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公開番号2024156438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070897
出願日2023-04-24
発明の名称給湯器
出願人株式会社パロマ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F24H 9/20 20220101AFI20241029BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】高圧コードから信号線にノイズが伝わることを抑制する。
【解決手段】本開示の給湯暖房器1は、燃焼装置17が収納される筐体50の内部に電装基板56が取り付けられる給湯暖房器1であって、電装基板56を収納可能な基板ケース60と、燃焼装置17の点火電極に接続された高圧コード59と、電装基板56上の電子部品57に接続された信号線58と、を備え、基板ケース60は、第1方向に高圧コード59を配索する高圧配索部66と、第1方向に交差する第2方向に信号線58を配索する信号配索部65と、高圧コード59と信号線58を物理的に分離させる仕切り壁67と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
燃焼装置が収納される筐体の内部に電装基板が取り付けられる給湯器であって、
前記電装基板を収納可能な基板ケースと、
前記燃焼装置の点火電極に接続された高圧コードと、
前記電装基板上の電子部品に接続された信号線と、を備え、
前記基板ケースは、第1方向に前記高圧コードを配索する高圧配索部と、前記第1方向に交差する第2方向に前記信号線を配索する信号配索部と、前記高圧コードと前記信号線を物理的に分離させる仕切り壁と、を備える、給湯器。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記高圧配索部は、前記高圧コードの周囲に配された配索壁によって構成され、
前記配索壁の一部が前記仕切り壁を構成している、請求項1に記載の給湯器。
【請求項3】
前記信号配索部は、前記信号線を通すU字状の切り欠きを有する案内壁を一対備え、
前記信号線は、一対の前記切り欠きに通されることで前記第2方向に配索される、請求項1または請求項2に記載の給湯器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
給湯器等の動作を制御する基板の固定構造として、例えば特開2014-22706号公報(下記特許文献1)に記載の熱源機が知られている。この熱源機は、燃焼ガスを生成する燃焼部と、制御装置となるメイン電装基板と、を備えている。メイン電装基板上の電子部品に信号線が接続され、信号線を介して熱源機の各部に動作指令を出すことにより、熱源機が各種運転を実施する。一方、燃焼部には、点火プラグであるイグナイタ-が接続されている。イグナイタ-は高圧ケーブルを備え、この高圧ケーブルは燃焼部の外壁部分を貫通するように取り付けられた点火電極の端子に接続されている。イグナイタ-に通電されると、バーナの近傍で火花が散り、バーナから放出される燃料ガスが着火する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-22706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、高圧コードは点火時にノイズを発生させるため、熱源機内部の部品配置、作業性を考慮した各種配線の引き回しを行う際、信号線の固定が甘いと、信号線の一部が高圧ケーブルと平行に近い状態となり、信号線がノイズを拾いやすくなる。平行に近い状態となることを回避すべく、信号線を高圧ケーブルに対して交差するように配置しても、信号線と高圧ケーブルとの位置が近いと、高圧ケーブルから信号線にノイズが伝わりやすくなり、センサーの読み取り値に悪影響を及ぼすおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の給湯器は、燃焼装置が収納される筐体の内部に電装基板が取り付けられる給湯器であって、前記電装基板を収納可能な基板ケースと、前記燃焼装置の点火電極に接続された高圧コードと、前記電装基板上の電子部品に接続された信号線と、を備え、前記基板ケースは、第1方向に前記高圧コードを配索する高圧配索部と、前記第1方向に交差する第2方向に前記信号線を配索する信号配索部と、前記高圧コードと前記信号線を物理的に分離させる仕切り壁と、を備える、給湯器である。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、高圧コードから信号線にノイズが伝わることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、フロントカバーを外した状態の給湯暖房機の正面図である。
図2は、給湯暖房機の概略構成図である。
図3は、基板ケースの高圧配索部から高圧コードが上方に引き出された様子を示す正面図である。
図4は、高圧コードが高圧配索部によって上下方向に配索され、信号線が信号配索部によって左右方向に配索された様子を斜め上方から見た斜視図である。
図5は、高圧コードと信号線が交差して配索されている様子を示す説明図である。
図6は、高圧コードと信号線が物理的に分離している様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示の給湯器は、燃焼装置が収納される筐体の内部に電装基板が取り付けられる給湯器であって、前記電装基板を収納可能な基板ケースと、前記燃焼装置の点火電極に接続された高圧コードと、前記電装基板上の電子部品に接続された信号線と、を備え、前記基板ケースは、第1方向に前記高圧コードを配索する高圧配索部と、前記第1方向に交差する第2方向に前記信号線を配索する信号配索部と、前記高圧コードと前記信号線を物理的に分離させる仕切り壁と、を備える、給湯器である。
【0009】
高圧コードが高圧配索部によって第1方向に配索され、信号線が信号配索部によって第2方向に配索されているから、高圧コードと信号線を立体交差させることができる。高圧コードと信号線が仕切り壁によって物理的に分離されているから、高圧コードから信号線にノイズが伝わることを回避できる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記高圧配索部は、前記高圧コードの周囲に配された配索壁によって構成され、前記配索壁の一部が前記仕切り壁を構成していることが好ましい。
配索壁の一部が仕切り壁を構成しているから、配索壁とは別に仕切り壁を設けなくてもよく、基板ケースの構成を簡素化できる。
(【0011】以降は省略されています)

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