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公開番号2024133332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024116019,2020101590
出願日2024-07-19,2020-06-11
発明の名称吐出装置
出願人株式会社ダイゾー
代理人個人,個人
主分類B65D 83/42 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】バルブが取り外されることによる原液の漏れ出しを抑制することができる吐出装置を提供する。
【解決手段】容器10内に原液Cと加圧剤Pとを充填し密閉した加圧製品11aと、加圧製品11aを突き破って原液Cを吐出する吐出部材12とを備え、吐出部材12が、原液Cの吐出通路となるバルブ21と、バルブ21を覆い、加圧製品11aに対して着脱可能に取り付けられたキャップ20とを備え、前記バルブ21又は前記加圧製品11aのいずれか一方が、加圧剤Pの圧力に抗してバルブ21の加圧製品11aへの取り付け状態を維持する係合手段Eを備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
容器内に原液と加圧剤とを充填し密閉した加圧製品と、
前記加圧製品を突き破って前記原液を吐出する吐出部材とを備え、
前記吐出部材が、バルブと、前記バルブを覆い、前記加圧製品に対して着脱可能に取り付けられたキャップとを備え、
前記容器が、容器本体と、前記容器本体の開口を塞ぐ蓋体とを備え、
前記蓋体が、前記吐出部材によって突き破られる閉鎖部と、前記閉鎖部が突き破られることで生じる原液の流路を開閉する弁機構とを備え、
前記弁機構は、前記吐出部材の装着により開状態となり、前記吐出部材の取り外しによって閉状態になる、吐出装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
容器内に原液と加圧剤とを充填し密閉した加圧製品と、
前記加圧製品を突き破って前記原液を吐出する吐出部材とを備え、
前記吐出部材が、バルブと、前記バルブを覆い、前記加圧製品に対して着脱可能に取り付けられたキャップとを備え、
前記容器が、容器本体と、前記容器本体の開口を塞ぐ蓋体とを備え、
前記蓋体が、前記吐出部材によって突き破られる閉鎖部と、前記閉鎖部が突き破られることで生じる原液の流路を開閉する封止部材とを備え、
前記封止部材が、前記吐出部材の装着によって前記原液の流路の開状態を維持し、前記吐出部材の取り外しによって前記原液の流路を閉状態とする、吐出装置。
【請求項3】
前記封止部材が、前記吐出部材によって切り離された前記閉鎖部を収容する収容部を備える、請求項2記載の吐出装置。
【請求項4】
容器内に原液と加圧剤とを充填し密閉した加圧製品と、
前記加圧製品を突き破って前記原液を吐出する吐出部材とを備え、
前記吐出部材が、バルブと、前記バルブを覆い、前記加圧製品に対して着脱可能に取り付けられたキャップとを備え、
前記容器が、容器本体と、前記容器本体の開口を塞ぐ蓋体とを備え、
前記蓋体が、前記吐出部材によって突き破られる閉鎖部と、この閉鎖部を覆い前記吐出部材の装着によって開状態を維持し、前記吐出部材の取り外しによって閉状態となる可動蓋とを備えている、吐出装置。
【請求項5】
容器内に原液と加圧剤とを充填し密閉した加圧製品と、
前記加圧製品を突き破って前記原液を吐出する吐出部材とを備え、
前記吐出部材が、バルブと、前記バルブを覆い、前記加圧製品に対して着脱可能に取り付けられたキャップとを備え、
前記容器が、容器本体と、前記容器本体の開口を塞ぐ蓋体とを備え、
前記蓋体が、前記吐出部材の装着によって押し下げられる閉鎖部と、前記閉鎖部の周囲に設けられ前記吐出部材の装着によって貫通孔を形成する薄肉部と、前記閉鎖部の前記蓋体からの脱落を規制する複数の連結部とを備えている、吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は吐出装置に関し、特に、容器内に原液と加圧剤とを充填し密閉した加圧製品と、加圧製品に対して着脱可能な吐出部材とを備えた吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、原液と加圧剤とが充填された容器に対して、バルブを備える吐出部材を取り付けてなる吐出装置が記載されている。この吐出装置では、吐出部材が容器に対して着脱可能とされている。具体的には、吐出部材が、バルブと、このバルブを覆うキャップとを備えており、キャップを容器の首部外周に設けられたネジに螺合することで、吐出部材が容器に取り付けられている。そのため、原液を全て吐出し終えた後に容器から吐出部材を取り外し、新たな容器に付け替えるといった吐出部材の再利用が可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2015/080252号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ただ、特許文献1の吐出装置は、吐出部材を容器に対して単に螺合しているだけであるため、使い終わらないうちに吐出部材を取り外すことも可能である。仮に原液が残った状態でキャップを取り外せば、原液が勢いよく漏れ出す虞がある。
【0005】
本発明は、バルブが取り外されることによる原液の漏れ出しを抑制することができる吐出装置の提供を技術課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の吐出装置10、30、50、60は、容器11内に原液Cと加圧剤Pとを充填し密閉した加圧製品11aと、前記加圧製品11aを突き破って前記原液Cを吐出する吐出部材12、112、212、312とを備え、前記吐出部材12、112、212、312が、バルブ21、121、221、321と、前記バルブ21、121、221、321を覆い、前記加圧製品11aに対して着脱可能に取り付けられたキャップ20、120、320とを備え、前記キャップ20、120、320による前記バルブ21、121、221、321の取り付けに加えて、前記バルブ21、121、221、321の前記加圧製品11aへの取り付け状態を維持するための維持機構Kを備えていることを特徴としている。
【0007】
このような吐出装置では、前記維持機構Kが、前記バルブ21、121、221又は前記加圧製品11aのいずれか一方に設けられ、前記加圧剤Pの圧力に抗して前記バルブ21、121、221の前記加圧製品11aへの取り付け状態を維持する係合手段Eを備えていることが好ましい。
【0008】
また、前記係合手段Eが、前記バルブ21、121、221又は前記加圧製品11aのいずれか一方に設けられ、他方に係合する係合突起27e、15h(18e、18g)を備えていることが好ましい。また、前記係合突起18gがネジ状とされていてもよい。また、前記係合突起27eが前記バルブ21に設けられており、前記バルブ21が前記加圧製品11aを突き破り、前記係合突起27eが突き破りによって生じた貫通孔Hの縁H1に係合していることが好ましい。前記バルブ21が、ハウジング24と、係合突起27eを有し、ハウジング24に対して着脱可能な開封部27とを備えていることが好ましい。また、前記バルブ121、221が前記加圧製品11aに対して係脱可能とされていてもよい。具体的には、前記係合突起15h、18e、18gが前記バルブ121、221と前記加圧製品11aとに設けられており、前記バルブ121、221の係合突起18e、18gと前記加圧製品11aの係合突起15hとが互いに係合することで前記バルブ121、221と前記加圧製品11aとが係合しており、前記バルブ121、221と前記加圧製品11aのいずれか一方の係合突起15h(18e、18g)に隣接して、係合突起15h、18e(18g)同士の係合を解除する係合解除部R(15i(18f、18h))が設けられていることが好ましい。
【0009】
また、前記維持機構Kが、内圧の減少に伴う前記容器11の収縮に連動して内径を小さくする、前記キャップ320の外周に位置する内筒部41を備えていてもよい。また、この場合、前記内筒部41又は前記キャップ320のいずれか一方に、前記内筒部41の内径が小さくなったときにはじめて他方に係合する係合突起41aを備えていることが好ましい。
【0010】
本発明の別の吐出装置70、80は、容器11内に原液Cと加圧剤Pとを充填し密閉した加圧製品11aと、前記加圧製品11aを突き破って前記原液Cを吐出する吐出部材12とを備え、前記吐出部材12が、バルブ21と、前記バルブ21を覆い、前記加圧製品11aに対して着脱可能に取り付けられたキャップ20とを備え、前記容器11が、容器本体16と、前記容器本体16の開口を塞ぐ蓋体415とを備え、前記蓋体415が、前記吐出部材12によって突き破られる閉鎖部15dと、この閉鎖部15dを覆い前記吐出部材12の装着によって開状態を維持し、前記吐出部材12の取り外しによって閉状態となる可動蓋81、91とを備えていることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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