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公開番号2024133935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043966
出願日2023-03-20
発明の名称基板収容装置及びその製造方法
出願人日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 7/14 20060101AFI20240926BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ケースに基板を配置し易い基板収容装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板収容装置1は、基板10及びケース20を備える。ケース20は、Y方向において互いに対向する第1壁部21及び第2壁部22の間に位置する開口部25と、開口部25から挿入された基板10を収容する基板収容部26と、を備える。第1壁部21には、第2壁部22に向かって突出する突出部が設けられている。突出部は、Z方向において、基板収容部26に収容された基板10と重なる位置にある。第2壁部22には、Z方向において基板収容部26に収容された基板10と重ならない位置にある傾斜部22aが設けられる。傾斜部22aは、Y方向において第1壁部21に近い部分ほど、Z方向における位置が基板収容部26に近くなるように傾斜している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、前記基板を収容するケースと、を備える基板収容装置であって、
前記ケースは、
第1壁部と、
第1の方向において前記第1壁部と対向する第2壁部と、
前記第1壁部と前記第2壁部の間に位置する開口部と、
前記開口部から挿入された前記基板を収容する基板収容部と、を備え、
前記第1壁部には、前記第2壁部に向かって突出する突出部が設けられ、
前記突出部は、前記基板収容部に収容された前記基板の法線方向である第2の方向において、前記基板収容部に収容された前記基板と重なる位置にあり、
前記第2壁部には、前記第2の方向において前記基板収容部に収容された前記基板と重ならない位置にあり、前記第1の方向において前記第1壁部に近い部分ほど、前記第2の方向における位置が前記基板収容部に近くなるように傾斜した傾斜部が設けられる、
基板収容装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第1壁部には、前記第2壁部に向かって突起すると共に、前記第2の方向に延びるリブが設けられ、
前記基板における前記リブに対応する部分には、切り欠きが形成されている、
請求項1に記載の基板収容装置。
【請求項3】
前記ケースに対する前記基板の位置を決めるために、前記基板には孔が形成され、前記基板収容部には前記孔に挿入されるピンが形成され、
前記孔は少なくとも2つあり、前記ピンは前記孔に対応する数だけある、
請求項1又は2に記載の基板収容装置。
【請求項4】
請求項1に記載の基板収容装置の製造方法であって、
前記基板の一端を前記突出部と前記基板収容部の間に入れつつ、前記基板の他端を前記傾斜部で摺動させて押すことにより、前記基板収容部に前記基板を収めるステップを備える、
基板収容装置の製造方法。
【請求項5】
前記基板収容装置において、前記第1壁部には、前記第2壁部に向かって突起すると共に、前記第1の方向に延びるリブが設けられ、前記基板における前記リブに対応する部分には、切り欠きが形成され、
前記ステップでは、前記基板の一端に形成された前記切り欠きを前記リブに接触させる過程を経て、前記基板収容部に前記基板を収める、
請求項4に記載の基板収容装置の製造方法。
【請求項6】
前記基板収容装置において、前記基板には孔が形成され、前記基板収容部には前記孔に挿入されるピンが形成され、前記孔は少なくとも2つあり、前記ピンは前記孔に対応する数だけあり、
前記ステップでは、前記基板収容部に前記基板を収める過程で、前記ピンを前記孔に挿入し、前記ケースに対する前記基板の位置を決める、
請求項4又は5に記載の基板収容装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、基板収容装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、基板を収容するケースを備えるインジケータ装置が記載されている。この装置では、開口したケースの内部に基板を収容する部分が設けられており、組み立て作業時にケースに基板を配置する際には、ケースの開口から当該部分に向かって一方向に基板を挿入すればよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-133657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、装置を省スペースで構成するため、ケースの開口部近傍にボス等の部品が取り付けられる場合がある。この場合、基板をケースの開口から単純に挿入しようとすると、当該部品が基板と干渉し、ケースに基板を収めるのが容易でない虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、ケースに基板を収め易い基板収容装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の第1の観点に係る基板収容装置は、
基板と、前記基板を収容するケースと、を備える基板収容装置であって、
前記ケースは、
第1壁部と、
第1の方向において前記第1壁部と対向する第2壁部と、
前記第1壁部と前記第2壁部の間に位置する開口部と、
前記開口部から挿入された前記基板を収容する基板収容部と、を備え、
前記第1壁部には、前記第2壁部に向かって突出する突出部が設けられ、
前記突出部は、前記基板収容部に収容された前記基板の法線方向である第2の方向において、前記基板収容部に収容された前記基板と重なる位置にあり、
前記第2壁部には、前記第2の方向において前記基板収容部に収容された前記基板と重ならない位置にあり、前記第1の方向において前記第1壁部に近い部分ほど、前記第2の方向における位置が前記基板収容部に近くなるように傾斜した傾斜部が設けられる。
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の第2の観点に係る基板収容装置の製造方法は、
前記第1の観点に係る基板収容装置の製造方法であって、
前記基板の一端を前記突出部と前記基板収容部の間に入れつつ、前記基板の他端を前記傾斜部で摺動させて押すことにより、前記基板収容部に前記基板を収めるステップを備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ケースに基板を収め易い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る基板収容装置の要部斜視図。
同上実施形態に係るケースの要部斜視図。
同上実施形態に係る基板の平面図。
同上実施形態に係るケースに基板を収めるステップを説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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