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公開番号
2024132022
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042642
出願日
2023-03-17
発明の名称
ウォーターサーバー
出願人
株式会社コスモライフ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
3/02 20060101AFI20240920BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】温水注出弁として手動弁を使用し、かつ、温水による幼児のやけど事故を防ぐことができるウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】温水注出弁23は、出水操作部材29を非操作位置から操作位置に移動させる手動の操作力で弁体24を閉弁位置から開弁位置に移動させる手動弁であるウォーターサーバーにおいて、筐体1の上端面は、筐体1の下端から100cm以上の高さに位置し、温水用の出水操作部材29を、筐体1の上端面に配置し、筐体1の上端面に配置された温水用の出水操作部材29と温水注出弁23の弁体24との間を機械的に連結する温水用の操作力伝達機構30を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体(1)と、
前記筐体(1)の内部に配置された温水タンク(5)と、
前記温水タンク(5)内の温水を前記筐体(1)の外部に注出する温水注出路(22)と、
前記温水注出路(22)に設けられた温水注出弁(23)と、を有し、
前記温水注出弁(23)は、前記温水注出路(22)を開閉する温水用の弁体(24)と、非操作位置と操作位置との間で移動可能に設けられた温水用の出水操作部材(29)とを有し、前記温水用の出水操作部材(29)を非操作位置から操作位置に移動させる手動の操作力で前記温水用の弁体(24)を閉弁位置から開弁位置に移動させる手動弁であるウォーターサーバーにおいて、
前記筐体(1)の上端面は、前記筐体(1)の下端から100cm以上の高さに位置し、
前記温水用の出水操作部材(29)を、前記筐体(1)の上端面に配置し、
前記筐体(1)の上端面に配置された前記温水用の出水操作部材(29)と前記温水注出弁(23)の弁体(24)との間を機械的に連結する温水用の操作力伝達機構(30)を設けたことを特徴とするウォーターサーバー。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記温水用の出水操作部材(29)は、前記筐体(1)の上端面に開口する収容孔(31)に上下にスライド可能に収容して設けられ、
前記温水用の弁体(24)と一体に軸方向移動する温水用の弁棒(25)が前記弁体(24)に接続して設けられ、
前記温水用の操作力伝達機構(30)は、前記温水用の出水操作部材(29)の前記収容孔(31)における下方への移動を前記温水用の弁棒(25)の軸方向移動に変換して伝達するように、前記温水用の出水操作部材(29)と前記温水用の弁棒(25)の間を連結するリンク機構である請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記温水用の操作力伝達機構(30)は、前記温水用の出水操作部材(29)に上端が回動可能に連結された上部リンクアーム(32)と、前記上部リンクアーム(32)の下端に一端が回動可能に連結され、前記温水用の弁棒(25)に他端が回動可能に連結された下部リンクアーム(33)とを有し、
前記下部リンクアーム(33)の前記温水用の弁棒(25)との連結部の近傍部分には、前記温水注出弁(23)に設けられた梃子受け面(41)に揺動可能に支持されて梃子の支点となる角部(40)が形成されている請求項2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記筐体(1)の内部に配置された冷水タンク(4)と、
前記冷水タンク(4)内の冷水を前記筐体(1)の外部に注出する冷水注出路(20)と、
前記冷水注出路(20)に設けられた冷水注出弁(21)と、を更に有し、
前記冷水注出弁(21)は、前記冷水注出路(20)を開閉する冷水用の弁体(24)と、非操作位置と操作位置との間で移動可能に設けられた冷水用の出水操作部材(29)とを有し、前記冷水用の出水操作部材(29)を非操作位置から操作位置に移動させる手動の操作力で前記冷水用の弁体(24)を閉弁位置から開弁位置に移動させる手動弁であり、
前記冷水用の出水操作部材(29)を、前記筐体(1)の上端面に配置し、
前記筐体(1)の上端面に配置された前記冷水用の出水操作部材(29)と前記冷水注出弁(21)の弁体(24)との間を機械的に連結する冷水用の操作力伝達機構(30)を設けた請求項1から3のいずれかに記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記冷水用の出水操作部材(29)は、前記筐体(1)の上端面に開口する収容孔(31)に上下にスライド可能に収容して設けられ、
前記冷水用の弁体(24)と一体に軸方向移動する冷水用の弁棒(25)が前記弁体(24)に接続して設けられ、
前記冷水用の操作力伝達機構(30)は、前記冷水用の出水操作部材(29)の前記収容孔(31)における下方への移動を前記冷水用の弁棒(25)の軸方向移動に変換して伝達するように、前記冷水用の出水操作部材(29)と前記冷水用の弁棒(25)の間を連結するリンク機構である請求項4に記載のウォーターサーバー。
【請求項6】
前記冷水用の操作力伝達機構(30)は、前記冷水用の出水操作部材(29)に上端が回動可能に連結された上部リンクアーム(32)と、前記上部リンクアーム(32)の下端に一端が回動可能に連結され、前記冷水用の弁棒(25)に他端が回動可能に連結された下部リンクアーム(33)とを有し、
前記下部リンクアーム(33)の前記冷水用の弁棒(25)との連結部の近傍部分には、前記冷水注出弁(21)に設けられた梃子受け面(41)に支持されて梃子の支点となる角部(40)が形成されている請求項5に記載のウォーターサーバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある。ウォーターサーバーは、一般に、筐体と、筐体の内部に配置された冷水タンクおよび温水タンクと、冷水タンク内の冷水を筐体の外部に注出する冷水注出路と、冷水注出路に設けられた冷水注出弁と、温水タンク内の温水を筐体の外部に注出する温水注出路と、温水注出路に設けられた温水注出弁とを有する。そして、冷水注出弁と温水注出弁を選択的に開弁することで、いつでもすぐに美味しい冷水または温水を注出することができ、優れた利便性をもつ(例えば、特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-166862号公報
特開2021-195146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、温水を注出することができるウォーターサーバーにおいては、幼児が温水を注出してやけどするのを防止するため、一般に、チャイルドロック機能が設けられている。チャイルドロック機能は、ウォーターサーバーから温水を注出するための操作を、2つ以上の操作の組み合わせとすることにより、幼児がウォーターサーバーを操作しても、簡単には温水を注出することができないようにしたものである(例えば、特許文献1、2)。
【0005】
しかしながら、チャイルドロック機能を設けた場合であっても、大人が行なうウォーターサーバーの操作を幼児が見てその操作を真似し、温水でやけどするおそれを完全に無くすのは難しい。
【0006】
ここで、本願の発明者は、大人が行なうウォーターサーバーの操作を幼児が見てその操作を真似するのを防ぐためはどのようにすればよいかを検討した。そして、幼児は背が低いため、視点の高さが低いという点に着眼し、ウォーターサーバーの温水用の出水操作部を、ウォーターサーバーの筐体のうち、幼児の目からは視認しにくい位置(ただし大人の目からは視認しやすい位置)に配置すれば、大人がウォーターサーバーの温水用の出水操作部を操作するときに、幼児からはその操作が見えないので、大人が温水を注出する操作を幼児が見て真似するのを防ぐことができるという着想を得た。
【0007】
一方、ウォーターサーバーは、温水注出弁として電磁弁を使用するタイプのもの(例えば、特許文献1)と、温水注出弁として手動弁を使用するタイプのもの(例えば、特許文献2)とに大別される。
【0008】
温水注出弁として電磁弁を使用するウォーターサーバーは、温水注出弁を電気的に作動させる構成なので、温水用の出水操作部を、温水注出弁から離れた任意の位置に配置することができ、レイアウトの自由度が高いというメリットがあるが、地震や台風などの災害で停電が生じたときに、温水注出弁を開弁することができず、温水タンク内の飲料水を注出することができなくなるというデメリットがある。また、温水注出弁として電磁弁を使用するウォーターサーバーは、温水注出弁を全閉から全開に切り替えることはできるが、その開弁量を調整することができないので、例えば、ウォーターサーバーから注出する温水でコーヒーを淹れようとするときに、温水の単位時間あたりの注出量を調整することができない。
【0009】
一方、温水注出弁として手動弁を使用するウォーターサーバーは、温水用の出水操作部材を非操作位置から操作位置に移動させる手動の操作力で、温水用の弁体を閉弁位置から開弁位置に移動させるので、地震や台風などの災害で停電が生じたときにも、温水注出弁を開弁することが可能であり、温水タンク内の飲料水を注出することができるというメリットがある。また、温水注出弁として手動弁を使用するウォーターサーバーは、温水用の出水操作部材の操作量を調整することで、温水注出弁の開弁量を調整することができるというメリットもある。
【0010】
この発明が解決しようとする課題は、温水注出弁として手動弁を使用し、かつ、温水による幼児のやけど事故を防ぐことができるウォーターサーバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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