に設けられた請求項5記載の半導体装置。
【請求項7】
前記導電部材は、前記第3面に設けられた凹部を有し、
前記溝部は、前記凹部から前記薄肉部にわたって設けられ、
前記接合部材は、前記第2面と前記第3面との間に設けられるとともに、前記凹部内に設けられた請求項6記載の半導体装置。
【請求項8】
前記導電部材は、前記第3面に設けられた複数の溝部を有し、
前記複数の溝部は、互いに分離され、前記4つの第1頂点に向けてそれぞれ配置され、
前記接合部材は、前記第2面と前記第3面との間に設けられるとともに、前記複数の溝部内に設けられた請求項5記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
1つの共通の半導体基板上に、電気的に分離されたソース電極を有する2つのトランジスタを形成し、半導体基板を2つのトランジスタのドレイン電極とした半導体装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3650008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、オン抵抗を低減した半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る半導体装置は、第1面と前記第1面の反対側に位置する第2面とを有する半導体部であって、前記第1面と前記第2面との間に設けられた第1領域と、前記第1面と前記第2面との間に設けられた第2領域と、前記第1領域と前記第2領域とを接続する半導体基板と、を有する半導体部と、前記第1領域で前記第1面上に設けられた第1電極と、前記第2領域で前記第1面上に、前記第1電極から離れて設けられた第2電極と、前記第1領域に設けられ、前記第1電極と前記半導体基板との間に流れる電流を制御する第1制御電極と、前記第2領域に設けられ、前記第2電極と前記半導体基板との間に流れる電流を制御する第2制御電極と、前記第2面に対向して配置された第3面と、前記第3面の反対側に位置する第4面と、を有し、前記第3面を介して、前記半導体基板と電気的に接続された導電部材と、前記半導体基板と前記導電部材との間に設けられた導電性を有する接合部材と、を備える。前記導電部材は、前記第3面と第4面との間に設けられた搭載部と、前記第4面の反対側に位置する第5面を有し、前記第5面と前記第4面との間の厚さが前記搭載部の厚さよりも薄い厚さを有する薄肉部と、を含む。前記接合部材は、前記第2面と前記第3面との間に設けられるとともに、前記第2面と前記第5面との間にも設けられる。平面視で、前記導電部材の外周の形状および前記半導体部の外周の形状は、それぞれ矩形であり、前記導電部材の4つの第1頂点は、前記半導体部の4つの第2頂点に対応して配置され、前記導電部材の外周は、前記半導体部の外周に一致するか、前記半導体部の外周よりも外側に位置し、前記4つの第2頂点のうち、少なくとも1つの第2頂点は、前記薄肉部の領域内に位置するように配置される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な平面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な側面図である。
図1のIII-III線における模式的な断面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的な側面図である。
比較例の半導体装置の一部を例示する模式的な側面図である。
比較例の半導体装置の一部を例示する模式的な側面図である。
第1の実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的な側面図である。
第1の実施形態の変形例に係る半導体装置を例示する模式的な平面図である。
第1の実施形態の他の変形例に係る半導体装置を例示する模式的な平面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な平面図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の一部である導電部材を例示する模式的な斜視図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式図である。
第2の実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式図である。
第2の実施形態の変形例に係る半導体装置を例示する模式的な側面図である。
第2の実施形態の変形例に係る半導体装置の一部を例示する模式的な斜視図である。
第2の実施形態の他の変形例に係る半導体装置を例示する模式的な側面図である。
第2の実施形態の他の変形例に係る半導体装置の一部を例示する模式的な斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
以下の説明および図面において、n
+
、n
-
およびp
+
、pの表記は、各不純物濃度の相対的な高低を表す。すなわち、「+」が付されている表記は、「+」および「-」のいずれも付されていない表記よりも不純物濃度が相対的に高く、「-」が付されている表記は、いずれも付されていない表記よりも不純物濃度が相対的に低いことを示す。これらの表記は、それぞれの領域にp形不純物とn形不純物の両方が含まれている場合には、それらの不純物が補償しあった後の正味の不純物濃度の相対的な高低を表す。なお、キャリア濃度は、実効的な不純物濃度とみなすものとする。
以下で説明する各実施形態について、各半導体領域のp形とn形を反転させて各実施形態を実施してもよい。
【0008】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な平面図である。
図2は、第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的な側面図である。
図3は、図1のIII-III線における模式的な断面図である。
図1~図3に示すように、本実施形態に係る半導体装置1は、半導体部50と、第1電極10と、第2電極20と、第1制御電極71と、第2制御電極72と、導電部材30と、接合部材80と、を備える。第1電極10は、第1ソースパッドS1に電気的に接続されている。第2電極20は、第2ソースパッドS2に電気的に接続されている。第1電極10および第2電極20は、それぞれソース電極として機能する。第1制御電極71は、第1ゲートパッドG1に電気的に接続されている。第2制御電極72は、第2ゲートパッドG2に接続されている。第1制御電極71および第2制御電極72は、ゲート電極として機能する。
【0009】
半導体部50は、導電部材30上に配置される。接合部材80は、半導体部50と導電部材30との間に配置される。半導体部50は、第1面51と第2面52とを有する。第2面52は、第1面51の反対側に位置する面である。
【0010】
以下では、XYZの3次元座標系を用いて説明することがある。X軸およびY軸は、互いに直交する。X軸およびY軸を含む平面は、第1面51または第2面52に平行であるものとする。Z軸は、X軸およびY軸に直交する。第2面52から第1面51に向かう方向をZ軸の正方向とする。Z軸の正方向を「上」、「上方」と呼び、Z軸の負方向を「下」、「下方」と呼ぶことがあるが、これらの呼び方は重力の方向を示すものではない。「上」から見る場合および「下」から見る場合を平面視ということがある。また、XY平面に直交する方向から見る場合を側面視ということがある。
(【0011】以降は省略されています)
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