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公開番号2024133908
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043928
出願日2023-03-20
発明の名称照度測定システム
出願人岩崎電気株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G01J 1/02 20060101AFI20240926BHJP(測定;試験)
要約【課題】水面に対して設定された1以上の測定点の照度を移動装置を使って測定する。
【解決手段】本開示の一態様に係る照度測定システム1は、1以上の測定点Pを含む航行ルートに沿って水上を移動する移動装置と、移動装置に設けられた測定ユニット40と、を備え、測定ユニット40は、照度センサ42と、撮影装置46と、照度センサ42、及び撮影装置46を保持するジンバル機構49と、を備え、照度センサ42が検出軸KAを水平面照度、又は鉛直面照度の測定に対応する方向に向けた姿勢でジンバル機構49に保持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1以上の測定点を含む航行ルートに沿って水上を移動する移動装置と、
前記移動装置に設けられた測定ユニットと、を備え、
前記測定ユニットは、
照度センサと、
撮影装置と、
前記照度センサ、及び前記撮影装置を保持するジンバル機構と、
を備え、
前記照度センサが検出軸を、水平面照度、又は鉛直面照度の測定に対応する方向に向けた姿勢で前記ジンバル機構に保持される
照度測定システム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記移動装置の操縦に係る信号を送信する送信機と、
前記信号を前記移動装置において受信する受信機と、
を備え、
前記受信機は、
前記撮影装置の撮影像を少なくとも含む送信データを前記送信機に送信するテレメトリ伝送装置を備える
請求項1に記載の照度測定システム。
【請求項3】
前記移動装置の無人による移動を制御する航行制御手段と、
前記移動装置の現在位置を検出する位置検出装置と、
前記位置検出装置によって検出された現在位置を補正するための補正データを生成する補正データ生成手段と、を備え、
前記航行制御手段は、
前記補正データに基づいて補正された前記現在位置に基づいて、前記移動装置の無人による移動を制御する
請求項1に記載の照度測定システム。
【請求項4】
前記照度センサの照度検出信号に基づく照度測定値と、前記補正データに基づいて補正された前記現在位置と、に基づいて、前記1以上の測定点での照度を示す照度分布を生成する照度分布生成手段を備える
請求項3に記載の照度測定システム。
【請求項5】
前記撮影装置が撮影軸を前記移動装置の進行方向に向けた姿勢で前記ジンバル機構に保持される
請求項1に記載の照度測定システム。
【請求項6】
前記移動装置には、前記ジンバル機構に所定の姿勢で保持された前記撮影装置の撮影範囲に入る箇所に目印が設けられ、
前記撮影装置の撮影像の表示画面には基準位置が表示され、
前記表示画面内での前記目印と前記基準位置とのそれぞれの相対的な位置関係が、前記ジンバル機構に保持されている前記撮影装置の姿勢と前記所定の姿勢とのズレに対応する
請求項1に記載の照度測定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照度測定システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
施設等の照明設備において、そこに設置された複数の照明器具が予め設計したとおりの機能を発揮しているかを確認するため、被照射面における照度分布の測定が行われている。また、被照射面が比較的広い場合の照度分布を測定する手法として、次の手法が実施されている。すなわち、自身の位置を測定する位置測定装置と、照度を測定する照度計とを、作業者が搭乗する移動装置に設け、作業者の操縦によって移動装置が移動しながら、位置測定装置、及び照度計が、それぞれ、位置情報、及び照度を一定時間ごとに計測し、それぞれが計測結果をログデータに記録する、という手法である。
しかしながら、この手法では、位置情報、及び照度のそれぞれのログデータに記録された膨大なデータから、同一時刻に計測された位置情報と照度とを抽出する、という非常に煩雑な作業を要する。
【0003】
一方、特許文献1には、位置測定装置、及び照度計を自走式の移動装置に搭載し、移動装置が複数の測定点のそれぞれに順次に移動し、各測定点で照度計が照度を測定する照度測定システムが示されている。この照度測定システムによれば、広い範囲の中に設定された多数の測定点のそれぞれでの照度を比較的容易に計測できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6307475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の照度測定システムは、野球場、及び競技場などの地面の照度を測定するものであり、競艇場のコースのように比較的広い水面の照度を測定することについては開示がない。
また、上述の手法によって水面の照度分布を測定する場合、作業者がボートを操縦し、測定点に移動して照度測定を行うことになるが、正確な位置での測定が難しく、また作業者が誤って測定機器などを水面に落下させるおそれもあった。
【0006】
本開示は、水面に対して設定された1以上の測定点の照度を移動装置を使って測定する照度測定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の1つの態様に係る照度測定システムは、1以上の測定点を含む航行ルートに沿って水上を移動する移動装置と、前記移動装置に設けられた測定ユニットと、を備え、前記測定ユニットは、照度センサと、撮影装置と、前記照度センサ、及び前記撮影装置を保持するジンバル機構と、を備え、前記照度センサが検出軸を、水平面照度、又は鉛直面照度の測定に対応する方向に向けた姿勢で前記ジンバル機構に保持される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の1つの態様によれば、水面に対して設定された1以上の測定点の照度を移動装置を使って測定できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る照度測定システムの構成の一例を模式的に示す図である。
第1システムの構成の一例を示す図である。
航行ルートの作成手順についての説明図である。
表示装置における撮影像の表示画面の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本開示に係る好適な形態を説明する。なお、図面において、各部の寸法、及び縮尺が実際と適宜に異なる場合があり、理解を容易にするために模式的に示している部分を含む場合がある。また、以下の説明において、本開示を限定する旨の特段の記載が無い限り、本開示の範囲は以下の説明に記載された形態に限られない。本開示の範囲は当該形態の均等の範囲を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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