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公開番号2024135584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046352
出願日2023-03-23
発明の名称ストレージ
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G11B 33/12 20060101AFI20240927BHJP(情報記憶)
要約【課題】液体がフレキシブルプリント回路板と電子部品との間の空間を流れやすくすることができるストレージを提供する。
【解決手段】一つの実施形態に係るストレージは、フレキシブルプリント回路板と、電子部品とを備える。前記フレキシブルプリント回路板は、第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の第1の面に設けられた第1の導電層と、前記第1の面の反対側に位置する前記第1の絶縁層の第2の面に設けられた第2の導電層と、を有し、前記第1の導電層にランドが設けられる。前記第2の導電層が前記第1の絶縁層を介して前記第1の面が向く第1の方向に前記ランドを覆う。前記電子部品は、前記ランドに接合されたピンを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の第1の面に設けられた第1の導電層と、前記第1の面の反対側に位置する前記第1の絶縁層の第2の面に設けられた第2の導電層と、を有し、前記第1の導電層にランドが設けられ、前記第2の導電層が前記第1の絶縁層を介して前記第1の面が向く第1の方向に前記ランドを覆う、フレキシブルプリント回路板と、
前記ランドに接合されたピンを有する電子部品と、
を具備するストレージ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ランドは、前記第1の面に沿う第2の方向に間隔を介して並べられた二つの第1のランドを有し、
前記ピンは、前記第2の方向に間隔を介して並べられるとともに、前記二つの第1のランドに接合された、二つの第1のピンを有し、
前記第1の絶縁層と前記電子部品との間において、前記第1の導電層に、前記二つの第1のランドの間に位置する隙間が設けられた、
請求項1のストレージ。
【請求項3】
前記第2の導電層に、前記第2の方向に間隔を介して並べられた二つの第2のランドと、前記二つの第2のランドの間に位置する隙間と、が設けられ、
前記二つの第2のランドは、前記第1の絶縁層を介して前記第1の方向に前記二つの第1のランドを覆う、
請求項2のストレージ。
【請求項4】
前記第1の方向に見た投影面において、前記二つの第1のランドの形状と、前記二つの第2のランドの形状とが等しい、
請求項3のストレージ。
【請求項5】
前記二つの第2のランドは、前記第1の絶縁層を介して前記第1の方向に前記二つの第1のランドの内側の端部を覆い、前記第1の方向に見た投影面において前記二つの第1のランドの外側の端部から離間している、
請求項3のストレージ。
【請求項6】
前記第1の導電層に、電気信号を伝達する第3のランドが設けられ、
前記電子部品は、前記第3のランドに接合される第2のピンをさらに有し、
前記二つの第2のランドは、グランド電位に設定されるとともに、前記第1の方向に見た投影面において前記第3のランドから離間した、
請求項3のストレージ。
【請求項7】
前記フレキシブルプリント回路板は、前記第1の面を覆う第2の絶縁層をさらに有し、
前記第2の絶縁層に、前記電子部品に覆われた貫通孔が設けられ、
前記第1の方向に見た投影面において、前記第1の面に沿うとともに前記第2の方向と直交する第3の方向における前記貫通孔の端部は、前記電子部品の外に位置する、
請求項2のストレージ。
【請求項8】
前記フレキシブルプリント回路板に取り付けられた第3の面と、前記第3の面から突出する突出部と、を有する壁、
をさらに具備し、
前記フレキシブルプリント回路板は、前記電子部品と前記壁との間に位置し、
前記突出部は、前記第1の絶縁層を介して前記第1の方向に前記二つの第1のランドを覆う、
請求項2のストレージ。
【請求項9】
前記突出部は、前記第2の方向に間隔を介して並べられた二つの突起を有し、
前記壁に、前記二つの突起の間に位置する隙間が設けられた、
請求項8のストレージ。
【請求項10】
前記突出部は、前記第1の絶縁層を介して前記第1の方向に前記電子部品の全体を覆う、
請求項8のストレージ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ストレージに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ハードディスクドライブのようなストレージは、フレキシブルプリント回路板(FPC)と、当該FPCに実装される電子部品とを有する。例えば、電子部品のピンが、FPCに設けられたランドに接合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-010798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ストレージの内部に、液体が導入されることがある。例えば、洗浄液が、ストレージを汚染し得るフラックスのような物質を除去する。しかし、FPCと電子部品との間に隙間があると、液体が流れにくくなり、液体やフラックスが当該隙間に残存してしまう虞がある。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、液体がフレキシブルプリント回路板と電子部品との間の空間を流れやすくすることができるストレージを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの実施形態に係るストレージは、フレキシブルプリント回路板と、電子部品とを備える。前記フレキシブルプリント回路板は、第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の第1の面に設けられた第1の導電層と、前記第1の面の反対側に位置する前記第1の絶縁層の第2の面に設けられた第2の導電層と、を有し、前記第1の導電層にランドが設けられる。前記第2の導電層が前記第1の絶縁層を介して前記第1の面が向く第1の方向に前記ランドを覆う。前記電子部品は、前記ランドに接合されたピンを有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係るHDDを分解して示す例示的な斜視図である。
図2は、第1の実施形態のFPCを示す例示的な平面図である。
図3は、第1の実施形態の第2の接続部の一部を示す例示的な平面図である。
図4は、第1の実施形態の第2の接続部の一部を図3のF4-F4線に沿って示す例示的な断面図である。
図5は、第1の実施形態の中継コネクタを示す例示的な底面図である。
図6は、第2の実施形態に係る第2の接続部の一部を示す例示的な断面図である。
図7は、第3の実施形態に係る第2の接続部の一部を示す例示的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
以下に、第1の実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、本明細書において、実施形態に係る構成要素及び当該要素の説明が、複数の表現で記載されることがある。構成要素及びその説明は、一例であり、本明細書の表現によって限定されない。構成要素は、本明細書におけるものとは異なる名称でも特定され得る。また、構成要素は、本明細書の表現とは異なる表現によっても説明され得る。
【0009】
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)10を分解して示す例示的な斜視図である。HDD10は、ストレージ(補助記憶装置)の一例であり、電子機器、記憶装置、外部記憶装置、又は磁気ディスク装置とも称され得る。なお、ストレージは、HDD10に限られない。例えば、ストレージは、ソリッドステートドライブ(SSD)のような他の装置であっても良い。
【0010】
HDD10は、筐体11と、複数の磁気ディスク12と、スピンドルモータ13と、ヘッドスタックアセンブリ(HSA)14と、ボイスコイルモータ(VCM)15と、ランプロード機構16と、フレキシブルプリント回路板(FPC)17と、プリント回路板(PCB)18とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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