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公開番号2024133848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043839
出願日2023-03-20
発明の名称固定台
出願人関西電力送配電株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01C 15/00 20060101AFI20240926BHJP(測定;試験)
要約【課題】測量装置の日常メンテナンスなどの際に、測量装置が転倒するのを確実に防止する。
【解決手段】測量装置101を固定するための固定台1であって、測量装置101の底部103が載置される載置面5を有する台本体2と、測量装置101の底部103を載置面5に設けられた固定エリアFAに固定する固定具3と、測量装置101を乾燥させる乾燥装置4とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
測量装置を固定するための固定台であって、
前記測量装置の底部が載置される載置面を有する台本体と、
前記測量装置の底部を前記載置面に設けられた固定エリアに固定する固定具と、
前記測量装置に気体を吹き付けて乾燥させる乾燥装置とを備えることを特徴とする固定台。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記乾燥装置は、前記載置面に前記気体の吹出口を備える請求項1に記載の固定台。
【請求項3】
前記吹出口は、
前記載置面における前記固定エリアの内側に設けられ、前記測量装置の底面に対して前記気体を吹き出す内側吹出口と、
前記載置面における前記固定エリアの外側に設けられ、前記測量装置の側面に対して前記気体を吹き出す外側吹出口とを備える請求項2に記載の固定台。
【請求項4】
前記測量装置の底部は、平面視で多角形状であり、
前記固定具は、
前記固定エリアに配置された前記測量装置の底部の各辺に沿って延び、前記固定エリアを囲繞する複数の位置決めバーと、
各位置決めバーに設けられ、前記載置面との間で前記測量装置の底部を把持する複数の爪部材とを備える請求項1~3のいずれか1項に記載の固定台。
【請求項5】
前記複数の位置決めバーの一部が、前記載置面に揺動可能に設けられた揺動部材であり、
前記揺動部材の揺動操作によって、前記複数の位置決めバーによって囲繞された前記固定エリアの側方が開閉可能である請求項4に記載の固定台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測量装置の日常メンテナンスなどの際に使用される固定台に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
トランシットなどの測量装置は、複数のレンズ部品などを備えた精密機器である(例えば、特許文献1を参照)。そのため、測量装置に対しては、校正などの精密な定期メンテナンスとは別に、現場での使用後に簡易的な日常メンテナンスが実施されるのが通例である。
【0003】
日常メンテナンスでは、装置の異常や汚れ、損傷等の有無が確認されるのが一般的である。そして、日常メンテナンスの終了後に、測量装置は所定のケースに収納されて保管される。
【0004】
このような日常メンテナンスは、三脚等から取り外された測量装置を机上にそのまま置いた状態で行う場合がある。この場合、測量装置の底部が机と接触する。また、雨天使用後は、日常メンテナンスとして測量装置の乾燥作業も併せて行う。乾燥作業では、机上に置かれた測量装置の水滴をウエス等で拭き取った後、そのまま机上に放置して自然乾燥させる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-153541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般的に、測量装置は、頭部が非常に大きいのに対し、底部(マウント部)は三脚の頭部に搭載できるように非常に小さい。そのため、日常メンテナンス時に測量装置を机上にそのまま置くと、人(作業者)などが不意に測量装置に接触した際に、測量装置が机上で転倒して破損するおそれがある。特に測量装置を自然乾燥させる場合は、測量装置が机上に放置される時間が長くなるため、測量装置の机上での転倒リスクが高くなる。
【0007】
本発明は、測量装置の日常メンテナンスなどの際に、測量装置が転倒するのを確実に防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 上記の課題を解決するために創案された本発明は、測量装置を固定するための固定台であって、測量装置の底部が載置される載置面を有する台本体と、測量装置の底部を載置面に設けられた固定エリアに固定する固定具と、測量装置に対して気体を吹き付けて乾燥させる乾燥装置とを備えることを特徴とする。
【0009】
このようにすれば、机上などの任意の位置に固定台を配置し、固定台の載置面の固定エリアに固定具を用いて測量装置を固定すれば、測量装置が転倒するのを確実に防止できる。また、固定台は、測量装置に対して気体を吹き付けて乾燥させる乾燥装置を備えるため、測量装置の乾燥時間を自然乾燥させる場合に比べて大幅に短縮できる。その結果、測量装置が濡れている場合でも、測量装置を転倒リスクのないケースなどの安全な場所に早期に収納できる。
【0010】
(2) 上記(1)の構成において、乾燥装置は、載置面に気体の吹出口を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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