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公開番号2024117133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-29
出願番号2023023049
出願日2023-02-17
発明の名称配電盤
出願人株式会社東芝,東芝インフラシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02B 1/32 20060101AFI20240822BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】実装部品の設計に対する制限を軽減可能な配電盤を得る。
【解決手段】実施形態に係る配電盤は、例えば、筐体と、ベース部と、第1機構と、表示部と、操作部と、を備える。ベース部は、筐体に収容されるとともに第1方向に延びる。第1機構は、第1軸と、アームと、第2軸と、固定板と、を有する。第1軸は、第1方向と交差する第2方向に延びている。アームは、第1軸に回転可能に取り付けられる。第2軸は、第2方向に延びるとともに、アームに取り付けられる。固定板は、第2軸に取り付けられる。表示部は、固定板に取り付けられる。操作部は、固定板に取り付けられるとともに、表示部よりも下方に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体に収容されるとともに第1方向に延びるベース部と、
前記第1方向と交差する第2方向に延びる第1軸と、前記第1軸に回転可能に取り付けられるアームと、前記第2方向に延びるとともに前記アームに取り付けられる第2軸と、前記第2軸に取り付けられる固定板と、を有する第1機構と、
前記固定板に取り付けられる表示部と、
前記固定板に取り付けられるとともに前記表示部より下方に位置する操作部と、
を備える、
配電盤。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記表示部及び前記操作部を囲む壁をさらに備える、
請求項1に記載の配電盤。
【請求項3】
前記ベース部から前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延びるとともに、前記壁を介して前記表示部及び前記操作部が載置する支持部と、
前記第1軸に取り付けられるとともに、前記支持部に沿って前記第3方向に移動可能な第2機構と、
をさらに備える、
請求項2に記載の配電盤。
【請求項4】
前記アームは、伸縮可能である、
請求項1~3のうちいずれか1項に記載の配電盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、配電盤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示灯と、スイッチ等の操作部と、を備える監視盤のような配電盤が知られている。表示灯および操作部は、例えば、筐体に収容されるとともに互いに異なる位置に設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-117632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の配電盤において、例えば、表示灯および操作部は、保守点検時に作業者が作業し易い高さに位置するように設計される。そのため、表示灯および操作部等の実装部品は、予め決められた空間にしか配置することができない。すなわち、配電盤における実装部品の設計は、制限されている。
【0005】
本発明が解決する課題の一例は、実装部品の設計に対する制限を軽減可能な配電盤を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る配電盤は、例えば、筐体と、ベース部と、第1機構と、表示部と、操作部と、を備える。ベース部は、筐体に収容されるとともに第1方向に延びる。第1機構は、第1軸と、アームと、第2軸と、固定板と、を有する。第1軸は、第1方向と交差する第2方向に延びている。アームは、第1軸に回転可能に取り付けられる。第2軸は、第2方向に延びるとともに、アームに取り付けられる。固定板は、第2軸に取り付けられる。表示部は、固定板に取り付けられる。操作部は、固定板に取り付けられるとともに、表示部よりも下方に位置する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の監視盤の正面図である。
図2は、第1実施形態の監視盤の側面図である。
図3は、第2実施形態の監視盤の正面図である。
図4は、第2実施形態の監視盤の側面図である。
図5は、第3実施形態の監視盤の正面図である。
図6は、第3実施形態の監視盤の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施形態)
以下、実施形態に係る監視盤1を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用及び結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。
【0009】
また、以下に開示される複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれる。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
<第1実際形態>
図1は、第1実施形態の監視盤1の正面図であり、図2は、第1実施形態の監視盤1の側面図である。なお、監視盤1は、配電盤の一例である。図1、2に示すように、監視盤1は、筐体10と、パネル11と、表示部12と、操作部13と、プログラマブルコントローラ14と、端子台15と、DINレール16と、配線17と、引出機構18と、を備える。なお、パネル11は、ベース部の一例であり、引出機構18は、第1機構の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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