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公開番号2024131279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041452
出願日2023-03-16
発明の名称空調システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 7/08 20060101AFI20240920BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】消費電力を抑制することが可能な空調システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の空調システム100は、屋外の屋外空気F1を空調屋内空間81へ搬送する給気風路部21と、空調屋内空間81の屋内空気F2を搬送する排気風路部22と、屋外空気F1と屋内空気F2との間で熱交換する熱交換装置24と、空調屋内空間81を空調する空調装置26と、を備える。空調システム100は、熱交換装置24で熱交換された後の屋内空気F2を交換後空気F3として、隔壁85を介して空調屋内空間81に隣接する隣接屋内空間82に排出する第1モードを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
屋外の屋外空気を空調屋内空間へ搬送する給気風路部と、
前記空調屋内空間の屋内空気を搬送する排気風路部と、
前記屋外空気と前記屋内空気との間で熱交換する熱交換装置と、
前記空調屋内空間を空調する空調装置と、
を備え、
前記熱交換装置で熱交換された後の前記屋内空気を交換後空気として、隔壁を介して前記空調屋内空間に隣接する隣接屋内空間に排出する第1モードを有する空調システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記隣接屋内空間の空気を屋外に排出する強制排気手段をさらに備える、請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記交換後空気を屋外に排出する第2モードを有し、
前記交換後空気の温度と、前記隣接屋内空間の温度との比較結果に基づいて前記第1モードと前記第2モードとを切り替えるモード切替部をさらに備える、請求項1に記載の空調システム。
【請求項4】
前記モード切替部は、前記交換後空気の温度と、前記隣接屋内空間の温度との間の温度差が閾値以上の場合に前記第1モードに切り替え、前記温度差が前記閾値未満の場合に前記第2モードに切り替える、請求項3に記載の空調システム。
【請求項5】
前記交換後空気を、前記隔壁に向けて吹き出す吹出部を有する、請求項1に記載の空調システム。
【請求項6】
前記隣接屋内空間の空気を屋外に排出する強制排気手段をさらに備え、
前記強制排気手段は、前記吹出部よりも高位置に配置される、請求項5に記載の空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空調システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
屋内空間を空調する空調システムが知られている。例えば、特許文献1には、室内の空気と屋外の空気を換気する際に熱交換する全熱交換型の換気装置が記載されている。この装置は、熱交換するための全熱交換素子と、給気ファンモータと、排気ファンモータとを備え、室内の換気負荷に応じて、本体の給気ファンモータと排気ファンモータの回転数を変更する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-173826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、空調システムについて以下の認識を得た。外気温が上がる夏期の場合、天井裏空間は、建物への日射及び外気温からの熱移動によって温度上昇する。天井裏空間が温度上昇すると、天井材を介して階下に隣接する居室に熱移動する。このため、居室空間では、居室空間自体の要因による温度上昇に天井裏空間からの熱移動による温度上昇が加わり、トータルの温度上昇が大きくなる。したがって、居室を空調する空調システムは、天井裏空間からの熱移動に応じて室温を下げるための熱負荷が増え、消費電力が増加する。
【0005】
一方、外気温が下がる冬期の場合、天井裏空間は空調された居室空間よりも低温になるので、居室空間は、天井裏空間からマイナスの熱移動を受け、トータルの温度低下が大きくなる。したがって、空調システムは、天井裏空間からの熱移動に応じて室温を上げるための熱負荷が増え、消費電力が増加する。
これらのことから、発明者らは、空調システムには消費電力を抑制する観点から改善すべき課題があることを認識した。
【0006】
本開示の目的は、消費電力を抑制することが可能な空調システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の空調システムは、屋外の屋外空気を空調屋内空間へ搬送する給気風路部と、空調屋内空間の屋内空気を搬送する排気風路部と、屋外空気と屋内空気との間で熱交換する熱交換装置と、空調屋内空間を空調する空調装置と、を備える。熱交換装置で熱交換された後の屋内空気を交換後空気として、隔壁を介して空調屋内空間に隣接する隣接屋内空間に排出する第1モードを有する。
【0008】
なお、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、消費電力を抑制することが可能な空調システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施例に係る空調システムの第1モードを模式的に示す図である。
図2は、図1の空調システムの第2モードを模式的に示す図である。
図3は、図1の空調システムの第1モードの空気の流れを模式的に示す図である。
図4は、図1の空調システムの動作の一例を示すフローチャートである。
図5は、建物の熱移動を説明する模式図である。
図6は、建物の熱移動を説明する別の模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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