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公開番号
2024133767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023043730
出願日
2023-03-20
発明の名称
対話システム及びセンタ装置
出願人
セコム株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
G10L
15/22 20060101AFI20240926BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】人的な負担を減らしつつ、一定の質が担保された対話を行うことが可能な対話システムを提供する。
【解決手段】端末装置は、ユーザからのメッセージであるユーザメッセージを入力する入力手段と、入力されたユーザメッセージを送信するメッセージ送信手段と、ユーザメッセージに対する応答メッセージを受信し出力する応答出力手段と、を有し、センタ装置は、端末装置から、ユーザメッセージを受信する受信手段と、ユーザメッセージ及びユーザメッセージに対する応答メッセージを含む対話データを記憶する記憶手段と、ユーザメッセージに基づく1以上の特徴語句の入力をオペレータより受け付ける特徴語句入力手段と、特徴語句を重みづけしてユーザメッセージの特徴量を算出する特徴量算出手段と、算出した特徴量に基づき、ユーザメッセージとの類似度が高い過去のユーザメッセージを含む対話データを記憶手段から検索する検索手段と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
端末装置と、
前記端末装置と通信可能なセンタ装置と、
を具備する対話システムであって、
前記端末装置は、
ユーザからのメッセージであるユーザメッセージを入力する入力手段と、
前記入力されたユーザメッセージを送信するメッセージ送信手段と、
前記ユーザメッセージに対する応答メッセージを受信し出力する応答出力手段と、
を有し、
前記センタ装置は、
前記端末装置から、前記ユーザメッセージを受信する受信手段と、
前記ユーザメッセージ及び前記ユーザメッセージに対する応答メッセージを含む対話データを記憶する記憶手段と、
前記ユーザメッセージに基づく1以上の特徴語句の入力をオペレータより受け付ける特徴語句入力手段と、
前記特徴語句を重みづけして前記ユーザメッセージの特徴量を算出する特徴量算出手段と、
前記算出した特徴量に基づき、前記ユーザメッセージとの類似度が高い過去のユーザメッセージを含む対話データを前記記憶手段から検索する検索手段と、
を有する
対話システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の対話システムであって、
抽出された前記対話データに基づき、前記ユーザメッセージに対する前記応答メッセージの候補である1以上の応答候補を生成する応答候補生成手段
をさらに具備する対話システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の対話システムであって、
前記センタ装置は、
前記ユーザメッセージに含まれる又は前記ユーザメッセージから類推される1以上の特徴語句を抽出する抽出手段と、
抽出した前記1以上の特徴語句を、オペレータが選択可能に表示する特徴語句表示手段と、
をさらに有し、
前記特徴語句入力手段は、前記特徴語句表示手段により表示された前記1以上の特徴語句の中から、1以上の特徴語句の選択をオペレータより受け付け、
前記特徴量算出手段は、前記特徴語句入力手段が選択を受け付けた前記1以上の特徴語句を重みづけして前記ユーザメッセージの特徴量を算出する
対話システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載の対話システムであって、
前記特徴量算出手段は、前記1以上の特徴語句の選択順に応じて重みづけの度合いを異ならせて、前記ユーザメッセージの特徴量を算出する
対話システム。
【請求項5】
請求項1または2に記載の対話システムであって、
前記記憶手段は、
前記受信手段が順次受信する前記ユーザメッセージを含む対話データを蓄積し、
重みづけされた1以上の特徴語句が前記ユーザメッセージに含まれるとき、前記ユーザメッセージに関連付けて、前記特徴量算出手段により前記重みづけして算出された前記ユーザメッセージの特徴量を、さらに蓄積する
対話システム。
【請求項6】
請求項2に記載の対話システムであって、
前記応答候補生成手段は、抽出された前記対話データに含まれる応答メッセージの評価に基づき、1以上の応答候補を生成する
対話システム。
【請求項7】
ユーザと双方向でメッセージのやり取りを行う端末装置から、ユーザメッセージを受信する受信手段と、
前記ユーザメッセージ及び前記ユーザメッセージに対する応答メッセージを含む対話データを記憶する記憶手段と、
前記ユーザメッセージに基づく1以上の特徴語句の入力をオペレータより受け付ける特徴語句入力手段と、
前記特徴語句を重みづけして前記ユーザメッセージの特徴量を算出する特徴量算出手段と、
前記算出した特徴量に基づき、前記ユーザメッセージとの類似度が高い過去のユーザメッセージを含む対話データを前記記憶手段から検索する検索手段と、
を具備するセンタ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声の入出力機能を持つ端末装置を用いた対話システム及びセンタ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
孤独感は認知症等の重大な健康リスクにつながる要因であるが、独居世帯(特に高齢者の独居)の増加と昨今の感染症蔓延リスクの増大とが相まって孤独感が生じやすい状況にあり、孤独感の解消は重要な社会課題となっている。孤独感の解消には雑談等の日常対話が有効と考えられる。
【0003】
そこで、近年、特に独居の高齢者宅に音声の入出力機能を持つ機器(例えば対話型ロボット)を設置して、当該機器を介して音声での雑談等の日常対話をすることで孤独感を解消するコミュニケーションサービスが提案されている。
【0004】
そのシステムでは、ユーザが自宅の機器に話しかけると、その内容が音声認識技術により文字列化されて、サービスを提供する業者の管理センタにメッセージ送信される。管理センタでは、当該メッセージの受信に気が付いたオペレータがセンタ装置に返事を入力して、それがユーザ側に返信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-157419号公報
特開2007-286376号公報
特開2020-77083号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
人手を介した対話サービスや、コミュニケーションロボットによる自動応答対話サービスが行われている。しかし、労働力人口減少に伴う人手不足も同様に社会課題となっており、オペレータの人手による対応には限界がある。一方、人手を介さないコミュニケーションロボットは、対話の質が低い(不適切な応答、定型的な応答など)ことにより、ユーザから敬遠される可能性がある。
【0007】
特許文献1は、オペレータの応答候補を分類(肯定、反論、話題転換)ごとに評価値とともに表示することで、オペレータの応答を支援するUIを提案する。しかしながら、ユーザからのメッセージに対してオペレータが応答する場合、オペレータが逐一、応答メッセージを考えることは負担が大きく、また、オペレータによって応答メッセージの質がバラバラになるおそれがある。特許文献1は、オペレータに対して応答候補を表示するが、オペレータがそれぞれの候補を確認して応答メッセージを決定する必要があるため、依然としてオペレータに負担がある。
【0008】
特許文献2は、ロボットが応答メッセージを決定できない場合に遠隔支援装置に応答の支援を依頼する技術を提案する。しかしながら、雑談等の日常対話のように応答メッセージの適切性についてロボットによる判定が容易ではない対話では、オペレータの負担が過剰になるおそれがある。
【0009】
特許文献3は、オペレータの応答支援において、ユーザが入力した質問文に類似する質問文を取得し、返答文の候補を表示する技術を提案する。ユーザメッセージへの応答にあたって、過去の類似会話における応答を参考にすることで効率的かつ質の担保された応答が可能になる。しかし、ユーザのメッセージが長文の場合などにおいては重要語が埋もれやすく、類似会話が適切に抽出されないおそれがある。
【0010】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、人的な負担を減らしつつ、一定の質が担保された対話を行うことが可能な対話システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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