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公開番号2024132433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043185
出願日2023-03-17
発明の名称車両のエクステリアライト構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60Q 1/32 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約【課題】歩行者等の視認者の視線が車体の側面に向く状況においても、視認者が灯体の光を良好に視認することができる車両のエクステリアライト構造を提供する。
【解決手段】エクステリアライト構造は、フェンダー部材とフード部材を備えた車両に搭載される。フェンダー部材は、車体の側部に配置される。フード部材は、フェンダー部材の上部に隣接して配置される。エクステリアライト構造は、灯体22を備える。灯体22は、フェンダー部材の上部と、フード部材の側縁部との間に車体前後方向に略沿って配置される。灯体22は、フェンダー部材とフード部材の間の隙間dを通して車外に光を照射する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車体の側部に配置されるフェンダー部材と、前記フェンダー部材の上部に隣接して配置されるフード部材と、を備えた車両のエクステリアライト構造であって、
灯体を備え、
前記灯体は、前記フェンダー部材の上部と、前記フード部材の側縁部との間に車体前後方向に略沿って配置されるとともに、前記フェンダー部材と前記フード部材の間の隙間を通して車外に光を照射することを特徴とする車両のエクステリアライト構造。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記灯体は、前記フード部材と前記フェンダー部材の少なくとも一方に光を反射させて車外に光を照射することを特徴とする請求項1に記載の車両のエクステリアライト構造。
【請求項3】
前記フェンダー部材と前記フード部材の間の前記隙間には、前記灯体の光を透過し、かつ前記フェンダー部材と前記フード部材に密接する弾性部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のエクステリアライト構造。
【請求項4】
前記フェンダー部材の上部には、前記弾性部材の下方に前記灯体を配置するための灯体配置用凹部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両のエクステリアライト構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のエクステリアライト構造に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両に搭載されるエクステリアライトとして、車両側の外界検知状態を歩行者や他の車両の運転者に知らせる目的で灯体を点灯させるものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載のエクステリアライトは、車両前面の左右の各ヘッドライトの周囲に複数の灯体(コミュニケーションランプ)が配置されている。ヘッドライトの周囲に配置される灯体は、車両が検知手段によって歩行者を検知したときに、その検知状態を歩行者に知らせるように点灯、若しくは、点滅する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/921063号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載のエクステリアライトは、コミュニケーション用の灯体が車両前面のヘッドライトの周囲に配置されている。このため、例えば、車両が交差点で曲がる際等に歩行者の視線が車体の外装側面に向く状況では、コミュニケーション用の灯体の点灯や点滅の状況を歩行者から良好に視認することが難しくなる。
【0006】
そこで本発明は、歩行者等の視認者の視線が車体の外装側面に向く状況においても、視認者が灯体の光を良好に視認することができる車両のエクステリアライト構造を提供しようとするものである。そして、本発明は、延いては交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両のエクステリアライト構造は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両のエクステリアライト構造は、車体の側部に配置されるフェンダー部材(例えば、実施形態のフロントフェンダー10)と、前記フェンダー部材の上部に隣接して配置されるフード部材(例えば、実施形態のフロントフード11)と、を備えた車両のエクステリアライト構造であって、灯体(例えば、実施形態の灯体22)を備え、前記灯体は、前記フェンダー部材の上部と、前記フード部材の側縁部との間に車体前後方向に略沿って配置されるとともに、前記フェンダー部材と前記フード部材の間の隙間(例えば、実施形態の隙間d)を通して車外に光を照射することを特徴とする。
【0008】
上記のエクステリアライト構造では、エクステリアライトの灯体を点灯させると、灯体の光はフェンダー部材とフード部材の間の隙間を通して車外に照射される。この結果、車体の側面に視線が向く視認者からは、フェンダー部材とフード部材の間の境界部が光って良好に見える。
また、本構成のエクステリアライト構造は、エクステリアライトの灯体の点灯時にフェンダー部材とフード部材の間の境界部が光って見えるようにしたものであるため、灯体が外部から見えることによる外観の意匠性が低下するのを抑制することができる。さらに、本構成では、エクステリアライトの灯体が車体の側部から車幅方向外側に突出しないため、灯体によって車幅が拡大されるのを抑制することができる。
【0009】
前記灯体は、前記フード部材と前記フェンダー部材の少なくとも一方に光を反射させて車外に光を照射するようにしても良い。
【0010】
この場合、灯体が発する光は、フード部材とフェンダー部材の少なくとも一方に反射して車外に照射されるため、車体の側部を視認する視認者からは周囲に緩やかに拡散した光として見える。このため、エクステリアライトの点灯時における見栄えを良好にすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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